優雅で可憐で眩しい! こんな豪華なキャスティング二度とないでしょう。 それにしてもドヌーヴの美しさ。
ブリュノは優しい心を持っている。どの場面においても。ただ、それを使うタイミングと方向がズレてしまう。誰にでも起こり得ることだ。ブリュノだけを責めることはできない。
身体の芯まで冷える映像。人の弱みを握る大人と、人に弱みを見せない子供。 石を積むシーンの悲しさたるや。
ニヤニヤせずには観られない。
監督もし”生きてたなら”現代版で撮ってほしい(上映禁止かも)。
爆撃機の計器の確認とか全部撮ろうとするのが愛おしい。
最近のギャングのお仕事は大変なんですって。
無駄な表現が無くて気持ちいい。
いろいろ衝撃。でも一貫してレフン。
トムハーディなくしてこの仕上がりにはならなかったであろう。
"痛さ" や "臭さ" をダイレクトに感じる撮り方
そして登場人物の「泣いても謝っても無理なんです」って空気の作り方が素晴らしい。
掘ったり埋めたり隠したり。それぞれの人物が自分を納得させるために行動するところが憎めなくてイイ。
部屋と男とブロンドと。後半から犯人がんばってー!と応援したくなる展開。一番かわいそうなのは殺された人物w