薩摩のブニセさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

薩摩のブニセ

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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.5

任侠もの、と分類していいのかわからないけど初めて観た任侠もの
ストーリーが特段冴えている訳ではないが、俳優陣が豪華
高倉健とアンディ・ガルシアが別ベクトルながらどちらもカッコ良すぎる

正欲(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ポリコレやLGBTQの声が大きい昨今、なんとなく感じてた自分の中の違和感にポーンと当てはまった
他人に危害を加えないならフェティシズムが否定されない世であって欲しい、自分にもマイノリティーな性癖はある
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

また和製ゴジラを映画館で観られることに感謝
どうしてもシン・ゴジラと比べてしまうけど、シンが感情のない無機質な怖さを持つゴジラVS官だったのに対し、ー1.0は明確に人間を襲おうとするゴジラVS民で違う
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ムラや因習的なサスペンスと思って観始めたら、SFのようなホラーのような不思議な体験
出てくる6人の女は唄うどころかまともに喋らない
正体は物語中は明言はされなかったけど、最後の役名で確信に
ナマズの女
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

ベスト映画に挙げる人も多い映画だけれど観たことなく、午前10時の映画祭で初めて鑑賞
有名な脱獄シーンを大画面で観ることができてよかった
希望をもつことを説教的に啓蒙するものではなく、主任にアドバイスし
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

人間対AIものの王道のようなお話
映像は綺麗で迫力ある
日本が舞台のシーンでは看板やテレビに映る変な日本語が気になる
渡辺謙の日本が流暢な分、余計に
アルフィーが遊星王子?みたいな昔の特撮をみてるシー
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悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

3.4

カルト集団にターミネーター的に追い回されるのではなく、そこら中にカルトが紛れていて常に狙われているスリルがあった
いわゆるB級ではあるけれど、気味の悪い緊迫感が続く
逃亡やクライマックスにバイクアクシ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.8

アイナ・ジ・エンドの歌声が好きなので十二分に堪能できた
キリエとルカをどちらもアイナが演じてるせいで、時系列が混乱するタイミングはある
ただ歌を歌いたいキリエとそれを利用したい人々、救われる人々の入り
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.9

オープニングの9秒アクションシーンもよいが、確殺のホラーじみたアクションがかっこいい
ラストオーバードーズで死を待つのみのチンピラを追い回すシーンは特にホラー
どんなにチンピラが暴れてても「あー、最後
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

もはや疫病神の様相を呈してきたジョン・ウィック
ようやく心に平穏が訪れたようで何より
アクション盛り盛りで特にドラゴンブレスを使ったシーンは派手でよかった
真田広之はじめ、ネオオーサカみたいな日本の描
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

冴えない男の派手な復讐アクション!
それ以外に難しいストーリーなし!
でも、ババヤガさんやマッコールさんと比べて、なんというか、逆ギレ感があるというか

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.7

ありがちなB級アニマルパニックと思って観たら意外や意外、しっかりした作りでした
悪ガキや売人、警察とそれぞれの目線で群像劇のようにストーリーが重なっていくのがいい
クマの餌は登場した瞬間に「あ、こいつ
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.4

あまりディズニーに親しみのない自分からすると、ホラー要素は薄く、優等生な仕上がりでオチは弱めという印象
吹き替えは少し棒読みが気になる
詐欺師がいいキャラだった

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ホラーの空気が強く、推理自体は割とあっさり気味
子離れできない親は怖いですね

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.5

メガロドンだけではなくいろんなモンスターが出てくるけれど、ステイサムにかかればちっとも怖くないぜ!
前作から派手にパワーアップしてました

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.8

童夢にヒントを得た、というのはよく分かる
ラストバトル(?)のシーンはまさにそのまま
超能力を手に入れた子供達のひと夏の物語、といえば爽やかに聞こえるけれど、子供らしい残忍で陰鬱とした雰囲気に仕上がっ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

アステロイドシティを舞台にした演劇とその裏側が交互に描かれている構造
正直ストーリーはよく理解できていない
けれど、映画としてつまらなかったかといわれるとそうではなく、画面の色彩や会話の妙なユニークさ
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アルゴ探検隊の大冒険(1963年製作の映画)

3.2

まぁストーリーは一旦置いといてストップモーションを利用した特撮は一見の価値あり
短い時間にテイロスやパーピー、ハイドラ、骸骨と見所を詰め込んでいる
CGも発達していない時代の作品だけれどアイデアと技術
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シャーク・ド・フランス(2022年製作の映画)

3.4

ジョーズのアウトラインをなぞりつつも主人公を追い詰めるのが風評被害だったり動物愛護だったりよきスパイスがあった
全体的には刺激に乏しい印象もあるけれど、しっかりとまとまってる
旦那が無事そうで何より

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.5

やはり日本の特撮の技術は失われてはいけない
土砂崩れのシーンなどは臨場感溢れている
ミステリアンのデザインはムムムだけれど
あとモゲラかわいい

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.4

白いドレスを血に染めながらアクションする綾瀬はるかを見るための映画

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.4

ビーストウォーズ世代
チータスが「〜じゃん」口調だったのは嬉しかったけど、ライノックスの「〜ダナ」も聞きたかったところ
全体的にビースト勢の出番が思ったより少なくて残念
画面の迫力は流石

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.6

ビースト覚醒の前の予習として視聴
トランスフォーマーシリーズは3作目あたりから離れてしまったけど、今作は登場人物も多くなく、アクションも見やすかった
バンブルビーがかわいい

映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なんかいきなり福くん役の福くんが出てきて驚いた
時系列がよくわからないけど、最終回後?パラレル?いずれにしてもロポやケイロウなどの復活は嬉しい
バッファとおバカエースとのやりとりが一番つぼ
全体的に明
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モンスター上司2(2014年製作の映画)

3.4

もはや上司ではないけれど続編として真っ当
前作から引き続き下品なジョークに溢れている
ただ3バカはこれほどバカだったかしら
一部バカ過ぎてイライラしてしまった

トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~(2022年製作の映画)

3.4

三谷幸喜×中国映画が気になって鑑賞
背景がセットっぽさ全開なのが、意図的なのでしょうが、ずっと気になってしまった
思わず笑うシーンが多かったけれど、特にナイフペロペロシーンはよい

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.4

思ってたよりファンタジーだった
時間がとまる理屈がユーモアで好き
昼に打ち上げた花火が夜に輝くのはおぉ上手く綺麗なシーンでした
後半の清原果耶パートが謎解き?パート
日焼けした清原果耶も可愛かった

大脱走(1963年製作の映画)

3.9

何か目的があって脱走するものかと思っていたけれど、脱走それ自体が目的でした
戦争背景の映画だけれどある種の軽やかさが魅力的
それも脱走してめでたしめでたしではなく、むしろ脱走後から時代らしい暗さ、悲惨
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.0

もっとプーさんを生かしたスプラッターをして欲しかったかな
なんか薬で眠らせたりわざわざ縛って車で轢いたり変な顔の普通の人という感じ
ただあの顔で人を襲うのはちょっと笑えました
続編するつもりかしら

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.5

パワハラvsセクハラvsバカハラ
セクハラが一番キツいかな
下品さはちょうどいい
バタバタとドミノ倒しみたいに展開するのは好みでした

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

勝手に「まーた多次元宇宙かー」と誤解してたらタイムスリップでした
時間逆行のビジュアルは流石でした
スーパーガールはアレっきりなんですかね
これでDCも仕切り直し?

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

映像表現としてアニメの凄さを思い知った
前後編の前編はスパイダーグウェンがある種主人公みたいな感じでした
それにしてもベンおじさんやメイおばさんが死ぬのがスパイダーマンの必定だなんて
マイルズが運命に
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

単なる悪霊的な人形ではなく一応主人を守る目的が暴走した人形の話。クラウドと繋がった時点でオチは予想できた。無表情なのに人間的な動きをするミーガンは怖かったが、もう少しミーガン大殺戮フィーバータイムがあ>>続きを読む

波紋(2023年製作の映画)

3.7

これを観た人はみなさん誰に感情移入するのでしょう。デマに流されやすく、新興宗教にハマる主人公には嫌悪感を抱き、自分と立場の近い息子に共感してしまう。
主人公のささやかな仕返しなどブラックユーモアにはく
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「怪物」という題と予告で印象的だった怪物だーれだ、のセリフから誰が悪役だ?って犯人探ししながら観始めてしまった。
特段悪いヤツがいるわけではなく、それぞれが少しだけ歪で、その歪さが互いを怪物にみせてい
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4

岸辺露伴を見事に実写化したドラマシリーズの映画化
露伴先生が強すぎて危機感ないけれどスタンドを出さずに上手く実写に落とし込んでいたと思う
ルーブルでのシーンは流石に綺麗でした