薩摩のブニセさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

薩摩のブニセ

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少年と犬(1975年製作の映画)

3.4

無秩序な地上と全てが管理された地下とどちらもディストピアな世界を前半後半で描写してありどこか寓話的
少年と犬の掛け合いが心地よく、ラストのブラックなオチも良い

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中まで前作主人公かと見間違ってました
アクションはワイヤー駆使して見応えがあったけれど少し見にくかった
対して主人公は静のアクションで対比が目立つ
それにしても敵がずっと三下感
前作主人公登場は盛り
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.7

ずっとスリリング&バイオレンス
最後まで行くってそういう、、、
綾野剛の狂気の演技がよい
藤井監督の作品を見るのは2作目だけれど、どちらも好みの作品
悪事は計画的に
その場限りで取り繕っていては砂漠か
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.4

不思議な設定のお話だが今の時代に観ても十分面白い
突然商品の宣伝を始めるシーンは個人的ハイライト
実際に見世物であると気づいたら発狂しそう
番組スタッフに何の罰もなく終わるが、箱庭の中の男が自由のため
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.4

下半身がぶりつき、動きを操って自殺、足で締め殺すくらいは予想してたけど、社会の窓で噛みちぎるとは、、、ジーンズの特性を生かした殺し方はよい
案外社会派メッセージも込められてて良作
何気にエンドロールの
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

シリーズものの有利な点というか、どのメンバーも成長を感じられた
アクションとコメディのバランスも良い
終盤の通路での戦闘シーンは最高
GOGの完結編としてどのキャラも死にそう、と思わせといて脱落者なく
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.3

すごくマリオに思い入れがあるわけではないおじさんには微妙にノリが合わなかったけれど、周りの子供達は笑い声が聞こえたのでヨシ
マリオやルイージなどお馴染みのキャラがしっかり動いているのは感慨深い
あとク
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

過激派ヴィーガンへの憎悪が詰まった面白いスラッシャー映画だと思っていたら存外しっかりしたデキ
2人目をハムにするまでは悩んでいたけれど、その後タガが外れてまるで屠殺の様にヴィーガンを始末していく描写が
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

最初、「あれ、これって横浜流星のはずだよな、、、?」というくらいやさぐれている
閉鎖された空間の底に澱んだもののうち、良さげに見えるものが能のような伝統、目も当てられないものがムラの陰鬱な因習なのでし
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

主人公の人生の一コマを切り取った印象
派手な演出ではないけれど、着実な環境の変化とケイコの心境の変化を丁寧に描いている
主演の岸井さんの目が好きでした

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.6

前作から会話劇のボリュームアップ、アクションもしっかり見応えがある
ベイビーわるきゅーれの続編として期待通りの作品
このままシリーズ化するのかな

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

3.3

メーサー兵器の記念すべきデビュー作ということで鑑賞
もちろん粗は目立つのだけれど、それよりも特撮の技術に驚く
人を食べるシーンが当時の人々のトラウマになったというのも納得
こうした技術は失われないでほ
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.4

ニコラス・ケイジによるニコラス・ケイジのための映画
どこまでニコラス・ケイジを反映しているのかしら
映画自体も過去のニコラス作品に触れながら家族との関係を軸にアクションとコメディがちょうどよいバランス

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.2

理屈を求める映画ではないとは思っていたけれど、思ってたより宗教感?
終末の映画に武器を持った4人が訪れるってことで黙示録の四騎士?くらいは察したけど、もっとネタがあったのかしら
ディザスターの映像がそ
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.4

何も考えずぽけーっと楽しめる下ネタ多め作品
充電ケーブル抜き差しが一番笑った
コメディだけど少しアプローチ変えたらホラーになりそう

バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

3.7

権力に囚われず、逆らい、一種の偶像となって超スピードでひたすらブッ飛ばし、自由を得たお話
あの当時の時代背景を理解or経験していたらもっと楽しめたのでしょう
ただ細かい背景は分からずともあの乾いた大地
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

下品!3部構成だけど特に第2部が常軌を逸した下品さ
話自体は男女平等や経済格差、ルッキズムへのがわかりやすい皮肉かな
どんな状況になっても人が集まれば格差ができるもの
ラストはぶつ切りだったけれどヤヤ
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

重々しいDC、明るいMCUの印象が最近は入れ替わってる印象
シャザムの続編として期待していたものをしっかりお出ししてくれた
ヒーローモノに思春期要素入るとムズムズするけど好き
ワンダーウーマンは一度ス
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

レッツゴー‼︎ライダーキックというよりロンリー仮面ライダーって感じ
庵野監督のオタク愛が濃い濃い
多分ゴジラやウルトラマンほど一般ウケはしない
その分振り落とされなければサイクロン号の如く感動のラスト
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.5

専門用語飛び交う映画
作中でも説明はマーゴットロビーやセレーナゴメスが説明してくれたけど金融に詳しければまた違って見えたでしょう
多数派に流されず、自分で精査した情報を信じないと
あとリーマンショック
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Winny(2023年製作の映画)

3.8

自分としてはあまり明るくない分野の実話を基にした映画
何となくwinnyというソフトの開発者が逮捕された、というニュースを見た記憶がある
「未来の開発者達のために」闘うエンターテイメントととして十分昇
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

マルチバースの自分のスキルを使ったアクションは、スイッチとなる行動も含めて面白い
予告にもあったソーセージ指のバースが思ったより長くて気持ち悪かった
そして全体的にお下品だった
メッセージはすこし難し
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

下品でグロいダイハード+ホームアローン
最近観た洋画、みんなゲロ吐いてる
アクションも季節柄のアイテム使ってていい感じ
惜しむらくは3月公開だったこと

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.4

いいB級映画
狭い空間でのクロエグレースモレッツのアップが続いて幸せ
後半はクロエグレースモレッツの大活躍と、登場した時から「ああ、これこれやられ役だな」と思ったバカでゲスな男達が案の定ばたばた死にま
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

軽快なコメディ、タイムループもの
一見楽しそうだけれど、自分だと何万回と同じ日を繰り返したら精神崩壊する自信がある
ループの解決策がある意味真っ当な力技なのが好き

バビロン(2021年製作の映画)

3.9

サイレントからトーキーへ移り変わる、映画の変革期において、自分の欲に狂い、映画への夢に忠実に生きてきた人たちのお話
前半の下品と混沌のパーティーから後半の一見上品で整然としたパーティーに、映画業界だけ
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キラーソファ(2019年製作の映画)

3.1

ソファがバクバク人を食い荒らすホラーかと思ったら、黒魔術強めのオカルト強めの作品だった。人間椅子。ソファであることを生かした襲い方はなかったけれど、映画としてまともだった。ソファの瞳がキュート

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.2

色んな人が言う通り、確かにSW。フェーズ5の幕開けして、カーンとの因縁、アントマンならではの家族の物語を絡めてきている。アクション自体は嫌いではないけれど、グリーンバックというか、量子世界を背景にした>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです
でも、主人公の独白で物語が進む構成ってだけで、あーどんでん返しだろうなー、の感想
1度目のどんでん返しも、これじゃあまりに呆気なさすぎだからまだ何かあるだろうな、あいつが共犯かなー、と
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.2

地方では映画館でゾンビ映画を見られることが少ないので飛びついたけれど、ドラマシリーズの劇場版だったようで
これは、、、ゾンビ、、、?まぁ死体が動いてたらゾンビか
ゾンビによるタクシー強奪→カーチェイス
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リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ(2023年製作の映画)

3.0

本編はその場のノリ重視だったのか設定がグズグズだったので、Vシネくらいの長さがいいのかもしれない
大二とカゲロウの関係性だけで満足かな

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.0

ともすれば暗くなってしまいそうなテーマだけれど、ユルい笑いを織り交ぜた高校生の一夏の冒険として描いた作品
主人公と生みの親の距離が少しずつ縮まっていく様子、画面の中の人たちの生活が伝わる様子がよい
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

内戦をまさに対岸の火事でみていた小さな島で起こった男2人の戦争
小さなムラの鬱々しさの描写が良い
どちらの考えもわかるけれど、だから暴力はなくならない、って寓話的
タイトルは精霊だけど、原題はバンシー
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

モノづくりの映画はイイ
理想と現実の狭間で熱く戦う表現者大好き

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

2.4

原作の空気感が好きで観に行きました
なんでもかんでもロマンスを入れようとするよはよくないことだと思うよ
アクションも「キックアスがしたかったのかしら」とは思う
橋本環奈はかわいい

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.2

大量のゾンビと派手なアクション
だけれども、却ってユニークさがなくなりフツーの(画面は豪華だけれど)ゾンビ映画になってしまった印象
もちろん、ゾンビ映画として最高に質は高い