NNNさんの映画レビュー・感想・評価

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封印された部屋(1909年製作の映画)

3.0

備忘録↓
西洋風の衣装。人がどんどん少なくなっていき、ギター弾きの男と浮気する女。密会現場の出入口をレンガで封鎖され、塗り固められる。もがき苦しむ男女の身振り手振りの演技。カーテンを引っ張ると壁があら
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Balked at the Altar(原題)(1908年製作の映画)

-

あまりにひどい画質だったため、採点せず。

備忘録↓
女が玄関先で本を読んでいる。袋を担いだ男が訪ねてくるも、出てきた女に袋を蹴飛ばされ、追い返される。協会。人々が走り出し、柵をこえてワチャワチャ転が
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The Black Viper(原題)(1908年製作の映画)

3.0

備忘録↓
建物から出てきた女につきまとう男。女を助ける男。急斜面の岩場における追跡劇。岩を投げる。小屋の壁に木の枝を積み重ね、火をつける。屋根の上の乱闘。煙にまかれ、男が仰向けにひっくり返る。

女の叫び(1911年製作の映画)

3.0

『The Lonely Villa』から2年後の作品。物語の構造に共通点はあるものの何かしら複雑になっており、画面で何が起きているのかやや判別しにくい瞬間があった。演出にユーモアを感じると同時に上映時>>続きを読む

小麦の買占め(1909年製作の映画)

3.0

備忘録↓
2ショット目の種まきにて、1分超えの長回し(画面左下をインアウトするフレームの使い方も)。ドレスを着た女たちとスーツの男たちが乾杯する。パン屋に並ぶ行列。男が小麦の中に落下する。

The Lonely Villa(原題)(1909年製作の映画)

3.2

備忘録↓
草の陰にて腰を屈める怪しげな男3人組。テラス。廊下。リビング。画面に背を向けるメアリー・ピックフォードの娘役のポーズ。男たちが玄関ドアを "倒して" 入ってくる。ドアをテーブル、ソファでおさ
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A Calamitous Elopement(原題)(1908年製作の映画)

2.8

備忘録↓
梯子をつたってベランダから降りる。男が箱の中に入る。拳銃を持って出てくる。トランクに物をつめる。コートを羽織り、帽子をかぶる。葉巻に火をつけトランクを持って出ていく。

The Golden Louis(原題)(1909年製作の映画)

-

あまりにひどい画質だったため、採点せず。

備忘録↓
雪の積もる階段、窓辺、社交場。3つの空間を行き来する。

The Curtain Pole(原題)(1909年製作の映画)

3.2

備忘録↓
追いかけてくる人がどんどん増えてくる。天井から粉(?)が落ちてきて真っ白になる。逆回し(?)の馬車。ラスト、バストショット。

競泳選手ジャン・タリス(1931年製作の映画)

4.2

備忘録↓
冒頭、早回し競泳シーン。ジャン・タリス登場ショットにおける光の感触、白さ。スローモーション。4分過ぎ、水中の足の運動を積み重ねるショット。ラスト、逆回し後のオーバーラップ。

悪夢(1896年製作の映画)

-

ジャンプカットによる悪夢の連鎖。最初期の作品の中では群を抜いてコンテンツ風。

港を離れる小舟(1895年製作の映画)

-

転覆しそうなほどグワンと揺れたところでFINが入る。

馬芸(1895年製作の映画)

-

馬に乗ろうと何度も試みる男。真っ白な衣装。

ポーター 鷲の巣から救われて(1908年製作の映画)

2.8

画面奥を飛んでいた、言わば "背景" に過ぎなかった鳥が急にフレームインし赤ん坊をさらっていくという演出。

見えざる敵(1912年製作の映画)

3.4

『映画に愛をこめて アメリカの夜』(73年)の冒頭の写真を思い出した。指先にグワ~ッと力がこもっているやつ。

備忘録↓
・机の上の紙がぴらぴら。とうもろこし畑。壁穴からの拳銃クロースアップ。電話。ク
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ドリーの冒険(1908年製作の映画)

3.6

誰がDollieなのか?? 中心として撮られていないため、すぐにはわからない。

映画史最初期の The Adventures が "巻き込まれ型" である点にハッとする。

備忘録↓
・釣り竿。物売
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王女メディア(1969年製作の映画)

2.4

ごつごつした岩肌の地形とエキゾチックな衣装に興味を惹かれはするものの、締まりの無い役者の身体と微かに揺れ続けるフレームに鬱憤を溜め続ける。

作り笑いを浮かべる人々、奇声をあげて走り出したり、突然倒れ
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道化師の夜(1953年製作の映画)

2.8

『不良少女モニカ 』に続いて、ハリエット・アンデルセンの女性像が新鮮だったとかなのかな?? 前髪パッツンで後半部では胸元があらわになっている衣装を着ている。良さを掴めません。見ていられないってほどでは>>続きを読む

トラック野郎 天下御免(1976年製作の映画)

3.4

のっけからネタにまみれてて疲弊しきっていたが、灰皿とカップを間違えてかき混ぜている桃次郎を見ていたら、その出鱈目さが逆に面白く思えてきた。

かなりどうでもいいキャラに思われていた女トラック野郎が実は
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

4.6

中盤、アステアとシド・チャリシ―が喧嘩し、出ていこうとする二人をオスカー・レヴァント(ジョン・カサヴェテスに似てる人)が引き止め、大部屋の中へとグワーッと押し込むシーンがある。あそこからトーンが変わる>>続きを読む

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.0

牢屋の中で女が踊っている。白衣の人間がいるから収容病棟か何かなんだろう。牢屋にわちゃわちゃ人が集まってくる。神輿。女が踊っている。白衣の男とおじさんがもみくちゃになっている。車が何台か到着するとオーバ>>続きを読む

一晩中(1982年製作の映画)

4.6

アケルマン3本目ですが、もうダントツで本作がいいです。『ジャンヌ・ディエルマン』より遥かにいい。

被写体を包み込む闇の肌触りに映画を感じます。オムニバスとか群像劇という言葉では括れないですね。 "夜
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おかあさん(1952年製作の映画)

4.8

日本映画最盛期のスタッフの力量をひしひしと感じる。何でもないホームドラマなのにエモーショナル。面白すぎる。ずるいでしょ。

兄が亡くなり、力こぶを見せていたポパイのお父さんが病に倒れ、妹は養子に出され
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

2.8

スタイル模索中ってことか~。処女作におけるブレッソン風の硬質なタッチから一転してインディーズ映画に毛が生えたようなゆる~い "雰囲気系" に。物語もショットも崩しにかかっている。今のカウリスマキの原型>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.0

テニスコート客席のショットをはじめとし、ロバート・ウォーカーがファーリー・グレンジャーをつけ回して監視するショットは絵面が面白いけど、巻き込まれモノとしての "引力" は他のヒッチコック作品と比べて今>>続きを読む

デブ君の入婿(1917年製作の映画)

3.4

寝煙草によって火事になったベッドにコーヒーカップで水を運ぶデブ君。笑っていいのかわからないコントのようなギャグに始まり、キートンが登場するとハチャメチャさが一気に加速する(もはや動物と言っても差し支え>>続きを読む

地獄のヒーロー(1984年製作の映画)

4.4

面白ぇ~っ!!

ホテルの外壁をつたって抜け出し、要人邸に侵入するシークエンスの説得力はチャック・ノリスの身のこなしにあり。

大抵のアクション映画だと、「スタントすげー!!」(すごそう)みたいに、映
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

2.6

『八甲田山』(77年)の雪中行軍なんかと一緒ですね。"運動の属性=しんどさ" が主題になっているふしがあるから「短めに編集してくれたら楽しめたのに、、」みたいなことを安易に言えない。"たられば" が存>>続きを読む

花くらべ狸道中(1961年製作の映画)

3.6

案外、何の話かわからない。二つの組の抗争モノで徳島から江戸へ、、って大筋はわかるが。プラカードがノイズになっている。

雷蔵がうどんを恐れてるの謎。

徳島→淡路町→三条大橋→桑名(三重)→島田(静岡
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.2

あらわれてはすぐに消えていきそうなタレントっぽいキャラの回想と冗談めいた会話のやりとりが交互に繰り返される進行、観ててしんどい。薄っぺらさに参る。後半、真田が登場してからマシになるけれど、そもそも15>>続きを読む

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