NNNさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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死にゆく妻との旅路(2010年製作の映画)

2.8

おじいちゃん・おばあちゃんをターゲットにした「ステレオタイプな昭和風ヒューマンドラマ」を想像していたが、だいぶ毛色が違った。

石田ゆり子に「おっさん」を連呼させることで何でもない夫婦関係を "他人同
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.0

"大味wありえねーw"を楽しめという映画すね。

コックピットからの緊急脱出とか、ジェット機の主翼上での格闘シーンはありえねーおもしろさ。

けど、空砲だとわからせるための乱射(フリ)だとか、記者をス
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.2

盲滅法に細かく編集されていて何が何だかわけがわからない。画面の推移をまともに認識できないです。ゆえに語れることは何もないです。元気なときにまた観直したい、、。

悪魔の赤ちゃん(1973年製作の映画)

2.4

製作スケールにケチをつけても、、とも思うが、「赤ちゃんそのもの」に全くと言っていいほど動性を感じず。代わりに「赤ちゃんの視点」はぐわんぐわん動き、対象がダブって見えたりするのだけど、言っちゃ悪いが、こ>>続きを読む

座頭市御用旅(1972年製作の映画)

3.4

OPにて、浪曲にかぶせて入ってくる劇伴が耳に残る。座頭市と呼ばれる渡世人の行く末を暗示しているかのような終末的メロディでありながら、同時にごく普通の通俗劇では終わらせまいとするマイナーチェンジへの意識>>続きを読む

懲役太郎 まむしの兄弟(1971年製作の映画)

3.8

懲役太郎というタイトルがまた何とも言えぬ昭和的おおらかな適当さと言えばよいのか。鑑賞前はその程度の認識だったけれど、その馬鹿馬鹿しいネーミングがさりげなくもコメディの要素を匂わせていたとは。気づけませ>>続きを読む

スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

3.2

シャワー、仲間外れは『キャリー』(76年)。逆さ吊りの死体、モノクロ映画、クローゼットは『ハロウィン』(78年)。ドリル、ピザは『ドリラー・キラー』(79年)と周辺の過去作の記号をカジュアルに交えつつ>>続きを読む

地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

3.0

寺山修司『田園に死す』(74年)に登場するサーカスのビジュアルをエロ・グロ・ナンセンス路線で膨らませたような作品であり、どことなくATGっぽい雰囲気を漂わせる。調べてないから知らんすけど、ATG製作っ>>続きを読む

盗まれた欲情(1958年製作の映画)

3.6

芝居小屋が潰れる日の、天井の布が外され、上下の空間があらわれる面白さ。テント劇場って言うらしいね。ああいうの。

一座が車に乗ってやってくるシーンにたぎるモーションとエモーション。音楽が流れ、大勢の人
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.8

『ローマの休日』と比べたら地味ではあるけれど、オードリーの美貌が極まっているという一点においてのみ、こちらの映画に軍配が上がる。もはや高尚すぎて笑える域に達してますわ。

髪型やら衣装は序盤の庶民っぽ
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

2.2

この映画だけが悪いわけじゃないんだけど、「何気ない日常を何気なく描写する作品」って現代日本映画界に飽和しきってるよね。どうしても予算取れなくて、これしかやれることが、、って感じが透けちゃってゲンナリす>>続きを読む

子連れ狼 冥府魔道(1973年製作の映画)

3.4

太刀を浴びた刺客が息も絶え絶えに「裏の事情」を話し終える前に絶命する。録音の問題なのか、口調の問題なのか、私の聴力の問題なのかはわからないけど、何言ってるんだかよく聞こえねえす。そんな感じで第二、第三>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.2

あれっ? ジェニファー・コネリーって前作のどこに出てたっけ、どこだっけ、、と鑑賞中そればかり気になってた。

乗り物が出てるシーンは見てられるんだけど、上官との会話シーンもバーのシーンもいまひとつ。
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ボディ・スナッチャーズ(1993年製作の映画)

2.8

思った以上にジャンル映画っぽく撮られておらず、マイルドな仕上がり。「乗っ取られ」を疑いたくなるような個性的な顔(例えば『ヒドゥン』(87年)のカイル・マクラクランのような)は存在せず、きれいめ路線でま>>続きを読む

シロメ(2010年製作の映画)

2.2

レッスン→怪談士→ミーティング、と序盤であるが、ここら辺の展開で既に鑑賞意欲ただ下がり。あからさまにお金のかかってないリアル風映像、まじで見ててツラすぎます。怪談士のお兄さんの語り長すぎですし。

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ワイルド・パーティー(1970年製作の映画)

3.6

中心の存在しない画面。内容などあって無いようなもの。あらわれる顔はいかにもエクスプロイテーション映画のそれだし、どこで終わっても差し支えない構成(2時間はちと長い……)なのだが、編集の妙味に魅せられつ>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.2

ゴジラやウルトラマンはそのデカさだけで見世物足り得たけど、人間サイズの仮面ライダーは何で勝負するのだろうと興味はあった。

「仮面のフォルムは仮装ヒーローが珍しかった昭和の時代だからウケたんだ。類型的
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青空娘(1957年製作の映画)

4.8

若尾文子って「女優」だよなあ。

見た目がいい女優って世の中いくらでもいるけど、若尾文子ほど「女優」を感じさせる女優って早々いない。要はスクリーンの中でいかに輝けるかなんだけど。彼女が優れた演出家たち
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.4

総会のボスの娘に絡んできた白人少女とその取り巻きの少年たちのエピソードを投げっぱなしのまま終わらせてしまったの、どうなんだろう。

大前提として、このシリーズのあらゆるエピソードは「イップマンを戦いの
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君は彼方(2020年製作の映画)

2.0

序盤、二度ほどある金魚鉢への覗き込みではいずれも顔と衣装の映り込みが描かれている。

岬の切り返しでは(二次元ならでは、という大袈裟な言い方はしたくないが)実写では通常撮れないはずのショットを垣間見る
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ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

3.2

宙に連なるリフト、放たれる機械音。カメラはフィックスかと思いきや、ある時点からゆっくりと動きはじめ、窓を通過し、外を見つめる男の後ろ姿を映し出す。このファーストショットを見るに、どういう映画なのかいく>>続きを読む

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