池袋のデカIMAXで喰らってきました「デューン 砂の惑星PART2」。
月並みな表現だけど、圧倒的映画館体験。
そして大袈裟じゃなく、新宿ミラノ座の最終上映で観た「アラビアのロレンス」の70㎜フィルム>>続きを読む
「Part 2」に備えて復習。公開当時に観たきりでほとんど忘れてるんじゃないかと思ってたけど、久しぶりに観てびっくり!
こんなに内容薄かったっけ?ほとんど覚えてる!
いや、薄いということはないんだけ>>続きを読む
信頼できる知り合いから「傑作です」だなんて言われてうかうかと観てきました「ソウルメイト」。
あにはかあらんや、映画との出会いはいつもあらゆる可能性に満ちております。
…なんか、イマイチでしたね…。>>続きを読む
わたしは〝暗器モノ〟が好きで、銃とかナイフのようなメジャーではないものを使った攻撃(主に殺し)の描写がたまらないタイプの人間で、そういうところでいくと本作は最高でしたね。最高です。
盲目の鍼灸医が主>>続きを読む
わたしは量産型映画ファンですけど、今の今までガイ・リッチーの映画を観たことありませんでーす!
…でも、最初のロックストックなんとかはビデオで見たような…ゴロツキ顔のステイサムがゴロツキ役だったのが朧気>>続きを読む
めちゃおもしろかった〜
…と言いたいところだけど、サスペンスミステリージャンルかと思いきや、ど真ん中の夫婦倦怠映画で胃が痛い〜
…というのが正確な感想death!
第2幕の終盤の地獄の口論が本作の白>>続きを読む
た い へ ん で す ね
…としか言いようがないんだけども、「ヘレディタリー」でトニ・コレットがあんたなんか産まなきゃよかった的な台詞を言った時に客席で「ヒッ」という叫びがいくつかあが>>続きを読む
大昔にレンタルビデオ(!)で見たっきりだけどまだガキだったから理解できてなかったのか…それとも時代が自分を前進させてくれてたんだろうか…ともかくテルマとルイーズの逃避行に感情持ってかれて恥ずかしいくら>>続きを読む
先に観た「Here」がなかなか良かったバス・ドゥヴォス監督の2019年の作。これもル・シネマで観てきましけどけっこう混んでましたね。日本に広く紹介されてこなかったベルギーの新鋭映画作家なのでアートハウ>>続きを読む
夜な夜な歯磨きしながらYouTube のライブ映像でマウナケア山頂の国立天文台の満天の星空を見ております。ちょうど寝るころにマウナケアの東の空に朝陽がうっすら差し込んできて「よし今日も夜が明けるな」と>>続きを読む
多くの映画ファンにとってそうであるように、わたしにとっても「ミツバチのささやき」も「エル・スール」も大好きで、いつでも記憶の中心に近いところにある大事な映画なんだけれども、ゆえにこのビクトル・エリセの>>続きを読む
齢40を超えて過去に思い当たることがないこともないもんで予告編観て「これは…!」てんで応募したら試写会当たりました、ありがとうございます。
その齢40の時に小・中学校の同窓会が催され、ちょっと付き>>続きを読む
20年ほど前に旧シネクイント(PARCOパート3の上!)で観た時はわたしはまだおぼこかったので「超かっこいい!音楽映画の最高峰!」とか言いつつトーキング・ヘッズ初めて聴きました状態(恥)だったので若干>>続きを読む
ポスタービジュアルからして作家性が強そうだっぺという予断でもってル・シネマにぶっ込んできました。
日本ではじめて劇場公開されているというこの監督の前作と最新作の二作がル・シネマでかかっていて、連続で観>>続きを読む
汗水たらして稼いだ身銭以外はあんまり信用できない貧乏人なもんで株とかヘッジファンドとかNISAとかとんと無知なんですけど、めちゃくちゃ楽しかったですコレ。
こういうインベストメントなマネーゲームも>>続きを読む
ジェシー・アイゼンバーグの初監督作であること以上に興味はなかった、というのが正直なところだったんですけど(すまねぇ)、いやはや、なかなか!なかなか面白かったですよジェシーさん!
監督としてオレオレ>>続きを読む
超うろ覚えで恐縮ですが、むかしマドンナかシンディ・クロフォードか、そんな感じのパワフルな女性が「わたしはわたしという人間のオーナーなのよ」的な名言をキメていて、本作を観ながらそれを思い出しました。
オ>>続きを読む
予告編観てアイロニー濃そうなタイトルと共に興味びんびんでしたけど、うーん、映画としての隙の多さが学生映画みたい!と思いましたね。
あんまり貶すつもりはないんで先に褒めておきますけど、これは古川琴音さ>>続きを読む
ディストピアSF映画的にいいぞ、なんて界隈からの声を聞いていそいそと観てきました「ヴェスパー」。
遺伝子操作によるうんちゃらかんちゃらがしくじって生態系がぶっ壊れ、植物や菌類が捕食者となってしまったぽ>>続きを読む
漫画原作やアニメーションの実写映画化において〝再現度〟が優先事項とされ、観客の側にも再現度警察が跋扈して製作側も戦々恐々とし(てるかどうかわからんが)再現度優先の企画製作となる。
それが現状、商売とし>>続きを読む
映画ファンとしてとてもとても恥ずかしいことなのですけど…先だって亡くなった山田太一さんの作品、映画・テレビドラマ含めて一本も見たことありませんでした…。
テレビドラマを主戦場とした山田太一作品に出会う>>続きを読む
わたしは「女の園の星」の2巻が出た頃に「こりゃオモロイだぜ」としばらく漫画配りおじさんになっていた和山やま先生のファンですけど、野木亜紀子×山下敦弘ファンでもある(コタキ兄弟を観よ!)ので、楽しみにし>>続きを読む
思ってたのと違って、焼けた鉄を素手で掴まされた感じでアチチチ!となっております。
物語的な心地よさはなく、心がギュンとなりましたね。
この映画はツチヤタカユキという〝お笑い〟に憑かれた人間を、映画的>>続きを読む
能登半島地震の被災者の皆様には心からご同情申し上げるし、この災厄に尽力しているすべての人々に尊敬を申し上げます。
わたしにできる1番のことはお金!マネー!をお送りすることですが、一方で今日も雄々しく映>>続きを読む
はじめて映画館で観れました。
ひさしぶり〜のレザボア・ドッグス。
今や有名になったlittle green bagにのせてキャストの名前が出るけど、「are/RESERVOIR DOGS」のタイトル>>続きを読む
ルー・リードの唄声が流れればその映画が底上げされる、という俺セオリーはありましたけど(pale blue eyesで自動的に泣く)、なんか浅くてつまんなかったすね。
海外の巨匠が日本で映画撮りました>>続きを読む
前作の「フレンチ・ディスパッチ」でわたしはウェス・アンダーソン映画を卒業しよう!と思ってこの新作もスルーしてたんですけど…でもやっぱり…
映画とわたしの間で起こる心の化学変化はいつでも未知の領域でだ>>続きを読む
歳末決算的に滑り込みで観てきました。
なにやら評判いいのでずっとそそられていましたし、わたしの最古の映画館の記憶は6歳くらいの時のゲゲゲの鬼太郎(東映まんがまつり)だったので、思いは募るばかりでした。>>続きを読む
正真正銘のケリー・ライカート最新作。2023年の作なのでようやっと現在進行形のライカート映画に出逢えたということで、なんにせよ劇場公開してくださりありがとうございます。
ミシェル・ウィリアムズとの4度>>続きを読む
これを映画館で観られないなんて2023年の映画の不幸だ!エメラルド・フェネルの新作だ!そんでバリー・コーガンの満漢全席だ!ちんぽフリフリで屋敷をダンシングするコーガン!それをスクリーンで観れないなんて>>続きを読む
なにやら評判の高そうなホラー…
コックリさん的な降霊遊びをドラッグ的に楽しんでたら案の定…ぎゃー!
…というのでそこそこ期待してましたけど、ま、フツーに面白かったですよ。
主人公ミアさんが心に傷を>>続きを読む
2021年の特集上映ではじめましてだったケリー・ライカート監督の2019年の作品。わりかし最近の作。「なるほどこりゃ未公開だったわけだ」という地味さでしたけど、スクリーンで観られてよかった!特集上映に>>続きを読む
妻が徹子ファンなので気軽に誘って観に行ったら、めっちゃ喰らいましたね…。
わたしの数少ないアニメーション映画体験で、久しぶりに嗚咽をこらえて泣きました…たぶんオトナ帝国以来(笑)。
なんで今ト>>続きを読む
迂闊なことに前作の時に引退宣言していたのを知らずにおりました。もしくは完忘です。
ということで普通の「きたきた新作」テンションでアキ・カウリスマキ監督最新作を観てきました。
いやぁ〜。
この複雑で狡>>続きを読む
カラヤンとバーンスタインの区別がつかないうつけの者ですが、フルオーケストラの音響は劇場で喰らうべきと思って観てきました。
まずひとこと。
いろんな感情を持って映画の結末を迎えた刹那、御本人映像が流れ>>続きを読む
何の気なしに観に行ったんですが、これが素晴らしかった…!
いつものように低予算の自主制作である塚本映画なんですけど、とにかく画の力と濃密な芝居がこの映画の心棒となっていて、めちゃくちゃリッチな映画体>>続きを読む