サブテクストを要求する割合の高さゆえにこれは映画ではなく現代アート。ではないか。
全然滲みなかったかなぁ〜。
手ぶらで観にいってなにかしらの形ある感情を得て帰ってくるのが娯楽映画だと思うので、これはち>>続きを読む
タイトルが「あしたの少女」でペ・ドゥナが出てるっぽいから「わたしの少女」の続編かな?なんてのんきな予想は全然違ってましたァァァァァァ!
先だって観た「アシスタント」の如き〝働く女性の無限地獄〟映画で>>続きを読む
近所の金満坊主がホンダカブに乗って檀家まわりをしている光景を昔よく見ましたけど、宗教違ってもおんなじなんやね!
この映画じゃ原付乗ってるのは反骨のエクソシストであるラッセル・クロウですけども!
ラッセ>>続きを読む
クローネンバーグの映画を観るときはいつもおっかなびっくり。
おれはこのえいがをりかいできるのだろうか?
映画ファンにとっては根源的な恐怖を予感しながら観に行きます。
理解できなければ大きな声で「なんじ>>続きを読む
リアルタイムで観られたのは「ヤンヤン」だけで他の作品はDVDかVHSでしか観られていないエドワード・ヤン好きとしてはこのリストア上映が本当にありがたい…まじでありがたい…
銀幕に映えるエドワード・ヤ>>続きを読む
観ようか観まいかなんとなく保留にしてましたけど、やっとこ観てきました「CLOSE/クロース」。
なかなかヘビーでしたけど観て良かったっすね。
“幼い友情がバランスを崩し疎遠になっていく物語”と勝手に>>続きを読む
なんだかついこないだ観たばかり、と思っていたんだけど調べたら前回観たのが約6年前。その時の上映期間に2回観たとはいえ「ついこないだ観た」と思うほど色濃い映画体験が頭や身体に残っていることにびっくり。>>続きを読む
「バービー」観て気分良かったのであんまりよく考えずにその脚で観てきました。
綾瀬はるかが特務機関の元諜報員?リボルバー?アトミック・ブロンドかジョン・ウィックを目指したのかな?と思ってたんですけどぜん>>続きを読む
手近のピンクの服を探したけどこの暑い最中に薄いピンクのパーカーしかなくってフツーの格好で観に行ったんですけど、まさかビルケンのサンダルが正解でしたHAHAHA!
(アイコンを家にあった1番ピンクのアイ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いつだって絶好球をホームランにするつもりで打席に立つんですが、今回は大ボール球にフルスイングかましてズッコケちゃいましたね。
…そんな感じの映画でした。
作った人には申し訳ないけれど、オジイが今際>>続きを読む
いまさらですけど観てきました「リバー、流れないでよ」。
なにはなくとも観終わってすぐ調べましたよね京都・貴船。山間の鄙びた温泉郷みたいな奥座敷、冬の森閑とした静けさの中で川のせせらぎ聞きたい〜。しっぽ>>続きを読む
アンドレア・ライズボローさんの乾坤一擲のホワイトトラッシュ演技!
宝くじが当たって(190,000ドルくらい)人生上向きイェーイ!と思ったら、持って生まれた本人の性質と環境とコミュニティのタカリであ>>続きを読む
アルジェリアの映画なんて「アルジェの戦い」くらいしか知らんぞ、と構えて行ったら冒頭からの「Single ladies」で思わず涙目。
部室的な女子キャッキャにビヨンセの組み合わせのアゲ感ときたら!>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まごうことなき〝名作!〟であるっぽい本作にずっと興味を持てなかった自分の不明を恥じつつ、今回の4K上映に行ってきました。
なんか中国の伝統芸能のオハナシっぽい〜くらいの認識でしたね。
で、久しぶりの>>続きを読む
さまざまな理由で夏のバカンスに行けず団地に取り残された子供たちの純真と邪悪がサイコキネシスとテレパシーで増幅乱反射し、見えない戦争へと突入する北欧産サイキックスリラー。
そして能力を持たないイーダが純>>続きを読む
「風と共に去りぬ」か「オズの魔法使い」が始まったかのような30、40年代映画のルックで幕が開き、サクッと舞台とキャラを紹介してからのワニLOVEずっきゅんタイトルどーんで傑作確定。1億点!
思わず拍手>>続きを読む
その芸に惚れ抜いて親子同等の縁を契る〝師弟〟という関係性に憧れるなぁ。
なまじ血より濃い芸への信奉が、濃厚な人間関係を生み出していて、そこに普遍的なドラマが浮かび上がってくるよね。
小そめにとって小柳>>続きを読む
物語のスケールや製作費は肥大する一方で、クルーズ=マッカリーがバスター・キートンのクリエイティビティで娯楽活劇を作っているというシンプルさが本懐のミッション:インポッシブル最新作。
そして僕からみれば>>続きを読む
めくるめく〝動く絵〟の絵巻ものに、即物的ともメタファーだらけとも取れるストーリーをのせて、ひたすらに自己言及的な124分。
アニメファンならアニメーションの快感に身を委ねればいい。
ジブリファンなら>>続きを読む