ばやっしーさんの映画レビュー・感想・評価

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

PG12作品であり、かなりヘビーな内容。インパクトのある終わり方で、現代の社会問題(核兵器など)について考えさせられる後章だった。Xの感想で「理路整然とした旧劇エヴァ」と言う投稿があったが、その通りだ>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

かなり古い前作を初見で視聴した上で、間を空けず今作を映画館で視聴。前作の展開も大きなフリになっており、中盤から終盤にかけて緊張感が高まっていく。最後の方は、もうこれで映画は終わりかと思ったら一捻りあり>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.2

初インド映画。前評判の通り、踊り出す。長時間映画だと分かっていたので、映画館でいつも買う飲み物は無し。やや残虐なシーンもあるが、全体的には勧善懲悪モノ。最後のどんでん返しの迫力とパワーが凄い。「世界最>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

後編が1週間後に始まると知って急いで予約した。こんなに作品にのめり込んだのは久しぶり。ドラえもんインスパイアで、個人的に凄く好きな漫画作品であるデスノートのエッセンスも終盤に突如現れた。後編が始まる5>>続きを読む

楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

3.4

AIの時代になっても人々が忘れてはいけない「仁義」に関するお話。ディーバとは、人々が自由になれる世界と名売っているが、社会に役立たない者には「メモリ」を与えられない。人々は出世欲に駆られ、真の自由を見>>続きを読む

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

4.0

ブルーレイを買いました。「愛してる」というセリフが作中のキャラクター内だけではなく、観客・視聴者にまで輪るというTV版には無かった完結編。

劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!(2021年製作の映画)

4.8

マクロス完全初見で、ぶっつけ本番で映画館に突撃したけど、音楽やノリが自分好みで非常に楽しめた。今は配信サービスでレンタルでするしか見る方法が無いそうなので、ブルーレイを購入する事を検討中。

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

4.8

原作がダラダラ続かなかった場合のifルートとしては完璧。

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

話難しすぎて頭おかしくて草
でも満点の5.0点です

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

『君の名は』
『天気の子』
『すずめの戸締り』

の震災3部作の中間に当たる作品。序・破・急で言うところの破にあたる作品。破という言葉通り、商業的に成功するために自分の信念をねじ曲げた新海誠監督が、今
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は「庵野秀明君の中学三年生(義務教育)の卒業式(庵野秀明君は高校に進学します)」です。

今回の映画『君たちはどう生きるか』は「宮崎駿君の高校三年生の卒業式(宮崎
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

ジャズで世界一を目指すという話。その漫画の日本編に当たる部分の映画化。起承転結の転の部分の展開は演出の雰囲気からある程度読めてしまったが、それを抜きにしても劇場で音楽を爆音で味わうことを強くオススメで>>続きを読む

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.4

自分は1994年にTV放送された『電光超人グリッドマン』を全く知らない。SSSS.GRIDMANは2018年当時にリアルタイムで見たものの、SSSS.DYNAZENONはこの映画に間に合わせるために急>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.4

ファイル共有ソフトWinnyの開発者である金子さんが逮捕されてから無罪を勝ち取るまで。逮捕されてからアメリカからYoutubeが台頭したなど、当時のIT業界の現場感も分かる。この無罪を勝ち取ったことに>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.9

最も童心に返れる映画だと思う。惜しかった唯一の点は、自分が仮面ライダーの背景を全く知らなかったことだけである。シン・ウルトラマンのようにエヴァの延長線上のようには感じなかったため、庵野秀明監督の仮面ラ>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

シン・エヴァンゲリオンを完結させた庵野秀明だからこそ仕上げることの出来た作品。ウルトラマンを知らなくても楽しめる。が、メッセージ性がシン・エヴァンゲリオンの文脈の延長線上にはあるように感じ取れたため、>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.8

震災をテーマに含む「君の名は」「天気の子」を経て、新海誠が辿り着いた境地。描写はより直接的で、過激である。「旅」というアニメにおいてよく扱われるテーマを一般の女子学生に行わせ、そこで触れ合う現場の市民>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.4

「シン・ゴジラ」の1ヶ月後に公開。この作品のポイントは、アニメで良く取り扱われている「男女入れ替えネタ」を、当時これまたアニメで頻繁に利用されていた「タイムリープネタ」とうまく融合している点。そこに更>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.2

「君の名は」の一ヶ月前に公開。2016年という時期は2011年3月11日に発生した東日本大震災を総括する時期としては正しく、5年後という日本人でさえ忘れかけていた頃にこの主題をぶつけてくるというのはセ>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.4

TV版はハッピーエンドに見せかけたバッドエンド。新劇場版はバッドエンドに見せかけたハッピーエンド。TV版の物理学的要素としては熱力学第二法則におけるエントロピーまでだったが、こちらの新劇場版はそれを凌>>続きを読む

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.4

ウラシマトンネルを巡るボーイミーツガール。主人公とヒロインの秘めた思いが重厚で、それぞれのすれ違いを「時の流れが違うトンネル」で描く。クライマックスの心理描写は独特で、主人公の「覚醒」は一見の価値あり>>続きを読む

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.6

青春ラブコメ(AIを含む)アニメ映画としてかなりのクオリティ。日常の描写が楽しい映画は良い。最後の展開はやや陳腐だが、それでも歌をテーマにしており誰でも楽しめる。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

当時、自分も劇中のシンジ君のように鬱だったため、この映画は時期的にも刺さりました。鬱からの脱却、社会での協調、父親との対峙。ロボットアニメは表向きの客寄せで、主題はあまりに深いです。庵野秀明の自伝的作>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

4.4

主人公がグレンラガンのカミナです。本当にありがとうございました。それはさておき、主題は現代世界の「炎上」と「鎮火」をテーマにしており、なかなか深い。俳優の松山ケンイチ、堺雅人の演技が神。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

ポケモン好きなら絶対に楽しめるファンムービー。世代が世代なので、嫌でもハマれます。主人公の男の子とピカチュウが、自身のルーツ(父親は何処に行ったのか?自分は何者なのか?)を追い求める。劇中で様々な世代>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.8

「母は強し」進む時の速さが違う母親と息子を巡るファンタジーアニメ。タイトルに惹かれて観に行きましたが、濃厚な世界観を堪能できました。

ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.2

僕がガルパンにハマったきっかけ。TV版を見ずに口コミで劇場版にパンツァーフォーしましたが普通に楽しめました。展開もしっかり構成されており秀逸です。