193さんの映画レビュー・感想・評価

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ラブストーリーズ コナーの涙(2013年製作の映画)

3.0

『コナーの涙』→『エリナーの愛情』で観賞
同じ悲しみでも、女性と男性では感じ方も理解も、気持ちの切り替え方も違う。時には、女性の方が少しだけ、気持ちの切り替えが遅く、殻に籠る事もある。そんな時、単純で
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マッド・ナース(2013年製作の映画)

2.0

チラシビジュアルに惹かれたが、キャスリーンの魅力は紙の上だからこそだと理解。残念ながら内容が薄っぺらく、“キングオブありきたり“こってりジャンキーなアメリカン映画。スリラーにしては、おままごとレベルで>>続きを読む

娚の一生(2015年製作の映画)

4.7

どうしてこうも豊川悦司は格好良いのか。大人には大人の恋愛模様があるのだと見惚れてしまう。
こんな素敵な50代男性なら、恋に落ちたいものです。
榮倉奈々も大人の色気がでてきて、適任だったのではないか。可
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マンガ肉と僕 Kyoto Elegy(2014年製作の映画)

1.0

女による女のためのR-18文学賞
原作を変えに変えての映画化のわりに
まとまりがなく
単に杉野さんの自己満足作品。
物語の区切りに出る、笛のBGMが一番の謎。
字体もゴテゴテで、物語と
何の関係性も見
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

予告編で感じたイメージを
良い意味で裏切ってくれた。
衝撃のうえに、また衝撃がはしる。
予想を覆すラストスパートは
時間さえ忘れてのめり込む。
よくあるアメリカンな事件だと思ったら大間違い。
裏切りの
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ピンクリボン(2004年製作の映画)

3.3

ピンク映画とは?のドキュメンタリー。
バカでも解るピンク映画の教科書的映画。
これを観ても、心が動かないのなら
ピンク映画はオススメしない。
初めてピンク映画を観る前に、観て欲しい。
製作サイドや監督
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彗星まち(1995年製作の映画)

1.1

理解出来ない私が悪いのか
理解出来ない作品が悪いのか
悪酔いしてしまうほど理解不能。
これをピンク映画にする意味は、はたして?

おやじ男優Z(2013年製作の映画)

3.5

まだまだ偏見のある男優のそれこそ『裏舞台』を描いていた。
一見ぱっとしない萎びたオヤジ役は、ピンク映画大御所俳優。
脇に出てくるのは、監督女優をこなす吉行由実や、人気高い日高ゆりあ。他出演人が、圧巻の
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

1.6

神木隆之介の演技力が、主役と大きく差を付けて輝いていた。
子役止まりではない彼の魅力が光る。
そんな中、この評価を付けなくてはならないのが辛い。
三池監督は好きだが、最近は名前だけの気がしてならない。
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R-18文学賞 Vol.2 ジェリー・フィッシュ(2013年製作の映画)

3.7

この作品の原作は女性であることを忘れてはいけない。
女性が描く切なく、リアルなのに非現実的に写る世界。
禁断の扉の向こうは、とても美しい。
バス停の前でするキスシーンは
女でも、トキメキました。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.6

冒頭5分もあれば、この映画に取り込まれるはず。
内容も書物を読むような感覚になるほど、のめり込む。
突然の爆音や突然のロックに
良い意味での驚きや衝撃をうける。
主演のシャルロットは『アンチクライスト
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ヘラクレス(2014年製作の映画)

3.3

日頃観ない大作物も、大好きなギリシャ神話だからと観てきましたが、ギリシャ神話に対して否定的な目線の内容だった。だが目に見えず、証拠のないもの、全ての神話や歴史に言えることだと思えた。内容は大味だか、あ>>続きを読む

マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

4.2

巨匠ピーター・ボグダノヴィッチの最新作。絶妙な仕掛けで、沢山の笑いを作り出す。『暗いニュースばかりだから小さくとも楽しく笑えるものを作りたかった』そんな監督の思いを肌に感じられた。身近に起きる奇跡にち>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

絵コンテの本を買うくらい、この作品が好き。近未来を感じさせる時代背景やゲームやネットなどの危険性も感じられた。主人公を演じた神木隆之介の演技も好感が持てる。つい前のめりになってしまう臨場感や緊張感も素>>続きを読む

R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私(2013年製作の映画)

3.3

ラストの曖昧さは否めないが、誰もが持つ隠れた性癖を繊細に、かつある意味で生々して、触れてはいけないような領域を、上手く映像化したと思う。
興味からどんどんエスカレートしていく性癖を女性目線で描かれた作
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.0

さすが福田監督だけあって、ムロが大活躍してた(笑)鈴木亮平の肉体美に見惚れてしまうが、安田顕の登場で目が覚める(笑)何にしても終始笑えて、頭をつかわずに楽しめる。

イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

3.0

イヴ・サンローランの美しさや芸術、才能を画面越しにも感じられた。波乱万丈の人生の中に、人知れぬ傷や葛藤など足掻きながら生き抜いたことも理解出来たが、スピーディー過ぎる展開に悪酔い。もっと内容を絞り、一>>続きを読む

小川町セレナーデ(2014年製作の映画)

3.5

安田顕が好きで、フライヤーを見た瞬間観に行こうと決めました。
内容としては心打たれるものがあり、母の愛情や涙の意味を痛感。
笑いもあり、涙もありと言うのは、この作品のことだろう。安田顕の演技力にもはや
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

4.0

近年のインド映画は歌わず踊らない。
だからといって内容や質が落ちることもなく
むしろ、より文化や事情が透き通ってみえた。
ストーリー中盤で、結末がみえたと思うのは大間違い。
予想外の展開に衝撃を受ける
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こっぱみじん(2013年製作の映画)

4.8

最近の『お金をかければ良いだろう』な映画ではなく、映画に対する愛を感じ、邦画の本来の魅力がつまっている作品でした。一見、非現実的な設定に期待もしていなかったが、リアリティもあり決して他人事ではない展開>>続きを読む

大いなる沈黙へ ーグランド・シャルトルーズ修道院(2005年製作の映画)

3.0

何かを信じている者の崇高さや純白さを感じました。ほぼ台詞がなく、感じとる映画でしたが言わんとすることは伝わってきました。ドキュメンタリーなのに言葉に囚われない作品で衝撃をうけました。演出もカメラワーク>>続きを読む

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年製作の映画)

3.0

まさにビッグネームが勢揃い。現代に甦る源平合戦は迫力満点でしたが、エログロのえげつなさが良くも悪くも目立つ。映像の色彩調整など、やはり三池監督のセンスが光る。が、これだけのビッグネームを使ったわりには>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

悪い意味でも良い意味でも、上映時間が長く感じる作品でした。3時間近くあるんじゃないかとすら思いました。結局、真に打ち勝たなければいけないのは、自分自身だと痛感。全てのバレエの演技はナタリーではないだろ>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

この映画は一種のショーのようで、シンデレア要素もあった。夢を叶え、人の心も溶かす展開は王道だったが、人間くささもあって嫌いじゃないです。クリスの歌声にも圧倒される女性に好かれる映画だと思います。

ザ・リッパー(1982年製作の映画)

3.6

犯人はドナ●ド・ダックだろうと思うほどアヒル喋りが上手い(笑)フルチの作品のなかではホラーと言うより、サスペンス。どっちが犯人なの!?と胸が踊った!肉体を切り裂くシーンも、リアリティがあって生々しく。>>続きを読む

墓地裏の家(1981年製作の映画)

3.3

巨匠フルチ作品。人間は恐怖心より好奇心に負けてしまうのだと思った。ずーっと聞こえる子供の声の正体が不明のまま…。地下にすむ怪物にもっと迫力が欲しかったところ。ラストの展開に対して、ふわったとした自己解>>続きを読む

地獄の門(1980年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画巨匠のフルチ作品。ストーリーの流れは良いテンポで、ドキドキしたし面白い!墓の中に入るって展開も、ツボに入りました!でも、ラスボスとの戦いが、ちょっとショボい(笑)あと、もう一声頂きたい(笑)

サンゲリア(1979年製作の映画)

3.3

ゾンビ対サメで爆笑。サメ嫌がっていたのだけど(笑)フルチの代表作!土から甦るゾンビ達のリアリティと、安っぽさと、ある意味計算されたストーリーに注目。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.6

さすがシュリデヴィ。インド映画にしては、いきなり踊ったり歌ったりがなくて、BGMが心地好かった。共感出来ることも多く最後のスピーチに感動。久々に観て良かったと思える作品でした。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

2.0

松たか子の美声は最高です。が、『愛』だけで片付けるにはストーリーとして甘い箇所が多い。そこに至るまでのプロセスが足りない。子供向けだからと言うのなら、日本のアニメの方がよっぽど完成度が高い。勿論内容が>>続きを読む

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.3

スカーレット・ヨハンソンがクマ(雇い主)にキレた瞬間、とても爽快だった(笑)子供の事は任せたい。でも心配。親心はよく解るのだけど、アメリカ式の子育ては他力本願で共感は出来ない。結局は子供から学ぶことの>>続きを読む

ママはレスリング・クイーン(2013年製作の映画)

4.3

予告編をみてから、必ず観ると決めていました。4人共すっごく格好良かった!自分も観客になったみたいで楽しめました。子供の気持ちを取り戻したくて、プロレスってなかなか出来ないよね。母親として、人として、成>>続きを読む

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.0

こういったセリフの少ない邦画は、画面から暖かさや、体温まで伝わってきそうな感覚になる。年上の女性に恋する若者は、大抵痛い目にあう(笑)第三者の目でみるといたたまれない。でも共感できる映画。

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