これが実話だと驚きました。収容所で知り合ったポーランド男性とドイツ出身のユダヤ人女性が主人公の物語。
「ナポリを見てから死ね」という言葉がある。それは、美しい街並みのナポリを讃えてのことだが、本作品は死と隣り合わせの街、ナポリが舞台を描いたものである。
素材は良かったけど、なんか編集がもう少し頑張っ>>続きを読む
これぞエミール・クストリッツア!の作品だった。彼は裏切らない。喜怒哀楽をこれでもか、というくらい激しく表現する作品。
物語はボスニア紛争が間も無く起こりそうな時代ののどかな村が舞台。内容は他の人が説>>続きを読む
「音楽ってサイコー♪」って再認識させる映画だった。流れてきた曲も自分がどハマりした90年代っぽかったし♪( ´▽`)
「何でもない風景がそこで音楽を聴くことによって素晴らしい景色に変わる」のようなこ>>続きを読む
冒頭で主人公のいるダッハウ収容所がどんなに苛酷かを描写し、観ている人に「ヒエー!こんな所で過ごすのマジ無理」と思わせてこの作品が始まる。
しかし、突然、主人公は釈放される。何だ良かったじゃん、思うも>>続きを読む
第二次世界大戦が舞台の作品なのに、残酷度がほぼゼロな珍しい作品。しかもドイツ軍の極悪度がこれほどまでないのも珍しい。
独裁政権が長く続いたチリで政権の信任投票が国民投票として行われることになる。この政権のままでOKなら「SI(yes)」、嫌なら「NO」を投票する。
広告マンの主人公は「NO」側から仕事の依頼を受ける>>続きを読む
全員クレイジーでめっちゃ笑えた。
余命わずかの二人が病院で知り合い、「海が見たい」という願望から繰り広げられる笑いあり、涙ありの物語。
めっちゃ泣いた…
主人公の少年と定年間近の教師との心温まる話で終わる、かと思いました…
しかし、3つのキーワードでその思いは砕かれる…そのキーワードは、
・物語は1936年(その年の7月に内戦が>>続きを読む
この作品は推理小説のような犯人探しをするものではない。
第一次世界大戦前のドイツの小さな村で不可解な出来事が立て続けに起きます。
登場人物が多いですが、大きく分けると、
1)権力のある者(男爵、家>>続きを読む
ドキュメンタリーのような映像で物語が展開されますが、わずか1日間の出来事です、中絶をすることになった大学生とそのルームメイトである主人公の話。
ちなみに、この作品は1987年、ルーマニアでの大学生の>>続きを読む
只々、切ない…
一度は結ばれたはずの主人公の二人。それを時代が引き離す。その後、、、
・主人公の男性から女性への想いは、、、「過去に犯した罪がいかに酷かったかを学び、理解してほしい。だから君に出来>>続きを読む
評価が別れる作品だと思う。でも、
・お金で買えるが非常に大切な物を失う
・その代わり、お金では買えない体験と一生残る思い出を得る
のどちらが大事かでこの作品の見方も変わるかもしれない。
1940年6月、フランスはドイツと休戦すべきかどうかの状況。(休戦はフランスにとっては負けを認めたようなもの)
そんな慌ただしさをこの作品では描かれていて、短時間で主人公だけでなく、様々な人の人生が>>続きを読む
スペインのフランコ独裁政権末期に起きた実話に基づいた作品。
刑務所の看守の一人が体制側にもかかわらず、主人公の魅力に惹かれ、後半は完全に友人のように振る舞う姿は嬉しかった。それだけ主人公が人を引き付>>続きを読む
ジャッキー・ロビンソンはもちろんすごい選手だけど、ハリソン・フォード演じるオーナーも多くの脅迫に屈せず彼を獲得&起用したのもすごいことなんだよなぁ…
同じ敗戦国の日本とドイツですが、第二次世界大戦を舞台にした映画に関しては、
ドイツ33ー4日本
くらいの差がある。この作品でその差を見せつけられた。
音楽と役者陣は高評価。ただし、脚色が今一つだったため、スリル感があまりなかったのは残念。