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郷ひろみの事務所バーニング周防氏が30代入っていつまでも「アイドル」一本では無理になり「大人の俳優」としての途を開いてあげたような「我が子可愛さ全開」的作品。
ネタバレ前提なので言ってしまえばタイト>>続きを読む
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1867年フランク・ロイド・ライト
1886年ミース・ファン・デル・ローエ
1887年ル・コルビュジエ
1898アルヴァ・アアルト
果たして30年間を「同じ世代」と呼んで良いのか迷いはあるが、同じ時代>>続きを読む
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「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」と「シンシリーズ」を観て来た。
――現在世界的に過去の国民的作品の「リブートブーム」がある。
日本人はピンと来ていない様子だが、バットマンもスパイダーマンも「リ>>続きを読む
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本作はラース・フォン・トリアーの初長編であり、私にとっても初トリアー作品で私は最初は1985年に観た。「サイコ・ミステリー」と言えば言えるが、私にはリンチの「イレイザー・ヘッド」か蛭子能収初期作品の感>>続きを読む
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例のごとく事前知識なく視聴。ただ10分経過したあたりでイギリスの映画っぽいなと感じた。妙に音楽にこだわっているところと、ストーリーの柱が2つあるのに強引に繋げたような効率の悪さ。エンタメとして割り切ら>>続きを読む
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現在ゴルチェは2018年にパリを皮切りに「ファッション・フリーク・ショー」という自叙伝的ミュージカルを開催しており日本でも今年東京と大阪で、お披露目をしている。
まずゴルチェのデザイナーとしての隆盛>>続きを読む
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冒頭で簡単に「マッドマックスたる所以」の説明はあって、一作目を観ていなくても楽しめるように配慮されている。
本作は英雄と少年の物語と言い切ってよい。
もう完全に警察官の背景もバッサリなく、北部民族>>続きを読む
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原題は「 R.M.N」Rezonanta Magnetică Nucleara(核磁気共鳴:日本でのMRI)
こう聞くと「核廃棄物の物語か⁉︎」と思われてしまいそうだが、そうではなく日本でいう「付和>>続きを読む
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『CUBE』で一斉を風靡したナタリ監督作品。未知の生物は宇宙から来る場合もあるが、科学実験で現れる事もある。
主人公のクライヴとエルサは天才遺伝子科学者。「DNA結合」が専門。しかし同時に恋人同士で>>続きを読む
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これまでまともに観れていなかった。
友人宅で途中から観てしまったり、逆に頭から観ていたのに用事が入り途中で、席を立たねばならなかったり。
——というわけで今回落ち着いて鑑賞出来ました。
この物語>>続きを読む
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最近はめっきり減ってしまった「社会派作品」
形式としては「もしあなたが同じ目に遭った場合には」のメソッド構成になっている。逮捕されてからの「こうなるであろう」流れを全て見せてくれる。それはそれでおもし>>続きを読む
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佐藤萌子と井上唯子=モエとユイのアナグラムで「トエユモイ」なのでしょうか。
佐藤萌子(はまださつき)監督はまださつきがこんな女性なのかなと思ってしまう。
萌子は鉄棒にぶら下がりながら「♪わたしーは>>続きを読む
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昭和の時代の大ヒット大作の関連作が最近多い。「シン・シリーズ」がヒットしている日本だけの現象ではなさそうだ。
まず本作は本当に面白い。「傑作」といってよい。『エクソシスト』のメリン神父はエクソシスト>>続きを読む
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例えばあなたの恋人が役者志望で、劇団のチケットも売ってあげたり、恋人が売れるためには努力を惜しまない。同棲もしてるしなんなら生活費はあなたが稼いで養っている。——それなのにメジャーデビューが決まるや、>>続きを読む
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小説家志望者なら皆読んだ事のある「ベストセラー小説の書き方」のディーン・R. クーンツ
彼による『オッド・トーマスの霊感』が原作。
主人公のオッド・トーマスは死者の魂(幽霊)を見ることが出来る。彼>>続きを読む
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「オルタナティブSF」とでも呼びたくなるイギリスSF。
これは私が以前TVで見た『惑星テラ』(1973)と非常によく似ている「自分たちとそっくりな人間が住む“もう一つの地球が存在していたら”」という>>続きを読む
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「女性という存在そのもの」とも言える感触の作品。ハマる人もいるだろう。
監督である石井岳龍の元カノが体験したという不思議な臨死体験を再現する試み。石井監督ではなく女流監督が撮ったような。異質さがある>>続きを読む
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実在した伝説のサックス奏者阿部薫とその妻鈴木いづみとの愛と激情のストーリー。同名の稲葉真弓の小説が原作。
なんとなく「ベティ・ブルー」を思い出した。
若松監督が好きそうな世界観ではある。
感覚的>>続きを読む
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これは「町田康版“大菩薩峠(中里介山)”」だ。
というか構成はあっけらかんと丸パクリで、冒頭で巡礼親娘の老人が袈裟斬りされた時点でそれを識るものは「ああ、ラストはこの娘に殺されるんだな」とネタバレし>>続きを読む
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原題は「Z.P.G」
半世紀近くも前の作品だが、これは今の時代に観ると、別な示唆を感じて面白い。突飛なストーリーは現在にはないものだ。予算をかけてリメイクしてもらいたい作品だ。
「Z.P.G.」は「>>続きを読む
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本作は今年で20周年を迎えるらしい。ソフィア・コッポラ監督第二作目
https://amass.jp/169626/
スカーレット・ヨハンソン21才の魅力をあざといまでに、よく引き出しているところは>>続きを読む
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振り返るとリュックベッソンは「強い女が戦う」作品が多い。
・ニキータ1990
・フィフス・エレメント1997
・ジャンヌダルク1999
・コロンビアーナ2011
そして、その度毎に主演女優と浮き名>>続きを読む
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ヒッチコックが特殊撮影技術にトライしたような作品。
「めまい」の表現は逆ズームを駆使している。
亡くなったはずのマデリンを街でみかける。思わず追いっていってしまうスコティ。「さて、彼女の正体は!?」>>続きを読む
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監督がジョン・カサヴェテスそして自慢の妻ジーナ・ローランズがヒロイン。
タイトルからすると徐々に妻メイベルがこわれてゆくのかと思ってしまったが、のっけから既におかしい。
監督が一体どんな演出指導し>>続きを読む
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「ひでー邦題だなー!」と思いきや原題も「Sex, Lies, and Videotape」だった。スティーヴン・ソダーバーグの出世作。公開当時非常に話題になったが、やっと観ることが出来た。完全に大人の>>続きを読む
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「十九歳の地図」で興味を持った柳町光男監督作品。
彼はドキュメンタリー映画出なので、ドゥニ・ヴィルヌーヴ同様期待をしている。
一応実話が構想の一部であるようだが、脚本も柳町光男のほぼオリジナル作品と>>続きを読む
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ほぼ実話のショッキングな台湾作品。
我々は聾唖など障害を持つ者たちはそれ故、障害者同士は誰しも仲良く平和を求めるものと勝手に思い込んでいる気がする。
しかし日本でも近年障害者施設での残虐な事件やい>>続きを読む
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名作監督イヴ・アレグレ作品。当時の人気俳優ジェラール・フィリップが主演、ヒロインはミシェル・モルガン。なんと原作はかのジャン=ポール・サルトル。
メキシコの漁村——といっても観光客が足を伸ばすような>>続きを読む
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古典的なフォーマットながら期待以上に面白かった。娯楽としての映画の愉しさを存分に発揮していると思う。
日本でリメイクしてもうまく行きそうだが、本作はやはり主役ザックエフロンの魅力なかりせばと思う。>>続きを読む
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「あなたは、自分にとって喪った大切な人が一度でも蘇る事ができるとしたらそれを望みますか?」という問いかけの作品。面白いです。
似た作品で有名なものとしては
「異人たちとの夏(1988)」
「いま、>>続きを読む
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出足はそこそこ怖い。
監督も清水崇で脚本も清水崇。
『ハーメルンの笛吹き男』を下敷きにしている。容姿と声が浮世離れしている滝沢秀明が「こどもつかいのトニー」を演じるが、これはいい。
残念だったの>>続きを読む
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1978年、友人の家に転がり込み、そこにあったシンセサイザーを触るようになってから作曲を試みるようになり、やがてそれを生業にしようと考えているアナが主人公。
場面はほぼ彼女の部屋だけ。
「音楽系青>>続きを読む
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前作からの完全なる続編。優勝を遂げたインディアンスだが、そのせいで知名度が上がった者、金が入った者など増長した空気が漂っている。そこからの立て直しが本作のメッセージ。
「連作の2作めは難しい」とは言>>続きを読む
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大味な印象があって観ていなかったが、「2」での石橋貴明を観たいがために、まず「1」を観ることに。
甘く観ていたが公開当時ヒットした理由がわかる。まずアメリカ国民はNFLとならびMLBを愛している。>>続きを読む
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ビートたけしが「北野武」として映画を監督し初めてヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞を受賞し客観評価された作品。
ここから国内でも北野作品に対する評価が変わった。
根底に伝えたいメッセージらしきもの>>続きを読む
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『CUBE』1997年カナダ
『プラットフォーム』2019年スペイン
に連なる“密室不条理モノ”「不条理シチュエーションスリラー」や「SFホラー」とも呼ばれるカテゴリ。どちらかといえば映画ではマイナー>>続きを読む