ザムさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ザム

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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

リバイバル上映にて鑑賞。
恐らく中学生以来の鑑賞だったが、面白すぎて死ぬかと思った。正義と悪を徹底的に揺さぶるテーマ性、観る者全てを呑み込む完璧な脚本、全身に響く轟音とヒース・レジャーの狂気的な演技。
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.1

リバイバル上映にて鑑賞。
「生」と「死」の対比、日常と暴力の緩急が凄まじく、全編に渡り途轍もない緊張感が漂っているが、何処か心地良さと美しさを感じた。無駄のない画作り、距離感、海の青さも印象的。

サウスポー(2015年製作の映画)

4.2

観た
ベタな展開だが、ドラマ作りが丁寧でしっかり泣いた。自身の葛藤、娘、トレーナーとの関係性、どれも良い。ジェイクギレンホールの演技力と肉体が相まった生々しい試合の演出も凄く好き。やっぱりボクシング映
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.5

観た
呪術廻戦×ブルータル・ジャスティス×アベンジャーズ×デッドプールの超エンタメ大傑作!

マジでバカバカしいし、ツッコミ所満載だが、それが超面白い。工藤×市川、工藤×若者達、頼りにならない霊媒師な
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.5

フィンチャーは厭な暴力とハードボイルドを撮るのが上手い。リスベットの哀愁にはグッとくる。

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

5.0

暴力刑事対犯罪者集団というこの世に何百本も存在するであろうテーマに人種や性の社会問題を包み、そこにザラー自身のユーモアを加えた従来のノワール映画とは一線を画す傑作。

まぁ他の作品がこのテーマで映画制
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

観た
サスペンス×暴力映画として面白い。銃撃戦も最高だしメッセージ性もグッド。

ランボー(1982年製作の映画)

5.0

再鑑賞
アクション映画としてのエンタメ性に、帰還兵問題への強いメッセージを乗せた超傑作。終盤のランボーの叫びが心に響く。

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

流石に157分は長いが、超面白い。画作りが良すぎて殺人がカッコよく見えるし、後半のゾディアックにのめり込む主人公がリアルで良い。

(2021年製作の映画)

3.8

「オオカミの家」と同時上映の短編作品。
狂い具合は今作の方が上。話は理解不能だし、呪いのビデオを見せられてる感覚。生首とか本物にしか見えん。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

観た
前半と後半でジャンルが一変する、サスペンス調のブラックコメディ。

相変わらずの画作りの巧さや音の使い方に舌を巻きつつ、今作は「結婚」や「夫婦」の本質を問う様な脚本に魅了され、149分間、全く飽
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.5

観た
実在したコミューンである「コロニア・ディグニダ」にインスパイアされた、唯一無二のストップモーションアニメ。

全編破壊と構築を繰り返し、ニ次元と三次元、立体と平面が変容し続ける画は、まるで他人の
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

観た
前作同様、シリアスとコメディの調和が巧く、エンタメ映画として凄く面白い。今作は、連携で敵を嵌めたり、格闘アクションを混ぜたりと、班のメンバーのキャラを立たせつつ、シリーズの魅力であるマブリーの鉄
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

観た
めちゃくちゃ寝た
フレンチディスパッチも寝たし、ウェスアンダーソンは多分合わないわ。

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

観た
長尺とCGの粗さは気になったが、自分がアクション映画に求める、肉弾戦、銃撃戦、カーチェイス、筋肉の全てのエンタメ要素が含まれていた。加えて、ボスとのタイマン回数が多く、バリエーション豊かなアクシ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.2

観た
実際に起きた連続強姦殺人事件を元にしたサスペンス。純粋な刑事が堕ちていく様や自白強要、拷問、捜査の杜撰さが生々しく描かれており、如何に当時の状況が勁烈であったかが伝わって来る。ラストカットの虚無
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セブン(1995年製作の映画)

4.5

久々に鑑賞
主演2人の怪演と巧みな画作りが良い。脚本に隙がなく、バディ物、刑事物としても良く出来ている。オチは途中で予想出来るものの、一生忘れないであろう胸糞さ。このラストシーンの胸糞度を上げる為に、
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

観た
主演2人の演技力や伏線回収の数々が素晴らしく、2時間半、全く中弛みしない重厚なサスペンスだが、個人的には犯人の正体に意外性を感じられず、観客の想像に任せる様なラストも好みでは無かった。

アンビュランス(2022年製作の映画)

4.0

136分間、ほぼカーアクションをしているだけだが、ジェイクギレンホールを筆頭に登場人物全員が狂った演技をしている為、緊迫感が生まれ、超面白い。ドローンを使ったカメラワークも斬新で、凄くクオリティの高い>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

観た
主人公が破壊や痛みによっての心の隙間を埋め、自我を取り戻して行く様は自分と重なる部分もありグッとくるものがあった。メモを見つけた後の心情の変化も切なくて泣ける。ただ、何故か鑑賞後には清々しい気持
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

4.0

面白い
「暴力」が家族を呑み込み、日常の些細な仕草や食事、性行為にも関係性の変化が現れている様な描き方が巧い。自身の過去と向き合い、家族も再生を決意する様なラストも秀逸。傑作。

ルーム(2015年製作の映画)

4.2

後半の話が丁寧且つリアルに描かれていて、母、息子、祖父母、全員に感情移入してしまい、辛い涙を流してしまった。2人が"再生"して行ける事を祈りたい。

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.8

観た
今年1のバカ映画!
ステイサムの肉弾戦やVSメグ、VS謎生物など、盛り上がる場面が多く、とにかく脳死で楽しめた。ただ、VSメグと同じかそれ以上に肉弾戦や人同士の内輪揉めが多かった為、サメ映画とし
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.8

観た
アイドル映画的要素はあるものの、ジャンプスケアや音の演出が巧く、ホラー映画としてちゃんと面白かった。良作。

春に散る(2023年製作の映画)

2.0

微妙
圧巻のボクシングシーンは良かったが、脚本の練り込みが甘く、カタルシスが皆無だった印象。

まず、今作の主人公は殆ど挫折を経験しておらず、その影響でドラマが盛り上がりに欠け、胸熱さを感じなかったと
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

5.0

観た
家族間の確執から仲違いになった兄弟が、言葉ではなく、拳を通して語り合う、傑作スポ根映画。

全員に感情移入させる様なドラマの巧さや、兄弟2人を対比させる演出が秀逸で、終始画面に釘付けだった。
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.0

過去鑑賞
長さは感じるが、何度観ても色褪せない超絶大傑作。映画館で観れてよかった。

バビロン(2021年製作の映画)

3.0

過去鑑賞
前半は狂ってて謎に面白い、後半は意味不明、という感想しか出てこない。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

過去鑑賞
流石に3時間は長く感じたが、音楽、ダンス、アクション、全てが完成されたエンタメ大傑作だった。もう一度観たい。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

過去鑑賞
被害者や同じ境遇の方達にフラッシュバックを起こさせない様な作り方が良かった。テンポも良く、懸命に動く記者2人を丁寧に描いている為、バディ物としても良く出来ている。この映画がアカデミーの賞レー
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ネイビーシールズ ローグ・ネイション(2021年製作の映画)

4.3

面白い
序盤のドラマと会話劇の雑なカメラワークはノイズだったが、アクションが始まってからは寧ろこのカメラワークが活きていた印象。

今作は他のアクション映画である様な魅せるアクションや殺し合いでは無く
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

観た
マブリーの魅力を更に引き立てる様なキャラの使い分けが秀逸で、重い雰囲気を巧く緩和するユーモア溢れた暴力アクションも良かった。

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.7

話は普通だが、ユーモアあるアクションが楽しいので満足。泥肉弾戦とか最高。良作。

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.0

イコ、ヤヤン、グリロの使い方が完璧。ハリウッド映画は見習った方がいい。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

久々に鑑賞
オーウェンとブルーの過去や優れたCGによるホラー映画の様な絵作りは良かったが、後半の閉所展開や恐竜オークションの胸糞展開、謎のクローン設定、全く盛り上がらず、出オチ感が否めないキメラ恐竜な
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