yksijokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

4.0

ただの傑作だった。ここへ来ての1作目の伏線回収とかオマージュとかホントズルい。まさかあのマリーがここへ来て出てくるとは。彼女がいたことで物語に深みが出ていた。

冒頭から過去に生きるロッキーがバッキバ
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ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.3

スペシャルドラマ的な作品だった。アポロとロッキーの2人のライバル関係が主眼だっただけに、ちょっとそこがブレてしまったのがいまいち楽しめなかった。。

久々のアポロのリング登場シーンは中々テンション上が
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.9

首の金リングと親子愛な作品。

ストリートボクサー感が強くなっててリング上で輝くロッキーの姿はないけど、評判よりも素敵な話だったような気がした。

音楽や壁に描かれたペインティング、シャッター街、地下
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ロッキー3(1982年製作の映画)

4.2

あのタイミングのあそこでEye Of The Tigerはズルイでしょ!!ここへ来ての最高到達点だよ。曲を知ってるからこそ虎の目の時点で大体分かり、トレーニング中に軽くインストが掛かり。おっ、いつくる>>続きを読む

ロッキー2(1979年製作の映画)

3.8

死闘再び。パンチの応酬が凄かった。、
ストーリーは完全に焼き直しで、マジで退屈なのにこんなに面白いのか…。どうなってるんだ。確かに1の新鮮さはないかもしれないけど子供と奥さんと言う明確な守るものができ
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.0

シーンのいくつかをみたことはあって、劇中歌もいくつか聴いたことある。見たことないのにこんなに知ってるのもすごい映画だと思ってたけどやっぱ名作だった。

エイドリアンとロッキーの恋愛映画。世話焼きで仲人
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.9

君が僕に相談してくる時は大体もう君の中では結論が出ている時だ

このセリフがすごい好き。強い女性でいることに対するプレッシャーや心の辛さを抱えながらもメーガンはきちんと夫を大切にしている。だからこそ夫
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.8

自分は何者なのか。何を目的に生まれてきたのか。生きている意味はあるのか。

人生という行程において誰しもがぶつかるこの問いをホドロフスキー自身が若いときに自らにぶつけている姿を表現した作品で本人の登場
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.1

クリヘムのニューキャラ来た来た!

テンポ良いしアクション凄まじいし、スカスカと思ってたストーリーが終盤で効いてきて意外と深みが出てくる巧さ含めてめっちゃ良かった。

何と言ってもガンアクション。ジョ
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シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

3.7

バイオレンスアクション描写がビンビンで凄かった。血が苦手な人はだめだと思うし終盤の痛々しさは観ている側も思わず顔を触ってしまうぐらい痛々しかった。ほっぺたを刃物が貫通とかマジでだめ。。

ストーリーは
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.2

切ねぇぇぇ。マリッジストーリーよりもブルーな気持ちになった。結婚し、子供ができて外況が変わることで気持ちが少しずつズレていく。愛していたはずの二人の間にはいつの間にか大きく深い溝ができている。溝を埋め>>続きを読む

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.5

ストーリーはスッと横に置いておいてレースシーン満載のアクションムービーとしてさすがの重量級という感じ。

ストーリー的な面白さやキャラクター同士の深みのあるやり取りはないのでそういうものを期待してみる
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.9

隠し砦ならぬ隠し扉の三悪人。
その愛は真実か、それとも贋作か。いや、贋作の愛の中にも真実はあるのか…。

ネタバレを回避すると何もかけない映画。。

劇版かなり素敵、ロマンティックな部分での楽曲のチョ
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.0

口の中に血の味がするような後味の悪さが残っている。怒りとかやるせなさとかそういうんじゃないのが全編を通しての味だった。殺人の追憶を見ようと思って間違えた…。

カット割が絶妙。韓国映画でよく観るA地点
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.8

キアヌ・リーヴスとリバーフェニックスの2人が画になるのでそれだけで大概行けちゃう。更にそこにアイダホの美しい道路と空も重なってきてという中で画になるショットばかりの映画でした。PV見てるみたいな感じ。>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

ドレスの仕立て屋で素敵なドレスを作るが、圧倒的に仕事にストイックで習慣を崩すことを嫌い、神経質なレイノルズと田舎のウエートレスで嫉妬深いアルマの2人の関係性を描いた作品。ラブロマンスのように見えながら>>続きを読む

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.9

アダムドライバーがひたすらに粘り強い青年を演じているお話。幾度も壁にぶち当たり、とてつもなく追い込まれる場面でめっちゃイライラしてて何ならちょっと捲し立てるように話したりするけど一線は超えない。カイロ>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.7

猟奇的だけど殺しはしないロバートデニーロをずっと見せられ続ける映画。笑えないレベルのストーカー気質を持つルパートがコメディアンに番組への出演を迫る。全編通じて表情が死んでるロバートデニーロが本当に怖い>>続きを読む

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.0

前日寝るのが遅くてスーパー眠い状態で見てしまったのを後悔するほど圧倒的な作品だった。なのに途中我慢できずウトウトしてしまった。

ワーグナーが掛かるまでは「あぁ、ハリソンフォードだ…」とか思いながら割
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.2

「自分のモノに手を出すな」という序盤のあるシーンで出てくる教訓的なシーンを結局守れなかったトニーモンタナ。見えていた結果に進んでいく様はまさに栄枯盛衰というワードが当てはまる展開だった。アルパチーノが>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.8

ローレンスカスダン×スピルバーグ先生のタッグは面白いに決まってるよねと言う順当ぶり。まさにエンターテインメント。アトラクションに乗っているような感覚。

原案と製作指揮がルーカスなので時々スターウォー
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

不穏モノ極まれりのテイストの映画でずっとその雰囲気の不安な感じが続いていく。

大体の座組みと暗示がわかってきたところで画面の向こうにいる登場人物の大学生たちは全くそれに気づけていないと言うのが絶妙だ
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

ブレのないカメラワークと恐ろしいまでの画角の作り込み、そして主観と客観の切り替えの巧みさと圧倒的な画の作りへのこだわりを感じた。画が怖いし鳴ってる音も怖いし、出てくる人たちの眼力も怖いし、それだけで恐>>続きを読む

ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-​​(2019年製作の映画)

3.5

NBAの中の選手会と機構側の給料折り合いがつかなくなったときのストライキ的な事象であるロックアウトをテーマにした作品。ロックアウトもNBAのシステムもちゃんとわかってないまま観てしまったのでそこは曖昧>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

テンポが良くてダラけないしアクションのバランスもよくてとても面白かった。ロバート・デ・ニーロの若いからこその心優しい感じがまだ残る演技と、チャールズグローディンとの二人の会話の掛け合いの面白さが見事に>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.3

良すぎて速攻でDVDをポチりました。後半ギャン泣きでした。私は疲れてるのでしょうか…。

ストーリーは奇抜なわけでないし、たしかに発想は面白いけどドラマ的なお話なのに終盤なぜだか涙が止まらなかった。
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.7

自分に嘘をついて生きることの辛さと自分に嘘をつくことで自分自身が何者かが分からなくなるということの悲しさを感じた。
他人に嘘をつくことは簡単なのだけど、自分に嘘をつくとついた嘘は自分に帰ってくる。そう
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.5

The Weekndが本人役で出ててビックリ。
チョイ役過ぎたけど売れる前設定で割と小さいハコでやってて良かった。

A24っぽい映像と音楽にアダムサンドラーの演技があってそれ以外はなんかめっちゃゴチ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

映像体験だけでお金払う価値がある映画シリーズ最近多いけどこれも本当にそれだった。没入感とカメラワーク、色彩と視点の切り替え、いつ死ぬか分からないという緊張感がこちらに伝わってきてすごく良かった。IMA>>続きを読む

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.5

主人公が変わる構成で序盤はクライムサスペンス的なノリがありつつ後半はヒューマンドラマの様相になってきて2時間ちょっと飽きさせない作りになっていた。

ライアン・ゴズリングは序盤からぶっきら棒でそれでい
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アメリカン・ファクトリー(2019年製作の映画)

4.0

American Factoryというタイトルバックの下に美国工厂とあるように、テーマは「中国企業の米国進出」である。GMが撤退して大規模なレイオフがあり、失業者が大量に発生したオハイオ州。中国企業が>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.6

ガッツリ目のホラーだと思って観てたら結構なヒューマンサスペンスで良かった。オバケ的なホラーよりもよりリアリティがあったし、画作りが圧倒的に怖かった。構図がホラー映画の構図だし、そこにエスターのあの表情>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ファンタジーと現実の狭間で。

ヒトラーとナチスドイツ。ユダヤ人の迫害。虐殺。こういった現実の悲惨な史実と子供ならではのファンタジー要素がちょうどよいバランスで組み合わさっていた。人種差別的なものって
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

DCっぽくないのがいい意味で面白かった。世界線の規模小さめというか、やってることのスケールが小さめでアントマンとかに近いイメージ。だからこそ家族の絆と家族とはみたいな一貫したテーマ設定は効いてたし母親>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

良くできたシナリオオブザイヤーに早くもノミネート。ワンシチュエーションのミステリーものかつ密室ものとしての展開の面白さが抜群に素晴らしかった。ピエロはお前を嘲笑うにテイストちょっと近いかもと思いつつも>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

けたたましいモーター音と地鳴りのようなエンジン音。眼前を走り抜けていくレーシングカーたち。IMAXのサラウンドと画面サイズで見るべき映画。音の迫力がとんでもなかった。映像もなかなか素晴らしかったしレー>>続きを読む