むつきさんの映画レビュー・感想・評価

むつき

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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.2

1996年に実際に起きた銃乱射事件がなぜ起きたか、を追う話。

淡々と進む物語。別に面白さとかクスッと笑うとことか、ない。
メッセージも押し付けがましいものも何もなく、本当にただただ淡々と病んでいく。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

前情報なしで行ってみた
始まって早々、「なんじゃこりゃ」の連発
朝10時からみたけど、10時にみる映画ではない(笑)

エマ・ストーンの体当たりを超えたお芝居がものすごかった…
ラブシーンも多いけど、
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッド、かっこいい………

ただただ格好いい。
ハッピーエンドめでたし!なお話ではないけれど、観てよかったと思う。
1人の退役軍人の老後のお話。

人はいくつになっても変わることが出
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.4

-1.0を観たので続けて観てみた。

庵野カラー全開でとても好みだった。
ゴジラがちゃんとめちゃくちゃ気持ち悪くて怖かった。
戦闘兵器もこれでもかというくらい出てきて面白かった笑

この続きで他のシン
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

気になってたら職場の人が大絶賛してたので観に行ってみた。
ゴジラをスクリーンで観るのは何気初。

面白かったし、邦画も捨てたもんじゃないな~とは思ったけど、なんかそこ止まりというか。
話が綺麗にまとま
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

この歳になってやっと観れた。砂の器。
中居くんがドラマをやっていた時ですら
私はまだ幼くて、この話なんて分かるはずもなく。
やっと、やっと見れた。

古き日本の良いところも悪いところも
全部詰まった作
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.3

原作読んでなくてドラマで本作に出会いました。
原作派の人からしたら違和感があるところが多いみたいだけど、私は菅田整くん好き。

ドラマの延長かなと思って観に行った映画。
たしかにわざわざ映画にするほど
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.9

パプリカで初の今作品に出会い、その後評判がよかったパーフェクトブルーも観たいなと思ってたらまさかの劇場で観れるとのことで急いで行ってきた。

不気味で辛い作品だった。
みまちゃんと同性として、なんとい
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.5

終戦の日に際して鑑賞。
夏八木勲さん、三浦春馬さんなど、懐かしい面々がいた。

内容については言及しない。

特攻隊については様々な見方があるが、国のためにあのような形で命を落とした方が沢山いたことは
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母性(2022年製作の映画)

3.0

戸田恵梨香さんがすごい
永野芽郁ちゃんかわいい
大地真央さんのお母様感がすごい
高畑淳子さんがとっても嫌な姑

物語としてはなんともうーんって感じだけど
4人の女性のキャラクターや
4人の女優の凄さが
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

今敏監督。

終始「監督、何を仰っているんですか?」と聞きたくなるような展開、全くもって謎。私は90分何を観てたんだろう。

けどなんだろう。言いたいことは、なんとなく、本当にうっすら、言語化できない
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

5.0

あらためて世界一おめでとうございます!

普段はライバル同士の選手たちが集まって世界の舞台を登りつめていく様は大人であっても感動しました。

やっぱり野球は最高だなあ

怪物(2023年製作の映画)

4.5

坂元裕二さん×是枝裕和監督だけでなく、川村元気さんも制作に関わっていらっしゃる。

まさに「最近の邦画の人気制作陣全部乗せ」みたいな作品。
だいたいハマらないのであまり期待せず観に行ったらこれがとても
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

5.0

最高最高最高最高最高最高最高最高

前作から4年だっけ、待ってよかった
本当に大好きな作品

最後泣いた。本当にありがとう。
この物語を見届けるまで絶対死なない。

何よりも大好きで、そして大切な作品
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告白(2010年製作の映画)

4.5

そういえば見てなかったと思い鑑賞。

めちゃくちゃおもしろかった…

公開された頃は私は10代だったようなので、
ほかの色んな映画も観て感じられるようになった今観て正解だったと思う。

邦画の中でもか
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.9

14分の短い作品だけど内容はずっしり
障害者も虐殺されていた話は知っていたけど、自国民まで対象だったとは恥ずかしながら知らなかった。

「障害者を養うためにいくら負担しなければいけないでしょう」
「な
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.5

グァダニーノ監督×ティモシー・シャラメ×テイラー・ラッセル

誰もが抱える、他人には決して理解されないこと
衝動的で抑えられない己の本性のようなもの
そして、誰にも明かせないのに、理解されるわけないの
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

公開から数ヶ月経ってからの鑑賞になったけど、
2023年劇場一本目に選んでよかった。

濃厚とんこつラーメンとカツカレーと
唐揚げ大盛り定食と天丼を
一気に出されたような重厚感。
けど全部食べてもなぜ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.5

桑田佳祐さんの曲の中で一番好きな『月光の聖者達』を使っている映画だったので公開前から観ようと思っていたものの、ずっと見れていなかった本作をやっと視聴。

公開が2020年くらいのはずなのに、なんで数年
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.3

オススメしていただいたので観た。

フィクションだけど全然遠い世界の話に思えなかった。

人間はAIを支配する前提で日々AIの開発や活用を進めているけれど、圧倒的に賢いのはAI。
人と同じくらい、いや
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.2

新海誠作品の好きなところは、絵が綺麗なところ。
そして日本文化、自然、神と穢れ…そういったものに対するリスペクトがきちんとあるところ。

やっぱり絵が綺麗で、映画館で見てよかったなあと思わせてくれた。
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.6

東野圭吾らしい作品。
堤真一の圧巻の演技、すばらしかった。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

おすすめして頂いたので鑑賞。
前情報まったくなしで観た。

結論、面白かった!
100分ちょっとが一瞬で終わる。
中盤から大筋が見えてくるものの、
終盤の怒涛の「そうくるか」はもはや爽快感。
所々怖い
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健太郎さん(2019年製作の映画)

2.3

短編が観たくなったのでなんとなく観てみた。

すべてが現実から数センチずれてる感じ。
それが本作にいまいち引き込まれない理由でもあるけど
数センチずれた気味の悪さ(つまり本作の良さ)でもあると思う。
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

ホラーは苦手だけどSFホラーなら観れるかと思い鑑賞。その他事前情報は一切なし。

ドッキリ系のホラーではないので、私みたいにホラー苦手な人でも観れると思う。
ただ終始不気味。わっ!と出てくるタイプのホ
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呪詛(2022年製作の映画)

3.9

ほん怖ですら怖くて見れない私が「台湾最恐ホラー」に対しての好奇心だけで視聴

結論、普通に観れた。なんならものすごく良い作品だと思った。
なぜ全て録画を通して視聴させられてるんだろうと思ったら最後の伏
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.6

なんとなく観始めた作品なのに冒頭からものすごく引き込まれた。画面の構図とか、映画全体のトーンとか、そういうものがとても美しいと思った。

産まれる前から全て決まる遺伝子工学が発展した世界で、「不適正者
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

人は人に怯え、傷つけ、傷つけられて、抱きしめられて、救われている。
公式HPに記載されている岡田さんの言葉だけれど、本当にこれに尽きる作品だと思う。

阿部サダヲさんの演技が素晴らしいのはもはや定石と
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ミスト(2007年製作の映画)

2.9

胸糞悪い映画が観たかったので、兼ねてより胸糞悪いと悪評?が高かった本作を視聴。
虫が苦手なのでそこが結構きつかった(笑)

未曾有の恐怖に襲われた人間の性質がこれでもかというくらい細かく描かれている。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

トム・クルーズ様がとにかく格好いい。2時間ちょっとの作品だけど、話のテンポが良くあっという間。スピード感のある映像、そして空が綺麗!
誇張ではなく本当に手に汗握りながら観てしまうくらい没入して楽しめた
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

3時間近くあるので休憩しながら鑑賞。
レオナルド・ディカプリオとマーゴット・ロビーが並ぶ画はとんでもなく美しくて、もはや有難かった………

やはり天才はどこか突き抜けるものなのかなと思った。
あれだけ
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