「ヒーロー映画」というジャンルが市民権を得たのは、まだ比較的最近のこと。
特にティム・バートンがダークでゴシックな「バットマン」を撮るまで、マント姿やマスクのヒーローが登場する映像作品というのは、漏れ>>続きを読む
スパイダーマン原作における有名ヴィランのヴェノムと、そのヴェノムの最大の敵・カーネイジの戦いという、何がどうなってるのかスパイダーマンシリーズを知らない人に説明するのが非常に難しいソニーの「スパイダー>>続きを読む
前作を観た流れでこっちも。
実は「1」ほど思い入れがなくて、BDは持ってるけどそんなに見返してない。嫌いなわけじゃないんだけどね。
前作のコメディ要素とサスペンス要素はかなり控えめとなり、代わりに青>>続きを読む
子どもの頃からテレビで、或いは父親のビデオコレクションの中から、何度も繰り返し見た一本。いまだにBDで時々見返すし、YouTubeで歌唱シーンの切り取りがオススメに出てきたら毎回再生しちゃうくらい好き>>続きを読む
MCU×クロエ・ジャオ!
3DCGバリバリで超人たちの戦いを描くシリーズと、プリミティブな自然描写と人そのものをありのまま画面に乗せるクロエ監督、どう考えても食い合わせの良くないような組み合わせですが>>続きを読む
ディア・エヴァン・ハンセンの公開に向けて再見。何を置いても、本作の勝負曲である「This Is Me」の求心力がとにかくものすごい。囁きのように始まるキアラ・セトルの歌声が、やがて自分自身を肯定する力>>続きを読む
歳を重ねるということは失い続けることであると、僕もようやく自分事として実感できるような年齢になってきたなと最近思う。
確かに人生は、我々の心を豊かにしてくれるギフトもたくさん与えてくれるが、それらのほ>>続きを読む
ライアン・レイノルズ主演で、ゲームのモブキャラが主役。もうそれだけで面白そう感のすごい本作。
なんとなく「トゥルーマン・ショー」っぽいなーとは観る前から思ってたけど、ゲーマー的にもいろんなパロディが仕>>続きを読む
原作未見で、リンチの方の映画も観たことないけど、ティモシー・シャラメを劇場で観たくて映画館に行くという、アイドルマニアの女の子のような動機で観に行ってしまいました。すみません。今はほぼ未履修の007を>>続きを読む
※前のレビューがあんまり好きじゃなかったので書き直しました
ジョーカーというヴィランを表すのに「狂気」という言葉がよくチョイスされる。もちろん本作でホアキン・フェニックスが演じるジョーカーも、徐>>続きを読む
いや、もう、好きなんですよ。でもその好きさを言語化できない。いつか言語化できるようになったらまたレビューを書きます。観てください。映画を。美しいので。
何回観ても、最後のミュージカルシーンで、も>>続きを読む
一連の「ディズニーアニメ実写化シリーズ」の中で、あえてヴィランの方にスポットを当てた本作。まぁ101わんちゃん自体はかなり昔に実写化されてるので。
ディズニー版ジョーカーなんてよく言われてたけど、パン>>続きを読む
「最強ゆえに戦いを禁じた男ーーー」
視聴後のぼく
「(どこが……?)」
MCUのキャプテンマーベル以来の新ヒーローということで、空白の2020年を経て久々のMCU映画の連続公開2本目。
MC>>続きを読む
シンプルに面白かった!それに尽きる。
めちゃくちゃいっぱい人が出てきて、めちゃくちゃいっぱい人が死ぬ。まさかコイツは死なんやろ!え?し、死んだ……?という潔い使い捨てっぷりはまさに自殺部隊。前作に引き>>続きを読む
MH4の筆頭ルーキー、かつMHWの陽気な推薦組でお馴染み、モンハンシリーズの中ではやたらキャラが立っているエイデンくんがハンターになるまでを映像化。
規模的にたぶん脚本はがっつりカプコン監修だと思うの>>続きを読む
公開直後に劇場で観て、そのあと信じられないくらいヒットしたあとでもう一度小さなスクリーンで観て、それ以来なんどか機会はあったのに一度も見返すことがなかった。
初見で面白いと思ったし、記憶力の悪い僕にし>>続きを読む
細田監督の前作「未来のミライ」をわりと最低点でこき下ろた後だったんですが、本作は最初のトレーラーから中村佳穂の歌に惹かれて、期待して観に行きました。
その期待通り、歌唱シーンの完成度は抜群に素晴らし>>続きを読む
いやもう、すげーーーーー面白かった!
久々に映画館でMarvel……ってのもあるんだろうけど、もうこのナターシャが主役の映画が作られるまで初登場から10年も回り道させられて、しかもそこからさらにコロナ>>続きを読む
ファルコン&ウィンターソルジャーやってる時に、やたらと「新キャップがカールじいさんに激似でワロタ」みたいな感じでSNSで話題になってたので、なんか観たくなって観た。同じディズニープラスで観れますしおす>>続きを読む
三部作の第一話としてはパーフェクトと言っても過言ではない出来。MS戦も濃密に描きつつ、人間描写にたっぷり時間をかけられていて、演出が非常に冴えてた。「NT」がいろいろ詰め込みすぎて要素が薄味だったので>>続きを読む
vsコングの公開間近ということで「そういやハリゴジ最初の一時間くらいでつまんなくて観るのやめたっけ」とふと思い出し、数年ごしにハリウッド版ゴジラをちゃんと見返した。
その流れでハリゴジ第二作(モンスタ>>続きを読む
原作が面白かったのと、映画の続編が最近やってるということで予習がてらAmazonプライムで。
原作のいいところを拾いつつ、クライマックスは映画的に盛り上げるオリジナル展開があったりして、ダメ邦画にあ>>続きを読む
「vsキングギドラ」「vsモスラ」の平成シリーズ黄金時代に少年だった僕にとって、ゴジラはまさにヒーロー。
そのオリジンを根底からビターかつハードに描き直した大きいお友だち路線が「シン・ゴジラ」なら、こ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大人気ゲーム「モンスターハンター」の世界観を実写で忠実に再現!カプコンととても仲の良いポール・W・S・アンダーソン監督と、彼の妻でもあり名前がもうモンスターぽくて強そうなミラ・ジョボビッチが再タッグ!>>続きを読む
新劇場版シリーズでも随一の「わかりにくさ」を誇るQ。
序・破と、TV版をブラッシュアップしつつ、わかりやすく「王道」な演出へと変化してきた中で、突然わかりにくい往年のエヴァへの回帰を果たしたQを前に、>>続きを読む
ちょうど50本目のレビューということで、いつまでも忘れられない名作をひとつ。
スパイダーマンの実写シリーズといえば、サム・ライミ監督トビー・マグワイア主演の初期三部作が最も有名だと思う。もちろんそ>>続きを読む
暇なのでAmazonプライムで観ました。
「結婚前夜」「さようならドラえもん」などの有名どころを中心にフル3D化。わりとキレイにコンパクトにまとめられた佳作。
さすがに原作を何度も読んで、大山のぶ代時>>続きを読む
"チカラは必要ない。コツがあるの"
待ちに待ったWW84がやああああっと公開。もともとは夏頃公開だったと思うけど、なんやかやクリスマスシーズンに公開でちょうど良かった感もある。
ザック・スナイダー>>続きを読む
いろいろあってタイミング逃して観れてなかったヴァイオレット・エヴァーガーデンの上映が終わりそうだということで、急いで観てきました。鬼滅の刃は2回観たんだけどね。
めちゃくちゃよくできた脚本に、死ぬほ>>続きを読む
ブームが凄すぎて、大手シネコンの半分以上のスクリーンを占有してるにも関わらず公開後しばらくは連日満席状態で観ることも叶わず。一ヶ月経ってようやく(平日なら)いい席がとれるようになったので観てきたら、思>>続きを読む
TENETを観た。さっぱりわからなかった。
そんな消化不良な初回鑑賞のあと、IMAXがすごくいい!という話を小耳に挟んだので、IMAXレーザーGTテクノロジーのシアターを持つエキスポ109で(鬼>>続きを読む
志村貴子の短編集の一部をそのまま映画化。
「そのまま」というのは、ほぼ原作に忠実にという意味です。
透明感のある線の細い絵柄は原作に寄せつつ、陰影を抑えてややリアルタッチな画面に。風景画のようなざら>>続きを読む
大倉担の友人にムビチケをもらったので。邦画を映画館で観るのは久々だったけど、面白かったです。
ストレートを好きになるゲイ、というのは、まず99%までは実らないし、仮に奇跡的に実っても、いつか女の方に>>続きを読む
クリストファー・ノーラン作品観よう週間の第二弾。ただ正直言って文系脳にはツラいガチSFなので、どうレビューを書いたらいいものかとても困って放置していた。
オタク少年の義務教育として著名SF小説は一通>>続きを読む
TENET公開に向けて、クリストファー・ノーラン作品をいろいろと見返している。
とりわけこのインセプションは、よくできている反面、片手間に観ているとどんどん置いてけぼりにされてしまうので、ディカプリオ>>続きを読む
”ーー大人になっても、人生はつらい?”
”……つらいさ。”
少し前に、ナタリー・ポートマンがレオンの出演に関して「今の目でみると不適切」な部分が少なからずあると語るインタビューを見た。
確かに、>>続きを読む