水さんの映画レビュー・感想・評価

水

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

気楽に観られるミステリー映画 仕事で疲れた金曜日にはこれくらいの気楽さとそこそこ面白いストーリーが心地よい 2時間の尺も苦じゃないくらい飽きさせない 

オフィーリア 奪われた王国(2018年製作の映画)

4.2

ミレイのオフィーリアが好きな人は引き込まれる映像美。シェイクスピアのハムレットとは若干違うけど、オフィーリア視点で再構築された映画も好きだと思った。原作ではすぐに、女性は取り乱して感情的になって、、と>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

2.0

女性の外見だけを取り出して評価付けさせたり、振られて落ち込んで酔ってたからといって悪口を書き込んだりしてうーんて思っちゃった。なんかあんまり苦悩や葛藤を描いた、といってもピンとこないな。出てくる女の子>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.4

重い、重たかった。何かやろうとする度にうまくいかなくなって、信じようとしても裏ではキワモノ扱いされてそりゃ悲しくなっちゃうし嫌になっちゃうよな。頑張ろうと思って必死に変わろうとしても力みすぎて躁になっ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.6

すごくすごく退屈だった。描かれているのは毎日のルーティンと時折起こる小さなハプニング。ニュートラルでフラットな毎日を送っているからか、彼女のローラはパターソンの小さな変化にもすぐに気づく。愛だな、と思>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

3.8

何という歌唱力と表現力 パワフルさに圧倒される アリの自分のしたいことは自分の手で掴み取ってチャンスは決して逃さないの見習いたい やっぱり何かを叶えたいと思ったら動かないと 

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.2

ダンベルを片手に観ることをおすすめする 観終わったらなぜだか筋トレしたくなるし最中でも体がムズムズして鍛えたくなる スポーツはあんまりよく知らないけど熱狂ってこういうことか、わかった お父さんは自分の>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

なんとなく今観ないとと思ったので文春で手記が載ってすぐに観てきた あの人は簡単に死ぬような人間じゃないって近くにいる人はよく知ってるのにそれを上回るほどの圧や責任に潰されていくのが見ていて辛かった ジ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

観た後しばらく立ち上がれなかった スクリーン越しのただの一観客だとは思えなくて自分も負傷したような感覚を覚えた 少なくとも映画を観に行くお金があるわたしたちが、こんな世界もあるのかと知れた、とか興味深>>続きを読む

ダンプリン(2018年製作の映画)

3.5

ガールズパワーがすごくて好き ド派手な衣装も楽しい 自分の殻に閉じこもってないで出てくるの大切ね

日日是好日(2018年製作の映画)

3.6

茶道はそんなに詳しくなかったけど、表参道の櫻井焙茶研究所に行ってから興味持った 掛け軸や器など空間を創造していくのが魅力的だった いちいち頭で考えないで手を信じてって希林さんが言っていたのが良かった >>続きを読む

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.0

本で読んだから映画はほぼそれをなぞっていくだけで退屈だった 本だけでいいかなって思っちゃった

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.3

とにかくかわいい かわいいの世界に溺れそう 優しいかわいい癒される カラフルでおいしくて優しい世界だ…

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.2

自分1人の影響なんてたかが知れてるからどうでもいいと思ってしまうけれど、ジョージのやってきたことがどんどん報われていく姿が美しくて涙が滲んだ 華やかな生活とは程遠くて自らの家庭を二の次になっても凛とし>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.1

美人だと完全無欠で羨ましいな〜って思っちゃうけど、本人が幸せかどうかは別ね つい、コンプレックスや流行ってる美の基準からはみ出る自分のパーツに目がいって、それさえ無ければ万事上手く行くのに…って思っち>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

才能がある、ないや天才と天才ではないの単純な構造ではないと思う 明石がこちら側とあちら側で見えている景色が違うと言っていたり、生活者の音楽は敗北したと言っていたけどそれはあくまで明石から見た世界 亜夜>>続きを読む

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.3

10歳のわたしが観たらどハマりだったろうなという感じ ファンタジー、ホラー、ユーモアのバランスが絶妙 さすがにハタチ越えると物足りない

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.7

アァ… 愛おしい日々を淡々と積み重ねていった2人に一体何が原因ですれ違って、その微妙なズレが埋められないものになってしまったんだろう 触れようとすればするほど壊れて取り戻すことができなくなってしまう >>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.3

蒼井優の取り乱した狂った女の演技の上手さに圧倒される なんと美しく悲しい表情だろう 陣治の十和子への想いと行動は愛だったのか、観終わった後もしばらく考えてた むつかしい 愛とは何か弱冠21歳のわたしに>>続きを読む

潔く柔く(2013年製作の映画)

2.8

高良健吾と岡田将生の見分けがつかなかった… 顔面良子と良男 ストーリーは限局性激痛を想起した 他人の辛い過去を聞くことで解毒されるやつ

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.9

日本語とか英語とかそういう言語じゃなくて、共感の共通言語みたいなものがあってそれが通じる人と通じない人がいる 無自覚な来留美 呆れる良香 思春期が今後の人生にもたらす影響が大きすぎる 自己肯定感の低さ>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.7

とにかく、小物が綺麗で華やかで美しい キットのお父さんの最期の会話が一番好き

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

エマワトソンがシンデレラを断ってベルを引き受けたの、ベルへのリスペクトが感じられる シンデレラも好きだし素敵だけど 間違いなく教養や知識は色気よ

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.7

孤独だなって思った ある分野についてずば抜けて長けていたり、ギフトを持っている人をいたずらに羨んではいけないし簡単にわかる〜とか言いたくないなって思った

捨てがたき人々(2012年製作の映画)

2.3

主要登場人物、下半身で物事を考えすぎる 捨てられないものが多い 欲張るからボロが出てる 自己肯定感が低い

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.1

心のどこかでは、ああこの関係はいつか終わるなとか捨てられるってわかっているのに離れられない 相手も離れられないと思い込んでぬくぬくと居心地のいい場所でうだうだしてたら、相手はスコッと出て行って自分だけ>>続きを読む

パーフェクト・デート(2019年製作の映画)

3.0

すごいありがち こういうのどっかで観たな感に溢れてる 展開もキャラクターも 成功してセルフィッシュに変貌する主人公と手の届かない高嶺の花をゲットしようとして側にいてくれてた人のありがたみがわかるってや>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

結局無い物ねだりで、新しい環境、カースト上位のイケてる友達、望む学校、かっこいい彼氏が手に入れば今ある不満が全部解消されると信じてるんだけどそんなことはなくって 今いる人/環境から十分に得ることをせず>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

トニーとシャーリーがお互いに感化という感じ 自分はどう思うかではなく、土地のルールだから、と差別を続けていく白人たちに怒りを覚えた どんなに理不尽でも決して暴力をあげず理性的にかつ紳士的に振る舞うシャ>>続きを読む

あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.8

すごくシンプルに自分のしたことは返ってくるってことを教えてくれる それぞれに結婚してパートナーがいるのに、出会うべき人は他にいて 必要な人と必要な時に出会い、必要なことが起こるというかんじ チャーリー>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

スウェーデン映画初めてみた 頑固オヤジが周囲に心を開いていく話 最愛の人の死で人間って性格が変わっちゃうんだな でも核にある誠実さをソーニャは見抜いていて みんな言ってるけど猫はソーニャの分身にしか見>>続きを読む

リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密(2018年製作の映画)

2.3

ストーリー読めちゃって物足りない けど、エリザベスの歌声は綺麗だしカムはイケメンです🧜‍♀️

怒り(2016年製作の映画)

4.2

ただ、ひたすらに、重い
怒り の感情がこれほどまで衝動的に残酷に描かれているのをみると人間の残忍さを見せつけられている気分になる 『人生スイッチ』でも怒りの感情が出てきたけど本当に自分にも起こり得る
>>続きを読む