Ojiさんの映画レビュー・感想・評価

Oji

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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

4時間とは思えない…あっという間すぎる。もう何回も見て勇気をもらっている。ランチャーがとにかくかっこいい。上っ面ではなく本質を見抜こうとする姿勢、そして色んなことを重く受け止めず楽しもうとする姿勢…。>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

他のシリーズ見ていない人でも楽しめるとは思うが、全て鑑賞しているからこその感慨深さだったり重みを感じれる部分もあったかな。見る前、寅さんが結婚することになってもならなくても納得できる気がせず、半信半疑>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

セリフもいいが、ナレーション部分の言葉選びが好みだった。絹と麦のセリフの対比、映画の前半と後半の対比がそれぞれとても美しく、構成がきれいな映画だなーと思った。個人的に好きな本や音楽も多く、麦がそこから>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

よくある設定ではあるが、コメディの中にもわかりやすくテーマ性もあった。補い合う関係性が素敵でずっと見ていられる。最後、奥さんが手紙について言及するシーンが好きだった。

そばかす(2022年製作の映画)

3.5

前田敦子さんちょっとナメてたな…とても良かった。三浦さんとの会話素敵だったな。同じような人がいるんだって思えるだけで色んなことが救われるものだよなー

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

5.0

隅から隅まで面白かった!ストーリー自体は『サマータイムマシンブルース』を鑑賞していたので知っていたが、こちらは表現一個一個が本当に魅力的だった。特にやはりラストの一文がしびれるほど素敵で最高。映像化と>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

コメディ要素で乗り切れない部分もあったが、面白かった!代理の先生のテキトーに言っているであろう「愛」が後半良い感じに効いていてよかった。前作『リンダリンダリンダ』もそうだが、この監督の、歌への愛を感じ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

身構えて見に行ったが、2時間半があっという間に過ぎるほど見やすい映画だった。映像も綺麗。理性と知能を身につけたベラが、ダンカンやアルフィーを手のひらで転がすようになっていく様がとにかく爽快だった。配信>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ジブリの中で個人的にベスト3に入るくらい好きな作品。
前半、ギョッとするようなセリフをアンナが吐き捨てる場面がいくつかあり、ひきこまれた。ずっとひとりで寂しい思いをしていたマーニーの作り話が、同じく孤
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤、暗号解読にむけてあるひらめきが起こる瞬間、パーティをほっぽり出して夢中で研究所へ戻って作業する場面では見ているこちらも思わず鼓動が早くなってしまう。こんな風に熱くなる瞬間あったな、と私自身研究に>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

『ケイコ、目を澄ませて』『きみの鳥はうたえる』がハマったので鑑賞。瀬尾さん原作ということもあってか、前作よりかなり分かりやすい映画になっていたが、相変わらずの映像美で三宅監督の良さもしっかりと保たれて>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

後半になってようやく、どのように見る映画なのか分かってきた。そこから先は、映像は本当に美しくてキラキラした場面も多いのにずっと胸が締め付けられるようだった。説明なしでどう映すかという点で素晴らしいシー>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

原作者のファンだけどこれに関しては映画が本当によかった。屋上で前田が映画を撮る理由を話す場面、あの表情に毎回泣かされる。損得なく何かに打ち込めること、何かを好きでいれることってほんとに尊い!と思わせて>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

誰もみることはない(映画では映さない)けれど、確かにこういう変な会話や行動ってあるよなという場面が沢山描かれていておもしろかった。普通は「必要なかったから」「映画ってそういうもんだから」とカットされる>>続きを読む