NaDiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

NaDi

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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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なんかジャームッシュって
ワンシチュエーションにぎこちなく対立する人達を閉じ込めるの好きだよね

カウンセラー(2021年製作の映画)

4.8

40分程度の話とは思えないほど濃厚で
何より演出の神がかりさにビリビリする。

やかんの音かと思えば雨の音
開くボタンを押す→背中を男が押す
過去の回想の「中で」その人が話しているのか、それともその「
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

4.1

美を見つめるということは、死を見つめると言うこと。
原作のトーマス・マンの著書でも書かれているこの言葉。
それの本当の意味に触れた気がする。

美を見つめる人は、それと共に美に見つめ返される人。その視
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レイプハンター 通り魔(1986年製作の映画)

4.6

演出が素晴らしい。
特に電気に頭ぶつけて、揺らすことで
次のシーンの顔アップのライティング操作するとか‥。。
つぶさなライティングへの気配りが見えて、パッション感じた。

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

4.0

不気味な「もの(物、者)」の肌に触れる
のか
不気味な「ものの(だけれども)」肌に触れる
のか
そのどちらもなのか
一先ず感じたのはあの嘘偽りなさそうに見えるエロティックさと
昔の誰かを彷彿とさせるあ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

使い古された布のように色褪せた田舎で、毎日何一つ変わらない日々。
それが生き生きとした衝動を抱えながらも、
それ以上に家族が生きていくための問題を抱えている主人公の世界だ。
それ故に、主人公の言動から
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

普通、ブシェミは早々に殺されるもんだろがい。
と思いながらも、なかなかのテクさに心躍った。
Mr. Whiteと話している途中でトイレに行ったMr. Pinkが帰ってくるシーンがお気に入り。
まずは廊
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

-

最後お別れのシーンでイーストウッドが淡白なのうけるし
全身写ったときの脚の長さが尋常じゃなくて笑う

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

もういい。濱口さんはがんばったよ。
あとはぜんぶ村上春樹のせいにして逃げよう。
ほら、私の車運転していいからさ。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.3

レオが本当に怪我して出た血を、
ヒロインの顔面に塗りたくるシーンがあります。
みんな、家族と一緒に観よう!

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

情景はあんま変わらんのに
豪華なのよ

追記:わたしがこの映画好きなのって
ブシェミとIggy PopとThe white stripsが出てることに所以していると気が付きました。
映画としては、wh
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.2

ソクラテスとジューイッシュのロードムービー

昔仲良かった友達に久々に会うと、お互いにライフステージが変わっていて
歯車が噛み合ってないように思えるあの感じ
既視感ある。

少しずつ、ただ静かに、ぎこ
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親密さ(2012年製作の映画)

4.7

劇中劇のメタさと映画全体に見え隠れする一種のイロニーは、ドイツ・ロマン派の詩を思い出いださせる。
メルヒェンをメルヒェンで終わらせないように、映画を映画で終わらせない。
「今まさに起こっていることすべ
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.2

たしかにグアタイは若干ストーカーチックだけど、シャオチーが郵便局で泣いちゃった理由はわかる気がする。
誰にも愛されない日々の中で、やっとデートに漕ぎ着けたダンス講師さえも知らぬ間に消えてしまう。
そし
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

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どうせならPoison IvyとかCatwomanも出して、DC girls vilainsのパワーがほしかった…。

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.5

基本原作厨もこれはニッコリ。
本だと深く読み込まないと見えない部分が、視覚的作用が強い映画という媒体になると、読み込もうとしなくても無意識下の領域に強く訴えかけてくる。
とにかく赤色の力を上手く使った
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どろろ(2007年製作の映画)

3.5

賛否両論あるだろうけど

私は結構こういうの好きなんですよね。ええ。
もちろん、原作とは別物として考えての上でね。

魔物達はヴィレバンくらいのポップさがあるし。

特撮っぽい戦闘シーンもキッチュ
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