oka639さんの映画レビュー・感想・評価

oka639

oka639

映画(227)
ドラマ(4)
アニメ(0)

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

「鹿の通り道なんだ」「鹿はどこに行く」「どこか別のところに行くんじゃないですか」
何かが動くと何かが変わってしまう それを尊重するか尊重すれば悪ではないか 悪かどうかが問題なのか 分からない 3mの柵
>>続きを読む

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.7

昔見た映画の後味の悪さ、今はどう感じるんだろうかと気になった これまで川に捨ててしまったことが浮かび上がってきそうでそれはそれで不気味な恰好をしていたらどうしよう

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

信じられない もう会えない人の人間に映画の中で会った
ちゃんと手を離してどこかで鳴らされる音楽を想像するように

i ai(2022年製作の映画)

-

見る前から泣いてたから色々ノーカン
エンドロールに名前あるやろ思うくらい昔の自分と似てるやつが一瞬出とって狂って女の子に笑われてたし自分のベースと同じの二本とも出てたし俺は暴力ですらないな

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

ベルトコンベアで流れてく肉、ラジオから流れ続けるウクライナ侵攻のニュース、手放せないスキットル、鋳型に流し込まれる金属 重くて苦しい空気が流れ続けてるはずが、友だちが友だちすぎたり轢かれて負傷場所一緒>>続きを読む

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

-

午前3時から観るべきやった 音楽だけは最高
土星の輪っかに立った燦々輝くサン・ラ
俺だけ卒業できずにお茶を飲んでる

ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-(2009年製作の映画)

4.1

14,5でGEAR BLUESに出会って19で解散してしまってこの映画が公開された時には色んな音楽に出会って情熱は分散されて当時多分観に行ってもなかったんだな 今見ても音も佇まいも格好良過ぎる4人でど>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

始まりでカメラの、目の揺れ方や色合いが自分と全く一緒で海の色もそうだったけどそれだけに徹底的に違う人間の人生に踏み込んでいって踏み込めなくて落ちる
ありがとうの疲れ方が本当で偽物のにじも本当のにじもか
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

水の影に隠れてしまってるように感じたけど、それ自体よりもそこから生まれる諦観や相手の視野角の浅はかさ、浅ましさへの嘲笑からの疑似セックスでのマジョリティへの歩み寄り、わかろうとした心の動きや、明日生き>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

歳ばかり重なってしまう大人として 恋人として 人として 親として 子どもとして 大切に思う相手に無理なことを望んでしまうし、それを更に無理にする外野
ちゃんと 人を大切にするのは 思うのすらなんて難し
>>続きを読む

くるりのえいが(2023年製作の映画)

3.7

スタジオ入って曲出来上がっていく時の最高にワクワクする瞬間や最高に嫌な空気を思い出して走馬灯のような気分になった あい変わらずわけの解らんことを言ってるままやけどちゃんとしたおっさんになれるんやろか>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

-

ほんま本当のことがどうでもようなったら終わりやな

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.2

タイムマシンを作るよの意味今更分かった この映画だってそうよね さよならちゃんと言うためのタイムマシン ぼろぼろ

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.9

民族の話肌の色の話なんだろうけど、涙腺バカになってるの自分みたいで泣いた

怪物(2023年製作の映画)

4.0

あなたをあなたとして向き合ってくれる人間、私を私として向き合ってくれる人に出会えたらそれは何て幸せなことなんだろうと思った とてもそれが苦手なので

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

中々感想書けずに3日経ったけどじわじわと侵食していくような作品だった。最後の(と決めた)バカンスで過ごす31歳の父と11歳の娘。20年後、31歳のまま最後のダンスフロアへ入っていく父親は俺かと思った。>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.2

現実と妄想行ったり来たりする演出は好きだったが、崩壊にリアリティが無かった

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.9

レア・セドゥて前いつ見たんだっけなて調べたらアデル、ブルーは熱い色以来やった 人生はぐるぐる回るよう
この父親(本当名演)のように記憶は消えていくし言葉も無くしていく 客観的に見えてきた位置とその渦の
>>続きを読む

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.7

そういや原作漫画前に嫁に捨てられてた 教育上良くないからとか
忘れられてた痛々しい感じ思い出しちゃって辛かったけどまだしばらく持っておこうと思った
エンディング、よく聞いてた頃のworld's end
>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.1

何とか映画館で観れて良かった
自分にとって手をつなぐことは特別なんだなって新旧ちひろさんのシーンで思った しばらく沈んでおく 寂しさを大切にして

街の上で(2019年製作の映画)

4.3

真夜中の「嫉妬もなく何でも話せてる」状態がとても好きでした

映画の筋では無いところでいちいち殴られるのもこの映画ならいい気がした。
だって あった っていうことは事実なんだから

23/9/23
>>続きを読む

ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.7

色んなものを壊してって到底上手くいくはずもない目的に突き進んでいったけど「最大限努力してるつもりですけど?」は嘘じゃない
肩が傷んだ気がした これはたぶんきっと嘘

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.4

中々こちらの世界に戻れなくなる や、こちらの世界の過去や未来が散りばめられ過ぎて、逆に強制送還されてるのか
自分を聴いてくれる人がいること、聴こうと触れることが幸せに繋がると信じてたい 最後誰も幸せそ
>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

ちゃんと食べて働きます、金麦飲みながら
仲原は、ほんと幸せになれ

2024/1/13
この先この映画を何回観るやろうか 見ない未来の方が幸せやろうけど

2024/4/27
自分の名前は山田より仲原
>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.2

理解や期待って恐いという茂巳と、理解や信用でしか繋がれないという留亜は対立してるようで同じことを言っている気がした
最後水木の"まとも"な感覚にひっくり返されて笑ってしまった いつかは彼も700円のホ
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

あー自身のこの感じは別れを一度も経験したことがないからかも知れないなと思わされた
あと猫のこれからをじゃんけんで決めんなて思った

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

始まりから終わりまでずーーーーっと涙目やった なんでか分からんけど 色んな気持ちが綯い交ぜになってるのは分かる パスカルズの音楽がびったしすぎて優しすぎる それでもいいのよって

台風クラブ(1985年製作の映画)

3.7

台風は若者たちを閉じ込めるのか、開放するんか いびつに暮らすでもそれが普通だし普通やったな

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.0

ダメな大人たちが沢山出てきてうわーてなった 最後狙ってだとは思うがドタドターっと急展開だったけどもっと丁寧に描いて欲しかったな 警察の無理やりな決めつけの理不尽さや最後のぷつっと糸が切れてしまったかの>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

首筋に手を当ててその震えで歌を分かろう感じようとするシーン、淵で不安定な丸太の上に遊ぶシーンの美しさ
耳が聞こえないこと、状態を想像してたはずなのに音が消えていってあーやっぱり想像力には限界があるって
>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.5

ありがとう、でもごめんね ってのがこんな誠実な気持ちからの言葉やと素敵やん

あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

4.0

切り取る偶然性や、煙草の使われ方が好き オチの留守番電話が最低ですごく好き ぐにゃりと笑った

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.2

最悪な自分はやっぱり自分にしか分からなくて、分からない ということを忘れちゃ駄目なんだよな でも世界が止まって走り出すイメージは分かってまう

イントロダクション(2020年製作の映画)

3.8

揺れる 抱擁の何が罪かと怒鳴るじじいはホン・サンスか ホン・サンスもまた揺れているのか

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.7

ベッドへの鎮座、家具の移動、砂糖喰い、髭剃り眺め、性的取っ組み合いを執拗なまでな長回しで突き通す 滑稽と言ってしまえば終いやけどそこには彼女の熱や孤独があってでもそれを排除するよな俯瞰感になんか見入る>>続きを読む

>|