MMさんの映画レビュー・感想・評価

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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

韓国ゾンビ映画を観慣れてきた身にはかなり既視感が否めない。ゾンビの描き方や撮り方に新鮮味はない。舞台も団地?の中だけで変化が付きづらい。
ユ・アインの顔が見飽きないのは良い。パク・シネもストレートに好
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

韓国で観たので恐らく追いつけていない部分あり。
日本で公開したら誰か一緒に話そう〜

観ながら状況を認識することは難しくないが、そこで実際に何が起きているのかを理解するのは初見では無理かもしれない。1
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の図書館のシーンが魅力的。
原作読んだ時クソ苛立ちながら泣かされて最悪だった記憶がある。筋はそのままでもどうせ人間が泣くようにできてるんだけどその上に、本当は原作でも所々に光っていたのかもしれない
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.2

オクジャの原型っぽい
映像に現実味があるからか冒頭設定のぶっ飛び感に慣れるまで時間がかかった。
めずらしく後味がいいポンジュノ映画

日本人も数人いるんだよね。バンバン通り過ぎて行くから見えづらいけど
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

振り切ったね〜〜〜


今作はもはやストーリーとかあってないようなもの。そのせいで出だしは前作以上にB級臭プンプンだけど、どんどん加速した挙句かっ飛ばしまくりのカーチェイス映画になるので安心してほしい
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

筋立てるのうますぎやせんか? 人間が感染症ものの映画で観たい要素全部詰め込んであるのに、ストーリー上の破綻も尺の不足もない。

コン・ユ「奴らは見えなきゃ襲ってこない!」は え、いつ気づいたん と思っ
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王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

3.9

ポスターの役者さんの顔と、「シーツと椅子で作った王国」でこれ絶対観たぞ、と思い出した。山形か。
その時に感想をメモしておけなかったことが悔まれる。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

やりたい事がたくさんありすぎて、散乱しかけている。詰め込むあまり語りに頼らざるを得ない時がある。全てを背負わされた双葉は時に狂気じみた勢いで正義の代弁者と化す。

もちろん良いところもあって、一家が怪
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.6

ふつうに面白かった
いやいやそんなに回収して頂かなくても……と戸惑う勢いで全てを拾い集めていく勢いのすごさに思わず笑ってしまう。
謝罪は言葉だけじゃなく身体を伴わせ、プライドを捨てて全身全霊でやれとい
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映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

-

女子高生を崇め奉ったりそれを身勝手に「(名前)病」と呼んでるの嫌すぎる
北村匠かわいい

監獄の首領(2016年製作の映画)

3.7

仇の元に潜入するストーリーの王道って感じ 照準のレーザーポインタってあんな風に当たるのか? あれはなかなか良かったが
しかし男くさすぎ!女性は1人も出てこない。死ぬほど無骨な感じ。それはそれで貫いてい
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黒い暴動(2015年製作の映画)

-

音が薄いしボリュームの差がすごくて何も聞こえないパートがある

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.7

なかなか際どい主題をセレクトしたな〜と思ったが、ちゃんとスレスレを走り抜けていた気がする。これはどうにも批判できない。
デナーリスは超表情豊かでもはや無声映画にさえ出られるレベルだし、そのお陰で序盤は
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.7

ファーストカットからたぶん好きだなと思った。
くすんだ壁紙と、それと同じ色で顔を塗った人たち。ちっとも面白くなさそうな顔で面白グッズを売る2人組。
誰も成長しないし、なんなら全員やや右肩下がりの世界。
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アー
音楽映画かと思ったらバンド映画だった。欲を言えば、曲がめちゃくちゃいいからもっとたくさん聴きたかった

ジョンはフランクにはなれないし、人びとが期待していたのは彼らの音楽ではなく顔面とバンドのコ
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笑いながら泣きやがれ(2009年製作の映画)

3.6

登場人物少ないことを感じさせない面白さ。
自分にない記憶を他人に語られる怖さ、何となく『母なる証明』を想起した。
結局はハピエンに収束するんだけど、ストーリーの中で主人公に深みが出るのでそれも大して気
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

やっぱり2/3くらいどうしようもなく辛いんだけど、「どん底で終わるより一夜の王でありたい」ですべての苦痛が集約して昇華される感覚がある。
ジョーカーと比べると、パプキンは相当"一般人"として描かれてい
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少年メリケンサック(2008年製作の映画)

3.3

後半挽回スタイル。まさか奴まで救われるとはね!グダグダパンクバンドの面倒を見るうちに宮崎あおいがパンクになってピエール瀧になるという胸熱展開。

星野源非の打ち所がないNERDでウケたしちょっと歌うま
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緋牡丹博徒(1968年製作の映画)

3.9

見事でした
辻斬りに遭った父親の血で白牡丹が紅に染まる。
高倉健の無骨さが良い。ジェンダー観としてはひとつ前段階にあるものの、主人公が最終的に自らを貫き通してゆくことで、性別問わず魅力を感じられる物語
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牙狼之介(1966年製作の映画)

3.2

躍動する身体 特にすごくおもしろいわけではないけど、日本刀の反射を利用したショットが良い
お千世さんが美しすぎて一瞬時が止まる。
オープニングの貪り食い続ける映像も良い

肉体の門(1988年製作の映画)

3.9

良すぎ!
焼け野原の東京で、右も左も分からぬまま歯を食いしばって生きてきたかたせ梨乃と、怨みを胸に秘めながら気高く美しく生きてきた名取裕子の人生が交錯して輝く。
名取裕子があまりにも美しいもんだから、
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

3.7

途中までかなりしんどかった(主人公の破滅が手に取るように分かるので)けど、クライマックスの伏線回収の仕方がよかったな
サムのキャラクター造形も良い ガールズエンパワメントはこうであってほしい

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.7

清水尋也、涙が出るくらい良い。
秋葉くんは原作では(個人的に)予想もつかなかった展開で自分まで裏切られた気持ちというか一気に敵になるキャラクターだったんだけど、清水家は兄弟揃って「こいつ何かあるな」顔
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デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

3.5

時代的にも年齢的にも、サマウォよりこっちの方が熱いかもしれない。最終的な勝ち方もいいよね。一時は迷惑かと思われた他人の声援がちゃんと力になっていく。
デジモンがわしゃわしゃ増殖していくアニメーションと
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デジモンアドベンチャー(1999年製作の映画)

3.7

エヴァを彷彿とさせる戦闘シーン。
20分とは思えない感情の動きが詰まっている。原作からそうなんだろうけど、小さい子に笛を吹かせるのはすごい。

建築学概論(2012年製作の映画)

3.6

貸し借りで恋は始まり、返す時に恋は終わる
大人になった2人の関係が良い。人生の中でどうしようもなく大切になってしまう人。
他者がほぼストーリーラインに介入してこず、スンミンとソヨンの2人だけの世界が広
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.5

2人のミューズをめぐる映画
主人公の夢は彼が巻き添えにしてしまったミューズへの贖罪でもあって、それが果たされていく
中盤のすったもんだは今まで観た映画の中で指折りのしんどさだったけど最後まで観てよかっ
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.7

燃え盛る炎が消せない血の強さみたいなものと重なってよかったな
そんなに怖くない話なのに音楽とかもろもろの演出が効いててちょくちょく怯える。ラストカットは明るいのに観てるこちらは完全に後味悪い沼に置いて
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ニキータ(1990年製作の映画)

4.2

前にもみた
リュック・ベッソンは本気で心を揺さぶってくる 拳銃とベニス旅行……
ジャン・レノのパートが冗長な感じもするが、ニキータの心に観客が同調するにはこれでよいのか

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.6

人生
親友と恋人の、狭間というより上空にうかぶような関係に憧れる。

「10年間やってきた」の重み。最後の最後で彼は7月16日に進めたんだろう。

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.3

女性たちよ輝け!
GBのテーマ、編曲も流れるタイミングも良すぎて毎度泣きそうになった

全体的には非常にキャッチーなエンタテイメントになっていて、かなりストシンぽい。
オマージュの具合が非常に適切。特
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

-

なんか主人公っぽい科学者がしんどすぎて今日はダメだった

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.7

映画とはどうあるべきかという価値観によって評価が分かれそうだが、わたしにとっては除霊バトル映画の最先鋒
『来る』観てる場合じゃねえ

〆縄に括られて萎びた花がドクロになってるのにはもはや怯えた 美術と
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.8

深み(っぽい)ものがあるから『パラサイト』の方が評価されることになったんだろうが、断然こっちの方がいい。
明るい。一概にハッピーとも言い難い結末さえ舞う雪に照らされて暖かく美しく光っている。
最後のバ
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