カットが切り替わる瞬間に変わる、始まる、終わる石橋英子さんの音楽と惹きつけられ時に驚かされるカメラ。冒頭の自然と不協和音から中盤は会話が物語をドライブしてたどり着いた終盤からのラスト
見終わった後に>>続きを読む
あったかもしれない過去あったかもしれない現在と現実としての現在。3人の積み重なった時間と想いと言葉がラストにつながっていてそこからの余韻がとても良かった
ソール・ライターを思わせるようなカットも含めて>>続きを読む
池袋のIMAXで鑑賞
1作目とは違ってハイペースでどんどん物語が進んでいき次々に盛り上がる場面が繰り返されていくので途中からはとんでもなくクオリティの高いアトラクションに参加している感覚。映像もだけど>>続きを読む
不穏な展開が繰り返されて映画の中の登場人物たちと変わらない情報量しか与えられない中で展開していくので見てる側も何が起きてるか分からないまま進んでいく。海外含めてレビューの評価低いので見る前に違う意味で>>続きを読む
劇的なことはなにも起こらないしわかりやすいきっかけとなる出来事なんてないけどゆるやかに関係性や表情が変わっていくのがとても良かった
関係性を表すように職場での時間や2人が一緒にいる時間を全員がそこにい>>続きを読む
「哀れなるものたち」がとても良かったので再上映で鑑賞
設定や仕掛けを気にすると細かいところが気になるんだろうけど、映画の中でも語られているようにメタファーであり寓話であるんだろうと捉えながら見てまし>>続きを読む
美術、衣装、カメラ、音楽全てのクオリティがすごい、、というところにまず引きつけられた序盤からの無垢であるベラと彼女に巻き込まれた多くの人が見せる人の醜さ、残酷さ、美しさ、可笑しさがごった煮になって見て>>続きを読む
あの音楽や小説を主人公が選ぶんだろうか、という違和感を感じたけれども川上未映子さんが語ってた「没落貴族」という言葉を見て、持たないことを選んだということなのかな、と映画を見終わっていろいろと反芻しなが>>続きを読む
杉咲花の演技が映画全編通じてこの映画のテンションを緊張感あるものにしていた。終わったときにどっと疲れるというか安心するというか言葉にしにくい感情が生まれました。徐々にかたちづくられていく市子の姿が強烈>>続きを読む
見る側に解釈の余地を与える語りすぎない余白の多さとリディア・ターという人がどのような人かを形作ってゆくケイト・ブランシェットの濃密な研ぎ澄まされた演技。映画館で見て良かった作品でした
見ている間は濱口監督の演出方法を知ったがゆえに演技がどうしても気になって、ドライブ・マイ・カーであった「セリフが俳優を動かすようなそこになにかある」瞬間がなかなかないな。。と思ってた気がするんだが、終>>続きを読む
小説も過去作も見てない人です。
美術が最高に良い。ハンス・ジマーのスコアがドーン！映像バーン！ティモシー・シャラメ美しい！で成立してる。映像と音の組み合わせで成立する世界に浸るためにぜひ映画館で見るべ>>続きを読む
2時間半の劇中通して重苦しい緊迫感がひたすらに続いて見終わったらぐったりしてしまいました。映画の中に引き込まれて、気が付いたら映画の中の人物と一同じ目線になり次に何が起こるのか不安を感じ、何かが起こっ>>続きを読む
心地良いわけでもないのに映画を見ているうちに「この世界をずっと見続けていたい」って思ってた。なんだったんだろうな
濱口監督、前作に続いて車のシーンの疾走感が最高に良かった
予告見て「これは行かねば」と思って見てきました。
生きづらさ、閉塞感もテーマであるとは思いますがそこを超えてゆく、登場するそれぞれの人物が心から笑う笑顔がなにより素晴らしかった。
階層、男女、様々な差>>続きを読む
音楽好き、クイーンも好き、シンガロング好き、ライブ好きな自分がこの映画好きにならないわけがない。ライブエイドのシーンで「そう言えばライブエイドリアルタイムで見てた記憶が・・・」ってなってちょっといろい>>続きを読む
監督が好きなものを詰め込んで趣味性を全開にして作ったなー、って感じる映画。それが好きかどうかは監督の作風に合うかどうかで自分がものすごく好きな監督の好きな映画が他の人には全くわからない・受け入れられな>>続きを読む
クラブのシーンがとにかく最高で、永遠に続くように思える美しい瞬間が帰りの風景まで含めて詰まっていてとにかく良かったしそこにそれぞれの感情が混じっていてかつて自分が過ごした時間を反芻して映画を見ながらそ>>続きを読む
濱口監督のことも知らず、評判がいいので見に行ったら見てる間も、もちろんだけど余韻がすごくてものすごく良かった。セリフやシーンをいちいち思い出して振り返るくらいにいろんなものが残っている。
登場人物た>>続きを読む
何言ってもネタバレになるので頭悪そうな感想しか言えないけど最高！
一つだけ気になったことは、映画そのものじゃなくて何回も見に来てるお客さんが、ちょくちょく2回目以上だからしたくなる突っ込みを声出してし>>続きを読む
映画とかものづくりとか好きを通して人とつながっていろんなことが起こっていくこととかに対する愛に溢れてた。ジェームスがいろんなことを起こすんだけどみんな基本いい人で悲しいことが起こらなくて終始笑顔で見れ>>続きを読む
終盤の展開があってそれぞれが語り出すまではすごくそれぞれの物語が静かに語られてて良かったんだけど、彼らが語り始めたとこから、監督がほんとに言いたいことがあるのに核心ぼかしつつ思わせぶりにしつつ見る側に>>続きを読む
書いたつもりでレビュー書いてなかったやつ。ギラギラじっとりとした濃密な空気がスクリーンから溢れててその空気に支配される感じ。すごい好きだった
