oさんの映画レビュー・感想・評価

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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

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祖父母が老々介護の状況にあるので、自分とほんの少しだけ重ねながら見ました。
お父さん、お母さん、監督の直子さんの積み重ねてきた関係からにじみ出る朗らかな家族の雰囲気が実に素敵で。
アルツハイマーが進ん
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異人たち(2023年製作の映画)

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アンドリュー・ヘイ監督でこの4人のメインキャストなら間違いないでしょう!って人なら大丈夫だと思う。
アンドリュー・スコットの憂いを帯びた瞳、ポール・メスカルの甘い誘惑(あの登場シーンはヤバい)、クレア
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ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

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コメディとはいえアメフトの人たちがステレオタイプな気がしてならない。
爆弾とかカジュアルに出てくるのはお国柄かもしれないけど、個人的には全然笑えず。
中盤の男vs女も、そういう構図を見せたいのかなーと
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ダブル・サスペクト 疑惑の潜入捜査官(2016年製作の映画)

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ニック・チョンとルイス・クーでこういう潜入捜査官ものを作りすぎたせいか、マンネリ化というか既視感を覚えた。

ロボコップ(1987年製作の映画)

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久しぶりに鑑賞。
時代性もあると思うけど、倫理観バグり気味なところにヴァーホーヴェンらしさを感じる。容赦なく肉体を破壊するところを見せるところとか。

プリシラ(2023年製作の映画)

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物足りない……プリシラの話になるならやっぱり別れの葛藤にフォーカスするもんだと思ってたんだけど、エルヴィスとの出会いから結婚までに時間かけすぎ。
バズ・ラーマン版の『エルヴィス』はオーティン・バトラー
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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これはよくわからない呪いにかけられた家族の話じゃなくて、「偉大なる父親に」呪われた家族の話だと思う。
私はプロレスのことはよく知らないし、父親のプロレスラーのこともよく知らない。
息子たちは、愛するが
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

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写真への興味からナン・ゴールディンや彼女が関わったオピオイド問題のことは知ってたけれど、代表作となった写真集が生まれた背景や彼女が抗議活動をすることになった半生を知ることができてよかった。
オピオイド
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とても見応えのある映画だと思う。
原爆の開発に多くを担ったオッペンハイマー、アメリカを原爆の開発に向かわせた社会的背景、オッペンハイマーを取り巻く環境、アメリカの文化と時代によって変わるオッペンハイマ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

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報道の自由、知る権利、政治家と報道人の関係のあり方、戦争と報道を考える上で重要なお仕事映画。
そして、家父長制の下でいかに女性の意見や権利がないがしろにされているか、それに対するアンサーとして素晴らし
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

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お酒を飲みながらにちょうどよかったと言ったらサン・ラーに怒られそう?

コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

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アメリカの最高裁が人工中絶手術に関する新しい判断を出したことで、バックラッシュに揺れるアメリカで再び脚光を浴びることになった支援団体ジェーンを題材にした意義深い作品。
製作者から出演者に至るまで、あり
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

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TVシリーズが濃かっただけに、終盤30分前まではどうしてもダイジェスト感が漂う。
劇場版ウテナくらい思い切った運命の乗り換えが見たかったかな。
何者にもなれない者なんていないし、(信じてないけど)運命
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

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特撮愛にあふれててよかった。
凝ったカメラアングルやショット(遠近を効かせたショット、サングラスに写った人たち、煽りアングルなど)は今の庵野秀明作品にも通じるものがあって、やっぱり作家性というのは初期
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少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

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TVシリーズから派生した劇場版として理想的な劇場版じゃないかと思う。
特に後半のアレンジが素晴らしくて、TVシリーズでできなかった?選択肢を力強く提示していて、たとえ行き着く先が世界の果てだとしても、
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ビニールハウス(2022年製作の映画)

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良くも悪くも、いかにもイヤ〜な要素を組み合わせました、みたいな作為的な映画。
ドラマティックな展開を避けた見せ方はチャレンジングだと思うけど、悪い意味で淡々と感じてしまった。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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判決がどちらであろうと、直接的か間接的かの問題で、倫理的には殺人ではないか?と思った時点で、この映画の問いかけは無効化されうると思う。
犬にしたことは話に生かされることはほとんどなく余計なだけに許しが
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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パート1よりテンポアップしてだいぶ見やすくなった印象。
ただ、ロールタイプを演じさせられていると感じる人物像にはあまり深みが感じられず、鳴りすぎ!ハンス・ジマー問題も相まって、豪華なウェルメイドさを感
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

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大好きなケイレブの圧倒的な存在感にうっとり。
こんな構成とは思わなかったから多少面食らった部分はあるものの、主人公ダグラスの数奇な人生をギュッと凝縮。
ケイレブ好きと犬好きならきっと楽しめるはず。
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神探大戦(2022年製作の映画)

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いくらMAD探偵とはいえ、要素盛り盛りすぎて胸焼け……未体験ゾーン枠も納得の珍作。

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

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アフガニスタン撤退前のアメリカ軍をイギリスのガイ・リッチー監督がドキュメンタリーに着想を得て撮ったという、アメリカ国内のフィルムメーカーでは扱いにくいであろう内容に踏み込んでいて見応えのある作品。
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

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シリーズものらしい安定感が出てきて頼もしいマ・ドンソク刑事3作目。
青木崇高がどんなふうに料理されるか楽しみにしてたら、登場シーンからカッコよく撮られててよかった。2人のインタビュー記事を読んだところ
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タンポポ(1985年製作の映画)

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こんなん見たらラーメン食べたくなる。この頃の宮本信子はまたチャーミングだし、山崎努は本当に魅力的な役者だとしみじみ思う。
それにしても白スーツでキメた役所広司が恐ろしくセクシー。あんなプレイ覚えちゃっ
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