主人公トニーがそれはそれは魅力的で、軽快で気持ちよく進むストーリーにも大満足。映画でキャラクターにこんなに心を掴まれたのはいつぶりか記憶にないくらい。もっと早く観ればよかった。
未知との遭遇。これを評価できる立場に自分はないと思った。それが最大限のリスペクト。
スウェーデンといえば『ミッドサマー』のイメージが強いけど、これも鮮烈な作品だった。剥き出しの生命が描かれてる。どの登場人物をとっても。
日本は本音と建前の社会なのに対して、スウェーデンは本音だけとい>>続きを読む
生きることと食べることは不可分。官能的で情熱的でユーモアがあって、活力がもらえた。身体を動かそう。
人間含む自然の中の超越的存在を認めて、いかなる人間の行いにも善悪の審判を下そうとしないイニャリトゥ監督を信頼して敬愛してる。自分の撮りたいものを撮るのでさえ難しいのに、彼はその域を乗り越えて、最初から>>続きを読む
文句なしの5点の完璧な作品!と自信持って言える作品に出会えたのすごく久しぶりで、余韻に浸りながら感謝と幸せと歓びを感じています。
全セリフが歌になっていて、たびたび曲が変わるという感覚もなく曖昧なまま繋がっていき、終始メロディーに乗ってストーリーが進んでいくのがあまりにも斬新で、やろうと思えばここまでできるのかと驚いた。映像は鮮>>続きを読む
良くも悪くも優等生的な作品で、身を削って使命感を持って作られたように見えなくて、人を動かす力はないのでは。特に心を揺さぶられなかった。
原作はFBI誕生の経緯にもライトがあてられていて、探偵、捜査局側の格闘もサスペンス調にテンポ良く描かれていたので、映画は主役が白人の悪役サイドだったのが物足りなかった。結局、オセージ族は追いやられて苦>>続きを読む
観ながらも、終わってからも、タイトルがこんなに沁みてくる作品は他に思いつかない。
ガランスのいい女っぷりもすごい。こういう気品と知性と余裕と健全な自尊心を持っていたい。
人間の生き方は色々だけど、>>続きを読む