Kさんの映画レビュー・感想・評価

K

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

塩竈市に行く用事があって、色々調べているとこの映画のロケ地になっていることを知る。クリップしたまま見れていなかったので行く前に鑑賞。
連続殺人の犯人は?動機は?というミステリー要素もあるけどそれよりヒ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

キングコング髑髏島の巨神振りのモンスターバース。
ツッコミどころは色々あるけど、それも無かったことになるくらいぶっ飛んでいるのでただただ楽しかった。
コングとミニコング?の物語がアツイし、寝床で丸くな
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

英雄と呼ばれ歴史に名を残しても1人の人間、1人の男。
人は無能になるところまで登り詰めるという言葉を思い出した。
現場の指揮が上手いのと皇帝の役割を果たせるは別物だよなぁ。
衣装や戦闘シーンがとても見
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

おもしろかった!
めちゃくちゃ好みの映画なのに全く注目していなかったのは大反省。
暗い機内でみんな寝てる中、1人夢中になって見入ってしまった。

難解な言葉もあって物語についていけなくなりそう、と思っ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

ネコチャンッッッッ!!!!

全体のストーリーとしては微妙、、、多分ドラマを見ていないからついていけないところ、わからないことが多かった印象。

1人気高く戦うのもいいけど、チームで戦うキャプテンマー
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

黒人女性というだけでこんなに酷い扱いをされるなんて。見ていてつらかった。
だからこそ前半のソフィアの「まっぴらだ!!!」と言い切る姿に感動。

セリーよりソフィアにすごく共感してなんだかもの足りない…
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

最初から最後までアメリカの情勢の変化と共にオッペンハイマーの開発に対する苦悩や葛藤、そして人間らしい一面として?女癖の悪さが描かれており、原子力爆弾の開発の物語ではなく、1人の男オッペンハイマーの物語>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

4.0

こういうバディもの大好きですありがとうございます。
ロングコートを纏い2人で銃を向ける姿が様になっててかっこいい。
けど殺しのプロではないからドタバタして泥臭い感じがあるのがまた良い。

そしてそれと
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春画先生(2023年製作の映画)

3.5

弓子が芳賀先生の家に行って勉強するシーンから春画の奥深さを感じた。
2人の考察も興味深かった。

が、師匠と弟子の行き着く先が想像の斜め上すぎた。
春画の種類も色々あり、冒頭の春画は笑い絵だったという
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

今更ながら見てきました。舞台挨拶中継回。おめでとうございます、世界の貴!

ゴジラがかっこよくて魅せ方が最高だし、テーマ曲が流れた時のワクワク感。
ゴジラは映画館で見るべきだよなと改めて思った。

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黒い家(1999年製作の映画)

3.5

YouTubeにて。

怖い。不気味。不穏。
最後の階段でのバトル。狂気の沙汰といったらもう語彙力失ってヤバいとしか言えない。

大竹しのぶの黒目を見るだけで震え上がるし、西村雅彦の喋り方と動きが嫌す
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.5

序盤からドッグマンの由来になるほど、と。
すっぴんでたばこを吸う姿も女装も様になっててビジュアルが良い。

神も家族も舞台も自分を救ってはくれない。変装して違う自分になっても救われない。
救ってくれる
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

「僕たち同じ1週間を繰り返してるんです!」
「まぁいつもそんな感じだよね〜」
社内の会話がリアルすぎるし、タイムループを信じてもらうための「最近徹夜が減ったじゃないか!」の一言には業界の闇を感じた。
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.5

主演の杉咲花の演技力はもちろん、脇を固める役者たちの演技もとても素晴らしく物語に引き込まれた。
虐待にヤングケアラー、性差別等々繊細な内容が盛り盛りで見るのに体力がいる作品。

孤独を抱え助けを求める
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

タイトルから転落死した夫の死について明らかにしていく物理学とかが複雑に絡むミステリーかと思ったら全く違った。
1つ1つ死に関する証拠が見つかり、真相に近づいていく、よく見る法廷ものではなかった。
妻や
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

吉高由里子と横浜流星ありきの映画だったかな。盲目演技がとても自然だった。

裏の社会に戻ってしまう塁とその裏で光を取り戻す明香里。再び出会うけど自分だとは言えない塁と塁のようだけど名前も違うし気付けな
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

ヴィーガンにお店を荒らされたお肉屋さん。とある帰り道に店を襲った犯人を轢き殺すも死体処理に困って旦那さんはハムに加工。
そうとも知らずそのハムを間違って売ってしまった奥さん。なんとそのハムが美味しくて
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.5

二転三転するストーリーの中で、悩んで、悩んで、悩み抜いて真実に辿り着く。
いい意味でドラマの延長。

弁護士坂間千鶴と裁判長入間みちおの顔合わせにテンションが上がった。職権発動しなかったけども。笑
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

すんごい映画…That’s life……

外の世界を見たいと思うみなが生まれ持った欲求。
誰と出会うか、どんな言葉と出会うか。
その過程がとても興味深く、ベラの自分の抱く感情に抗ったり、受け入れたり
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.5

9年後に再会、ということはそういうこと。
何をきっかけにどこでどう再会するのかと思ったらそうきましたか。

ウィーンに行って会えなかった男とウィーンに行きたかったけど行けなかった女のどちらが辛いか。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

清掃員平山さんの1日、ルーティンを見守る。ただそれだけ。
それだけなのに見ていて満足感があって映画館で見れてよかったかも。
高速から見えるTHE都会の風景と生活する下町の対比。東京がめちゃくちゃいい街
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.5

ずっと見たかった作品。

男と女、家族、生と死、恋、セックス 、宗教…
今この時代にも通用する会話劇。クスッと笑えたり、ハッと考えさせられる言葉が散りばめられていて、聞いていてとても楽しかったし、なん
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

前作をちゃんと予習してから見るべきだったかな。
今回も変わらず筋肉も内容もてんこ盛り。
画が綺麗だからやっぱり映画館でみて正解。

ロキ×ソーを思い出させるストーリーとGotGのような劇伴。
マンタと
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

"紅に染まったこの俺を
慰める奴はもういない"

紅を聞いて泣いたのは初めてだった。
何度も聞いてきたけど初めてちゃんと歌詞の意味を考えさせられた。
めちゃくちゃいい曲ですやん…

原作がもちろんいい
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Mr.&Ms.スティーラー(2019年製作の映画)

3.5

エミリーラタコウスキーとテオジェームズ、眼福。
絵を盗む姿はかっこよかったけど、ドキドキハラハラな展開もなく淡々と進むので少し盛り上がりに欠ける…
最後の3人の会話のシーンは良かった。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

圧倒的…鈴木亮平…狂気…

組同士だけでなく、ヤクザと警察、はたまた警察と警察の対立構造。カオスだった。
嵐の前の静けさは恐ろしい。
人の数だけ正義はあり、最後はやるかやられるか。
上林vs日岡のシー
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.5

フォージャー家らしいおでけけでした。

season3から続けてみるとものたりない感があったかな。
敵もスナイデルより鎖鎌のバーナビーの方がインパクトでかい。でもアーニャからすればチョコとメレメレ泥棒
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

権利の関係で見れなくなると知り、駆け込み鑑賞。
正直最初はもう見れなくなるから頑張ってみようくらいの感じで少しだれてきそうだったが、掃除のシーンからがおもしろかった。
ジャスミンがカフェのみんなと打ち
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

昭和の匂いと血が画面を越えてくる勢いだった。
想像以上にハードな作品。

大上日岡のバディがめちゃくちゃ魅力的。
役所広司のかっこよさはもちろんのことヘナチョコ日岡がだんだん大上みたく狂っていく松坂桃
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.0

強くて、賢くて、どこまでもまっすぐなモリーブルーム。
ジェシカチャスティンの演技が素晴らしい。

彼女を狂わせたのは敗北なのか、父親なのか。
モーグルの選手として夢敗れてポーカーゲームのオーナーとなり
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恋人まで1%(2014年製作の映画)

3.5

アマプラ終了間際の駆け込み鑑賞。

"大切さに気づかなければ、失うのは怖くない"
ジェイソンの成長を感じる一言にグッときつつも、最初は売春婦と間違えてたくせにと心の中でツッコみを入れてしまった。
男3
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

もしかして死ぬの?と簡単に死ぬとか言っちゃだめ、の伏線回収。
ハッと考えさせられる言葉もあるけど、心があたたか〜くなる作品。

やっぱり2人で食卓を囲むシーンが好き。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

原作と比べるとわりとあっさりだった印象。
桐生夏生の目がとてもよかった。
全てを諦め死んだような目をしていたけど、だんだん目に力宿って行く感じ。
最後見終わってから原作とはまた違った印象を受けた。
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

初ウェスアンダーソン作品。
独特なカメラワークと演出に気を取られているとストーリーについていけなくなりそうだった。

どのカットも絵になる美しさがありながら、内容はシリアス、でもクスッと笑えるところも
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.0

タイトルに惹かれて鑑賞。

解体される団地とともに漂流し、子供たちの大冒険が始まる。
昔は仲良しだった2人が団地を離れて仲に距離が生まれてしまっていたけど、団地での思い出と向き合い、整理しながら絆を取
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

残酷さも卑劣さも何もかもが「絵」になる。
恐ろしきキューブリック。

軽い気持ちで見るのはダメ。ゼッタイ。
衝撃的すぎて見てるこっちの気が狂いそうだった、、、

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