奥さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

奥

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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.8

殺されたから、被害者であって、被害者になるとは限らない。

子供にはわからない夫婦関係。

殺すことも"愛"なのか。

スクリーンで見たかったな。

奥が深く、理屈抜きで良い映画でした。

任侠ヘルパー(2012年製作の映画)

3.0

一見クールだけど、猪突猛進。

想像以上にテーマ性を含んでいる。

社会派エンターテイメント。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

2.5

同級生の死を巡り真実を暴く二部作後編。

前半が面白かっただけに、残念だなと思いました。

もっと期待を裏切って欲しかった。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.5

青春サスペンス。

中学生の苦悩。

社会の暴力、個人の勇気、人間の尊厳、友情。

いったい嘘をついてるのは誰だ?真実は何だ?

長さを感じさせない緊張感があって、面白かったです。

ダブルフェイス 偽装警察編(2012年製作の映画)

3.5

二重生活を送る二人の「葛藤」と「選択」。

「人生の選択」というテーマを描いた作品。

こんなバッドエンドな作品もアリだなと思いました。

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.3

連続放火と落書き事件の謎を追い詰める兄弟。

お互いを思う最強の家族。

春という男を追いかける時の、夏という女の腰の引けたしぐさが面白かったです。

潔く柔く(2013年製作の映画)

3.0

罪悪感を抱いて生きていくこと。

悲しみと、苦しみを自分のことのように受け止めて、苦しみを共有してくれていることが表情だけで伝わってきました。

純な恋愛映画。

何者(2016年製作の映画)

3.0

大学生のリアルを描いた作品。

現在の象徴なのかな。

10%でも20%でも出していかなきゃ、出すことも出来る人間が、それをやっていると言うなんて資格ないなと思いました。

就活とは何か、すごく考えさ
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少年H(2012年製作の映画)

3.5

戦後の生きることの必死さを描いた作品。

ひたむきに生きるということ。

何も説明なしに「我慢しろ」と言われるよりも、何に対して我慢しているのか、説明することの大切さ、意外と大事になのかもしれない。

岳 -ガク-(2010年製作の映画)

3.5

生きることの執念、生きることの大切さを教えてくれる作品。

二人の関係が、山を美しく魅せる。

山の素晴らしさと、厳しさ。

登山の知識がない人が、見るべき映画かなと思いました。

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

2.5

タイムスリップ感のある作品。

笑える邦画。

忘れた頃に、また見たいなと思いました。

新宿スワンII(2016年製作の映画)

2.5

夜の蝶とアクションを楽しむ映画。

正直、続編は微妙かなと思いました。

前作の方が、好きです。

新宿スワン(2015年製作の映画)

3.0

狂気乱舞する夜の世界を描いた作品。

新宿で実際に撮られた映像は、やはりしっかりとリアリティを持たせてくれました。

ただ、面白いが詰め込みすぎて、薄まった感もありました。

個人的には、楽しめた映画
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MARS ただ、君を愛してる(2016年製作の映画)

2.0

ある意味、怖い程度愛している。

以上な愛は、人間を歪める。

窪田正孝さんが一人勝ちしてるように思えました。

狂気で不気味なサイコ野郎を、完璧に演じていました。

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

2.8

地味な作品。

だけど、地味がいい。
でも、地味じゃない。

日本人、さらに人間の強さや暖かさを感じますが、やはり悲しき歴史です。

すごく勉強になりました。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.0

心が綺麗になる爽やかな恋愛映画。

見てると自然とさやかに感情移入して、きゅんとしたり切なくなったり、幸せを感じました。

曲ともマッチしていて、とてもよかったです。

劇場版 ATARU(2013年製作の映画)

2.5

同じ能力対決。

現在を知る海老名とアタルの理解関係。
過去のマドカとアタルの理解関係。

そして二人だけが知る過去のスパイラル。

地上波で終わらせるべきであった映画だなと思いました。

個人的には
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

3.0

居眠り中に見る夢が不思議。

夢の中、ファンタジック、機械文明、高校生、ロボット、謎解き、色々てんこ盛りな作品。

仕掛けがあって、それなりに楽しめる。

切なさが漂う夢の詰まった映画。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.0

色んなテーマが混ざり合って一つの作品になっているように見えました。

逃げずに過去と現在を向き合うこと。

見てて苦しい気持ちになったり、感動したり、すごく心に残る作品でした。

嫌われたくないから目
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スイッチを押すとき(2011年製作の映画)

2.0

希望と絶望は表裏一体。

理不尽な世の中。

原作が最高だったから、もう少し掘り下げて欲しかったなと思いました。

近キョリ恋愛(2014年製作の映画)

2.0

先生と生徒の恋愛。

近すぎて遠い距離感。

非現実的な気がしました。

脳男(2013年製作の映画)

2.8

美しきダークヒーロー。

グロいけど、面白い。

狂気と狂気と狂気。

ももへの手紙(2012年製作の映画)

3.0

娘を持つ親の気持ちが直球で伝わる作品。

瀬戸内海の夏と家族愛。

面白くてじんわり温かい映画。

星を追う子ども(2011年製作の映画)

2.8

少女の成長を描いた冒険物語。

ラピュタっぽさが否めないなと思いました。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

雨の切なさは恋の儚さ。

恋愛模様というよりは、人間の脆さをすごく感じる作品でした。

新海誠監督らしい繊細で綺麗な絵で、とても好きな映画でした。

東京物語(1953年製作の映画)

3.8

「日常を描く」映画。

なにも起こらない。
なにも起こらない。からこそ伝わってくるものがある。

私たちの日常を切り取っていくことで、日常の中の「生」と死を直視させる。

家族ってそんなものなのだろう
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Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年製作の映画)

4.0

ザ・園子温ワールド。

何度も見る度に癖になる監督。

歪んだ愛情により壊れた人間の物語。

エロ、グロ、チープな演出。

幻想的で退廃的で残酷で、無垢、そして、倒錯した世界を描いている。

のみ込ま
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フェーム(1980年製作の映画)

4.0

スターを夢見る若者たち青春群像劇。

迸る若さと情熱が、彼らの体を動かし踊り歌い演奏し演技し表現する。

前半の食堂シーンが最高でした。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

ガラス細工のような映画。

幼少期の愛が与える影響力。

本当の正しいことって何なんだろう。

簡単に善悪で割り切れず、親子の関係とは、母の愛の深さとは。

七日目で死んでしまった蝉には見えない未来が
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.0

終始ハラハラドキドキの緊張感のある映画。

人間の奥に隠れている、決して抹消することのできない、真っ黒な部分。

これだから、人間は怖い、恐ろしいと思う人もいるかもしれない。

でも、だから、人間は面
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サンブンノイチ(2013年製作の映画)

2.2

B級感気取った映画気取りの映画。

説明過多、くどい会話、予想しやすい展開。

映画というより会話劇っぽい感じがしました。

ホットロード(2014年製作の映画)

2.5

ティーン向けの青春恋愛映画。

お母さんからの愛情に飢えた中学生の少女。

暴走族になり荒れた生活をしていた少年。

お互いが思いやることで、大切なものを取り戻していく。

尾崎豊さんの唄が最高に良か
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大脱出(2013年製作の映画)

3.3

楽しめる脱獄アクション。

前半は、頭脳アクション。
後半は、完全ゴリ押しアクション。

設定が面白くて、さらっと見れる作品。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

はっきりとするものが理解できないけど、でも何かを訴えかけてくる作品。

圧倒的な世界観、個性豊かで魅力的なキャラクター。

考えれば考えるほど深くて、読み切れないメッセージ性。

大人も子供も色んな人
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.0

魔法と科学が混在する不思議な世界。

愛に溢れた物語。

一回見ただけでは伝わらない深さ。

「僕は充分逃げた。ようやく守らねばならない者を見つけたんだ。君だ。」

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

作品に込められたメッセージはとても腐界。

心乱されて、でも癒される。

「地球は人間だけの物ではない。」

大好きな大好きなジブリ作品。