くまやぼのみまふささんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

くまやぼのみまふさ

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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

2.9

王家衛の映画を観た後には、音楽の少ない侯孝賢の映画を観たくなる。

里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.7

このキッチュさ&大仰さが角川映画の面白味。裸体を見せない薬師丸のラブシーンで、AORをBGMにする角川春樹はさすが。

軽蔑(1963年製作の映画)

3.3

ゴダールは室内で過ごす男女を撮るのがほんと好きだなぁ。

サクリファイス(1986年製作の映画)

3.4

自家中毒を起こしたタルコフスキーが、黒澤のように恐竜化してしまった。

ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.6

うーん、タルコフスキーが自家中毒を起こし始めている…。

ローラーとバイオリン(1960年製作の映画)

3.3

ローラという名の少女が出てこなかったので変だなぁと思ったが、ローラーだったとは!

カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

3.7

同時代だったベートーヴェンやハイネも、こんな雰囲気で生活していたんだとリアルに感じられるようになった。

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.9

韓国の教会では奇跡や精霊を信じて、感極まってぶっ倒れたりする信者が多くて、韓国人はすげえなーと感心するが、この映画もそう。

恋をしましょう(1960年製作の映画)

3.7

お目付け役のウィルフリッド・ハイド=ホワイトの存在が、クレマン財閥の担保になっている。なで肩のモンタンはカーディガンが良く似合う。

ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.8

スクールじゃなくてアカデミー、名門大学のキャンパスみたいで、こういう設定が上手いんだよな。

風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)(1993年製作の映画)

3.6

姉のソンファと弟のドンホは、どう見てもオジとメイ、歳の離れた兄妹にしか見えないよー。実際、ドンホ役は1960年生まれ、ソンファ役は1971年生まれ。無茶してる。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.4

苦労して撮影したフィルムが使い物にならなくなって、それで苦肉の策で編集したシーンがこの映画のハイライトになったというからねー、神さまはいるんだ。

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.4

ぼくのおじさんというタイトルだけで、おじさんのキャラが見えてくるのがもったいない。松田龍平なら猟奇的快楽殺人者のおじさんだって十分にやれそうだ。

パッチギ!(2004年製作の映画)

3.7

この映画、出だしのオックスのエピソードが重要なんやけど、みんなあんまし気づいてない。

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.1

映画ではなくポスターの勝利。夏目雅子の胸、あれ、男の手で寄せてるよね。女優の脱ぎっぷりとケレン味で話題を集める映画の走り。

笛吹川(1960年製作の映画)

2.4

あっ、これはあきらかに駄目だ。深沢七郎の原作がこうも無惨なものになるとは、木下恵介恐るべし。

女の園(1954年製作の映画)

2.9

どういうわけか、まったく入ってこない。どうなってんだと焦りつつ観た珍しい映画。

山の音(1954年製作の映画)

3.8

原節子という沼がここでも深く、底なしのようだ。

テン(1979年製作の映画)

3.4

ボー・デレクをのぞくためにクローゼットに隠れたダドリー・ムーアが、興奮して双眼鏡を慌てて持ち出すセンスが最高!

日本一のゴリガン男(1966年製作の映画)

3.8

このシリーズで一番好き。人見明のおもしろさが際立っている。

鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.2

日本人ってなんなんだ?この節操のない器用さは?

父 パードレ・パドローネ(1977年製作の映画)

3.8

本当に死んでいるのかを確かめるには、足の親指を噛めば良い。ためになった。

サン★ロレンツォの夜(1982年製作の映画)

4.0

のどかな畑で銃撃戦、銃声も雲雀の声のように風景になじんでいる。台詞も劇伴もなく点描する演出が素晴らしい。

カオス・シチリア物語(1984年製作の映画)

4.2

春先になるとなぜか無性に見返したくなるんだけど、こういう人って他にいるのかしらん。

ニノチカ(1939年製作の映画)

3.7

そういえば、同志!と呼び合っていた時代があったんだよね。いい響きだよ。

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.2

トレイシー・ハイドのちょっとおしっこ臭い体臭が匂ってくるリアルさが素晴らしい。

祭りの準備(1975年製作の映画)

3.4

濡れ場がやたらと多くて、当時は大島渚も今村昌平も土着性を描くにあたり濡れ場を多用したけど、竹下景子も濡らされていて感心した。

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.5

砂嵐担当のスタッフがすごく頑張っている、いや、やけくそになっている。

冬の小鳥(2009年製作の映画)

4.2

男児のいない女児だけの孤児院という設定が独特の静けさを生んでいて良い。レイプも殺人もないが、あきらめと哀しみの深さはやはりこの民族ならでは。

燃えよデブゴン(1980年製作の映画)

4.0

レツゴー三匹の長作に似た教授役が美女にちょっかいを出すときに「ムフッ」「アハン」「ウフ」と意味不明のあえぎ声をアフレコしてるのがいかにも香港映画。