うわ〜、めちゃくちゃ面白かったんだけど?
科学中心主義に抗う理事長の言葉が、意外にも共感できるものだったんだよなぁ。科学によって治療という「思いやり」で個人の聖域を侵すことが可能になったわけだけど、そ>>続きを読む
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傑作じゃない?!
女性じゃない人にとってこの作品がどういう意味を持つのか凄く気になる。それぞれの人物像も色んなことを表象しているようで凄く面白かったし、夢の描写がまさに「夢」そのもので最高だった。時に>>続きを読む
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わ〜、めちゃくちゃよかった。SF的要素がありながら酸いも甘いも想い出を遡っていく流れが、風変わりだけど普遍的な2人の恋愛に重ねられるようだった。最後に2人が出した結論も沁みたな。結末が見えていてもまた>>続きを読む
ずっと楽しみにしてた🎞️
私はイジーに年齢が近いので、「母が……」と思うと複雑な気持ちが終始あったけど、年齢や性別だけで外野からどうこう言われる筋合いは本当にないんだよね……。最後は素直に「よかったね>>続きを読む
想像以上に余韻が尾を引いている……。あったかくて笑えて、でもどこか想い出の中にしかないような儚さがあって。名前のつけ難い狂児と聡実くんの関係も、中学生同士のあの空気感も、とにかくパーソナルな物語を突き>>続きを読む
やっぱりノーランは凄い!
想像していたよりずっとパーソナルな話だったけど、それが原爆の手に負えなさをより鮮烈なものにしていた気がする。そして私はどこまでいっても日本人だった。きっと「当事者」として独特>>続きを読む
公開初日に行ってきた🪐
SFの臨界点を観た。3時間弱、重厚なストーリーが暴力的なまでの映像と音圧によって語られる。これは凄い。凄すぎて鑑賞後の疲労感が凄まじかったです。グラシネ12番で観られてよかった>>続きを読む
写真や映像には残らないけど、いつしか忘れているものだけど、確かに人生を彩るものが日々にはあって。分かち合ったその記憶が呼び起こされるとき、たまらなく深い愛情を感じた。まだ振り返るには早いけど、私もつい>>続きを読む
「典型」に囚われないパーソナルな生活を丁寧に描くことで、主語の大きな表現に一層首を傾げざるを得なくなるという構造が圧巻。誰もが自分の属性を表象する重みから解放される社会になったらいいな。
解決策や答え>>続きを読む
「物語の観客」として始まったアイデンティティが、いつのまにか「現実の傍聴人」にすり替わっていく稀有な経験。しかし「映画」が物語装置であるが故に、それを断定できない気味の悪さがずっと尾を引く。これはヤバ>>続きを読む
なんだか凄いものに出会ってしまった気がする……。何を否定されたわけでも肯定されたわけでもないような不思議な感覚。どう解釈すべきかわからないし解釈することに尻込みしている自分もいる。ただ、私という人間が>>続きを読む
最初の台詞から好きだなぁ。クスッと笑えるシーンが沢山あって、終盤ではあったかい気持ちに包まれて思わず涙。愛ってやっぱり最高に素敵。そして誰かを愛する人はとびきり美しいね。私にとってはなんてことない日曜>>続きを読む