さんそさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

松居大悟が苦手だと確信した一作でした。バーで河合優実をからかうシーンや屋敷と伊藤沙莉の漫才みたいなくだりなど面白い箇所は所々あった。池松壮亮以外がやるとキモくなりそうな照夫くんやタバコが似合いすぎる葉>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.8

実写映画化した10年後に同じ配役で前日譚をアニメ化するのがおしゃれ。ところどころアリスの勘違いのまま展開していくストーリーも楽しい。二人の関係性が出来上がっていくところを見れたのが嬉しかった。こんな話>>続きを読む

花とアリス(2004年製作の映画)

3.8

嘘をついて好きな人の記憶喪失をでっち上げるというストーリーは申し分なく面白いし、そのあと揺れ動くようで変わらない二人の関係性も見てて楽しい。ただ、ラストで先輩が花に気が合ったかのような発言をしていたが>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.1

元々面白いクレヨンしんちゃんに設定やストーリーの妙を足せばこんなにいいものになるんだ。大人を過去に戻す設定が面白かった。実際に自分達が住みたい世界に住んでしまうのが異常だけど気持ちはわかる。今に嫌気が>>続きを読む

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.3

所々小ネタは面白かったが、エンターテイメント性の高い映画だから、被害者と加害者の倫理生などは気にしないにしても、いくつか引っ掛かるところがあった。スペシャルドラマで西島秀俊のライバル感を煽っといてから>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.2

吉田恵輔監督はすごく映画的で無駄な台詞がないので、言いたいことがわかりやすい。
まず映画が船に乗る古田新太と藤原季節から始まったのがよかった。序盤の人物描写の演出がすごくわかりやすくスムーズに入り込め
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

本編同様、あまりハマらなかった。会話のテンポや内容が好きじゃない。若葉竜也は単純な2枚目の役はあんまり似合わない気がした。喧嘩→暴力→男出かける→女泣くという演出だと、怖くて泣いてるのか、自分の選択を>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

すこぶる好みじゃなかった。楽しいとか、好きとか、全部セリフにしてしまうところがハマらなかった。朝まで過ごしませんか、のくだりもしらける。ああ、とか何でもない言葉多すぎて気になる。
最後、親友にマジック
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いとみち(2020年製作の映画)

3.8

津軽弁が聞きづらいこともあって、最初はあまりハマらなかったが、親子で家出するシーンから、面白くなった。そのシーンでのおばあちゃん最高。
少女の成長譚なのは知っていたが、思ってた展開と違ってて良き。一つ
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.5

予告を見て想像してた映画と全然違った。佐久間由衣と奈緒の役がもっとデフォルメされてると思ってたし、タイトルの意味があんなものだとも思ってなかった。佐久間由衣があんなに人間臭い役だと思ってなかった。タイ>>続きを読む

あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.6

面白かったと言うより、楽しかった。ドラマファンなので、あな番のパラレルワールド見れて良かった。犯人は分からなかったけど、この人が犯人か面白っていうよりは、犯人わかるまでのドキドキがよかった。クレジット>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.5

流し見してたので、最初は時系列に酔いそうだった。過去に思いを遣る演出としては、抜群の時系列の見せ方かな。伊藤沙莉が脱いだときは、大女優感がすごかったな。伊藤沙莉は恋愛系のヒロインにはならないかなと思っ>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.7

アクションのアイデアがすごい。車のハンドル回すとこや、足場の狭さを使ったアクションがかっこよかった。堤真一かっこいい。安藤政信強くないのにちょーかっこいい。木村文乃との駆け引きのシーンよかった。
ただ
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

4.6

序盤の明るい映像とのほほんとした空気から最高に楽しかった。栗林藍希さん、水原希子を若くしたみたい、初々しさがすごい。15歳の時にこんな子と一緒に住むってなったらドキドキ。与田ちゃんの吐きそうとか、西田>>続きを読む

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

とてもよい。今泉監督は盛り上がるシーンなど特筆すべきことがなく、良さを説明できないのに、好きな作品が多い。2人きりの部屋で話すシーンが多く、何かと意味深なセリフがあって、少しずつ共感するとこもあってよ>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

少し中弛みを感じました。途中でこの人誰だっけってなった人物が複数いた。犯人はわかりませんでした。
2021年映画館21本目

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.8

めっちゃおもろい。超B級なのに、ちゃんと深い。最初の音楽で、この映画の見方が分かった。忍者って分かってから黒い布買いに行ったり、おじいちゃんがデジタルに詳しいとか、自警団の明るいジャンパー、車の荷物出>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

雪のシーンで、なぜかあったかい気持ちになった。頭で理解できない感動を点数化できません。いい映画なんだけど、いくつか気になる部分が。
主人公が妻の気持ちをわかっていく映画なんだろうけど、家福さんって変わ
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.5

ハンヒョジュかわいい思ったら、僕の大好きな春のワルツのウニョンじゃないの。ハンヒョジュはほんまに可愛かったから、中盤のイチャイチャしてるところは最高でした。ただ、序盤話が説明的に進んでいくのと終盤予想>>続きを読む

恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初からテンポよく話が進んでいき、序盤から心を掴まれた。タイトルバックも最高だった。全体的な色使いも原色でかわいい。最初は、下を向いていたボーチンだが、潔癖症がなくなってからは、上を見上げるなど、外の>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.6

期待せずに見たら、面白かった。たくさん来る殺し屋からヤクザの娘を守るってありそうな設定だけど、殺し屋のみんな個性あって面白かった。ベイビーわるきゅーれより、話は小さいけど、テンポが良くて好みだった。ベ>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.3

原作関係なく、映画として面白くなかったです。とにかく長い。最初のコテコの描写から長い、無駄なシーンが多いように感じた。原作から面白い部分を削ぎ落として、なんでもないところを引き伸ばした感じ。唯一、豊川>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

漫画原作×キレキレアクションみたいな映画。実際は漫画原作ではないけど、あまりにもキャラが立ちすぎ。あ、忘れてたって言ってころす感じとか、殺しと日常のギャップを見せたすぎる演出が好みじゃない。デフォルメ>>続きを読む

もち(2019年製作の映画)

3.6

主人公の女の子の話し方、滑舌、顔、肌、表情、全てまだ完成してなくて、そこがよい。
恋の話で照れたり、餅にメッセージ書くときの独り言とか、未完成の演技がばっちりはまってます。テーマを主人公が棒読み演技で
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.3

個人的にささる映画ではなかったです。ストーリーが単調でたのしめなかった。あのこは貴族ってタイトル、はなこ以外の人からみた言葉だがら、水原希子も主役級だと思ってました。シスターフットものって言われてるけ>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

4.8

大傑作。暗くて辛い映画なのに、なぜかとても愛おしい。松岡茉優がお前とか暴言吐くところ、最高にいい。
時系列が変化する演出がすごく好み。カメラが切り替われば綺麗に過去になってていい。
母親がどこか人ごと
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.3

せっかく音楽漫画を映画化するなら、最初のセッションのとこと文化祭のとこ、もっとワクワクさせてほしい。設定が高校生だから、シングストリートの演出と比べてしまう。中川大志のキャスティングはよかばい。僕も小>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

未来のミライというより、クンちゃんの大冒険でした。評価が低いわりに、面白かった。たしかに、未来のミライちゃんの役割少ないし、お雛様をしまうのに意味があるのかなって思ったけどなかったり、突っ込みたいとこ>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.5

最高にアガる映画。タイトルバックの音楽めちゃいい、物語が始まる感じの演出。なんせ、この映画は音楽が活きてる。
ただ、個人的に中盤中弛みを感じてしまった。暗い部屋や夜が多いからかもしれないけど、映像が見
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恋の渦(2013年製作の映画)

3.4

ところどころ面白く、あ、これ面白くなりそう!ってのが何回もあったが、最終あまりはねなかった。何かしらのどんでん返しを期待してしまった。ただ、キャラはちゃんと立ってた。こーちゃんとたかしの内弁慶感。全て>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

モヤモヤはしてないけど、スカッとしたとも言い切れない映画。個人的には辛い映画だなって思いました。音楽があってないのはわざと?逆に不気味でした。ラストの主人公燃やすシーンのポップな曲はなんだろう。音楽、>>続きを読む

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.4

オープニングのタイトルバックの音楽ナレーション映像カメラワークからもう全て好み。割と序盤から、騒音おばさんのタネアカシがあって、映画全体に物語の多面性が漂う。序盤演技が気になるところもあるが、主演2人>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.8

実写映画としてすごく面白かったが、なんか物足りなさ。ビジュアル完璧。ストーリーの再現完璧。ただ、原作ファンのために実写化した感じ。ラストのタケミチ走るところのカメラワークもアガる。だからこそ、ラスト原>>続きを読む