carrieeenさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.7

これを映画にするってことが考えつかないほど、不思議な空気感の流れる映画。ジャスミンが不思議すぎる雰囲気の持ち主ながら、みんなを虜にしていく、笑顔にしていくことが醍醐味。
しかし、どう考えればいいんだ?
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ロスト・ボディ ~消失~(2020年製作の映画)

3.6

私にはなかなか面白く思えた。そんなに陳腐ではないかな。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.0

ここまでしなくてはいけなかった?
つらいことを体験しすぎたらこの死はご褒美?のようなものであるし、いちばんの目的とする社会を揺るがす問題提起ができる。無意味な死とならない。それを加味してもつらい。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

つらすぎる話。遺言をたどるうちに知らされていく非情な真実。

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.3

こんなにつらくせつない思いをしなければならない理由はなんなのか。生まれ落ちた場所のせいで、制度の手落ちのせいで、彼らの人生は耐えられないほどのひどさとなっていく。 
理不尽だ。あり得ない。そんな言葉も
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幸せがおカネで買えるワケ(2009年製作の映画)

3.5

なかなか鋭いところをついている。ほんとうにこういった商売があるんじゃ?でも結末のようになってくれたら、と人としては願わずにはいられない。

記憶の夜(2017年製作の映画)

3.5

なかなかなストーリー展開。切ないやるせないラストに向けてぐんぐん加速度をあげて進んでいく。
が、しかし、設定に私的にはかなり残念なところがある。本当に残念。

アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

3.5

少し主人公の表現に物足りなさを感じるが、実際、リアルはこんな感じなんだろうな。
家族って、それぞれの事情と感情を擦り合わせながら、なんとか均衡を保って進んでいくんだ。そんなことをしみじみ感じた作品。

スマイル(2022年製作の映画)

3.8

ホラーとは思わず観た作品。なかなか話の展開がよい。周囲の人との関わりがよく描かれていて、ただ怖い作品ではない。残念なのは、母の死と、今回の一連の死のつながりがいまひとつ理解できないし、無理やりであると>>続きを読む

素晴らしき眺め/奇跡の眺め(2022年製作の映画)

4.0

頑張ればできないことはない。奇跡は誰にでも起こりうる。そんなベタなことをじんわり実感し、感動し、勇気をもらえる映画。さあ、私も頑張らなくては。

声もなく(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ユアインの演技がうまい。誘拐された子の演技も素晴らしい。その裕福な家庭の娘はもう富裕層としての人生をひとまわり経験したかのような大人っぷり。すべてをわかった上で行動しているところが恐ろしく感じるほど。>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

最後の涙を流しながらの会話のシーンが震えるほどの緊張感の中、淡々としかし誠実に進んでいくところがたまらなく現実味があって素晴らしいと思えた。
富裕層家族の嫌らしさ、特権意識、蔑みがうまく会話の中に垣間
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.9

なかなかいい。マッドデイモンがいい。
ストーリーもいい。すごく衝撃的な特別な何かが起こるわけではないところがいい。最後の親子のスティルウォーターという街を眺める感想が全く異なることが、この映画の言わん
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.6

ずっと極限の緊張感があるが、諦めることなく生きようとする母の力をとてつもなく感じる。そして孤独の中、悲壮感に埋め尽くされることなく常に生きるために冷静に考えを巡らす姿に感動を覚える。諦めてはいけないの>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

主人公の2人が魅力的。嫌味のない2人を自然と応援したくなる。
こんなにことがうまく進むということは現実ではあり得ないのだろうけど、これくらい世界の人々が寛容に寛大になれば、幸せだなぁと純粋に思った。誰
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

なんとも言えず、いい。
モブキャラが自我を持つ。そのモブキャラがとてもいい。
見ていてハッピーな気持ちになる。
現実の方もハッピー。

ナイン・デイズ(2020年製作の映画)

3.3

どう評価すればいいのか、むずかしい。
重たすぎるのか、ストーリー自体がちょっと作られすぎ感があるのか。
生きられていることの喜びをもっと五感でしっかりととらえて行こう、一瞬一瞬がキラキラした時間なのだ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

冒頭から全てがpc画面で進行していく、斬新な映画。ストーリーも視聴者がまるで自分で検索をしている気分になり、没入できる。
結末は予想を超えているが、そこに至る説明が少し手薄感あり。そこだけが少し残念。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

2.8

なぜ、なぜこんなに暗いんだ?この設定でなぜ?と思い続けて終わる。暗くするは必要は最後まで理解出来なかった。
この話なら、どうとでもより良くできるはず。非常にもったいない。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

クリストファーの演技が素晴らしい。
そして、話の展開がまた素晴らしい。
結末が悲しく切ない。それが意図されていたことが更に切ない。

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.1

よく練られている映画。
事件の真相って、よくわかりやすい解釈に流れ、簡単に片付けられていることが多いのかもしれない。ゾッとさせられる。
ラストは予想できない。そうきたか。
しかし、後から思う。予想をた
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ミスト(2007年製作の映画)

2.7

いろんな状況や設定が半端で陳腐にみえるなぁと、それでも最後まで見ていたら、ふつうならあり得ないことが起こる。なんでよ?と後味わるい。なんでなのよ。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

深く愛し合うに至る過程がよく描かれている。が、私的には最後の尻すぼみ感が否めない。

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

4.0

オードリーの生き様がよくわかる。父に愛されなかったことがここまで人生に影響をあたえるものか。その経験から逆に人を愛する力を得た彼女は素晴らしい。

ディープブレス 呼吸、深く(2023年製作の映画)

3.6

このスポーツは記録更新のためには必ず犠牲者をだすことになる。欲と過信で人は自らが命を落とすことを考えなくなる。結末がわかるが故に、このスポーツがスポーツであり続けることに疑問が湧く。泣けない。怒りがこ>>続きを読む

バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.2

バードボックスを観ずにバルセロナ版を観た。んー、わかっているつもりで観ていたが、最後のシーンが私にはわからなかった。
耐えられる時間が長くなる実験をしているということか?
最後までどうなるのかと引き込
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.1

生活保護問題は問題としてかなり深いところまでわかる。
しかし、こんなに極端なことをすることにどうも納得がいかない。それだけ怒りが強いということだろうけど、あり得ない。