samesさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

バスケもジョーダンも特に興味ないから劇場スルーサブスク待ちしてたやつ。ベンアフレックとマット・デイモンなので期待はしてた。

当時イマイチだったナイキがジョーダンとの契約を取るために頑張る話。
これ、
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

台湾映画は好みなので、全体的に好きな感じだが、色々微妙だった。
ステージ4のガンになった男が、3大指名手配犯の3番目だったので残る二人を殺して名を残そうとする話。

一人目、義理の娘を囲って床屋をやっ
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伯爵(2023年製作の映画)

3.6

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実在したチリの独裁者を吸血鬼だったってことで展開するフィクション。
伯爵は不死、妻や子供もいるが噛みつかないと吸血鬼にならない、そんな設定。

噛みついてほしい妻は
噛みついてもらった伯爵の執事と不倫
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.6

待ってたよー。
前作も最高だったけど、あくまで壮大な叙事詩のスタートでした。沸々とした、次回作見とけよ、な感じで,それもそれで最高でした。
そしてついに本作。IMAXで。素晴らしき映画体験です。ストー
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市子(2023年製作の映画)

3.7

邦画で最近すごくよくある設定、この人は実はこの人ではありませんでした、身分偽ってました、一体誰なの??!!的な。
ありがち〜と思いながら見てましたが、杉咲花の市子が素晴らしすぎて可愛かった。演技も素晴
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正欲(2023年製作の映画)

3.6

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水の音にしか欲情しない人たちの群像劇。
最初の方、新垣結衣の死んだ目、不細工度高め。特に好きでも嫌いでもないが、良い役者だなあと初めて思った。
稲垣吾郎はイマイチ。頭の固い父親役なんだが、全く特に役作
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

堅物小説家のモンクが冗談で書いた白人が喜びそうな黒人小説「FUCK」がバカ売れする。
タイトルを変更するシーンや文学賞選考のシーン、白人をバカにした皮肉が効いててよかった。
モンクの兄はダメな奴、ゲイ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

あおい巨人が小さい人間を蟻のように扱ってる世界の話。生き物の造形が奇妙すぎる。瞑想とか、サイケデリックすぎて吹き出した何度も。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

「同じ顔の男たち」ってサブタイトル誰か止めてやれよ。これで見ない人結構いるぞ。
A24のホラーだかサスペンスだかカテゴライズ難しい系。アリアスターほどぶっ飛んでいないが、そっち系のモノです。
旦那が飛
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.6

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ちょっと発達障害なあみ子が悪気なく家族を地獄に突き落とすストーリー。
父の再婚相手の赤ちゃんが流産、庭に「弟の墓」を作り母親を発狂させる。そこから母親は寝たきりに。兄はグレて、両親は離婚、好きな子に殴
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

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評価振るいませんが好きです。
冒頭のユージュアルサスペクツ、好きです。びっこから自然に歩きだすやつ。

妹がネグレクトで捕まった週刊誌記者の話と、記者が追う一家惨殺事件と、二つの話が進んでいきます。
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.4

途中で飽きたなー。
子供を狙う連続殺人鬼にさらわれた男の子の話。
タイトルの黒い電話を通してすでに殺された子供たちから情報を得る、というのが他と違うけど、そんなに軸になるような設定でもないよな〜。犯人
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ある男(2022年製作の映画)

3.4

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死んだ再婚相手が本人じゃなかった、というミステリー。
ちょいちょいこういう設定の邦画あるよね、身元不明の男が村にきた、殺人犯なのでは、みたいな。
この作品はそれほどミステリー要素高くなく、その男は死刑
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.3

当時見てなくて初見。
となるとどうしても時代を感じてしまう。
演出のあざとさだとか、共感のできなさとか、各キャラのステレオタイプさとか。
若い時見ていたら好きになっていたかも知れないが、普遍的な何か特
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.9

アマプラきたので10年以上ぶりに。

40年前に作られたことに驚きですが、当時すでにメジャーコンテンツだったうる星やつらの設定を使ってこの作品を完成させたこともすごいよね。2次創作みたいなもんでしょ?
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.1

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ヘレディタリーやミッドサマー的なものを期待するとちょっと肩透かしだが、観終わると3時間があっという間だったし終盤の展開はアリアスターだったまさしく。
全体的に悪夢のような物語で、ファンタジーなのか、ボ
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.6

あのベロ出し写真は大体みんな子供でも知ってるし大人なら相対性理論という言葉や公式e=mc2も大体みんな知っている。(意味はわからないけど)。そんな超有名科学者の半生はそんなに知られてないですねそういえ>>続きを読む

フレッチ/死体のいる迷路(2022年製作の映画)

3.0

なんか入り込めなくて途中で見失ってどうでも良くなって最後まで見れなかった。こんなことほとんどないのにな。
主人公の雰囲気や表情、セリフがあまり好きでなかった。

彼方に(2023年製作の映画)

3.6

最悪すぎる。俺なら迷わず死にます。
女の子のギュッと、いやそんなことしないでしょ、と思ったがその後の主人公の演技に胸を締め付けられる。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

哀れなるものたちみたので再鑑賞。
ヨルゴス作品として覚悟を持ってね。

変な話。気を衒った設定が当たり前の世界で、詳しく説明などないので探りながら慣れていかないといけません。この監督の世界に。

酷い
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

しばらくはただ淡々と、役所広司の朝から晩まで。眠るとモノクロのゆらゆら画像。これ夢か、その日見た印象的なものが記憶に刻まれてくようなイメージか。
だんだんたまにちょっとした事件までいかないことが起きた
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

哀れなるものたちをみて、これもヨルゴス作品と知り鑑賞。こういう中世モノ的なのそんなに得意でないが、とても面白かった。
エマストーンは没落して再出発する侍女。女王陛下に気に入られてライバルを蹴落とし成り
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ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.5

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ドントウォーリーダーリンから続けて見ました。似てる。
バービーとも共通点ある。
昔のアメリカ夫婦たちの秘密。

強い嫁を典型的な主婦に改造してしまうシステムを作ったクリストファーウォーケンの元に集まる
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

主演のフローレンスピュー、誰だっけと思ったらミッドサマーの子かー。
絵に描いたような古き良きアメリカの郊外、男たちはアメ車で仕事、女たちは家事やショッピング。ビクトリープロジェクトの名のもとにカリスマ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

奇妙な映画でした。
自分の胎児の脳を移植された女性が、だんだん知識を得て行くアルジャーノン的変化を楽しむ感じ。
無垢すぎるので欲望に忠実です。
まずいものは出す、倫理的な考えや忖度なし、性的興奮を覚え
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

漫画ファンです。どうせダメだろう実写化、見るつもりなかったけどスコア高めだったので見ました、まあ及第点。
強いて言えば、杉本、アシリパがイマイチかな。2人の会話シーンが学芸会みたい。淡々とした漫画の間
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.6

me too運動は誰でも知ってるが、その起点となった記事を出すまでに奔走しまくった女性記者2人の実話。勉強になる。
示談でがんじがらめにする汚いやり口がつい最近まで有効で被害者たちを押さえつけていたと
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

長すぎる。長くて大作感あるが、もっとうまいことやれるはず。
わちゃわちゃしすぎている、それが良いのかも知れないが、長い割にキャラクターへの感情移入できないのはなんだろう。脚本がまずいのかな。
前半パー
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

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まあまあ良いSFなんだが、エイリアンシリーズの一つという位置付けになってしまうとそりゃ評価下がってくるよなあと、不憫な気もする。
主人公の吹替がクソすぎて萎えたのだが、調べると剛力彩芽、ゴリ押し時代の
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

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オリジナルくらいしか見てないけど見た。そして前日譚の続編というのも観てから知った。
2000人載せた入殖船が途中にある良さげな星に寄り道したら、昔消えた船がありましたって。無理あるやん。その船のアンド
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.9

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最近良い邦画あるから、吉岡里帆だし一見ダメそうだけどこの映画意外といけるかも、と淡い期待を持って観たがダメでした。
キリがないから細かいことは言わないが、よくあるチープな脚本の邦画でした。

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.2

ジャケットの男性の雰囲気がなんか嫌だったので見てなかったヤツ。これアダムドライバーなんだ!と知って見てみた。
「終わらない週末」直後に見たのでちょっと記憶が混ざりそう。どちらも得体の知れない事態に巻き
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なかなか好きです。
タイトルからしてタイムリープものかと思ってたけど全然違った。
なんか違和感を感じながらなんだかわからないままどうしようもないことに巻き込まれているような家族。不穏な空気が不穏です。
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