好きだったものが異様に持ち上げられすぎて好きじゃなくなっていくあの感じ
前作はスピルバーグの革新性、今作はスピルバーグの残虐性、と続けてみることで監督の人間性が垣間見える。
最初のバイオレンス感が良くて、こういう感じでいくのかと思ってたら最初だけだった。
柄本佑が良かった。
永野芽郁が懐が広すぎるのか、盲信的なのかわからないけど、可哀想を通り越して薄気味悪く感じてしまった。戸田恵梨香はまた〜すれば良いと言った時点で人としてダメだと思う。
かっこいいことを何もしてないのにかっこよさが滲み出るポールニューマンのカリスマ性に憧れる。
タイトルのB級ホラーっぽさだけで視聴を決めてみてみたら真面目な映画だった。
言葉は良くないかもしれないけど、韓国映画の、事実をエンタメにまとめ上げるセンスはすごいと思う。
広大な土地に響くバートバカラックがとても良い。
あからさまな日本のカルチャーのオマージュはともかく、主人公のUFOと対峙した時の間とか笑いのセンスまで日本的で筋金入りだなと思う。
ホラーからSFアクシ>>続きを読む
まったく感情移入できない分、完全な絵空事としてなんか良いなあと思いながら観てた気がする。
「あみ子」の視点で世界を見る。自分の本能のみに基づいて行動する。その結果、「好き」の問いかけに対し存在を完全否定する言葉をかけられる。
「こちらあみ子」だけだと何となく感傷的な感じがするけど、応答せよ>>続きを読む
トムクルーズはいつまでもトムクルーズであり続けなければならないという重圧が映画の内容と重なって胸をうつ。
監督の演出する無機質さと潔癖さと不穏さが好み。それを1人で全部体現してた山本耕史がとても良かった。