このレビューはネタバレを含みます
序盤、その土地にゆかりがない自分としてはあまり没入することはなく客観的にその人の人生を追っていた。…ので、正直序盤は間延びして感じていた。
が、中盤?後半あたりから、人との関わり合いの濃度が上がって>>続きを読む
ううううーーーーん。
よく分からなかった、が正直な感想。
殯の時間を十分に感じることができた。
同じように大切な人を失った時、
もっと何か感じられるのだろうか。
あまり期待せず観たがとても良かった。
好き嫌いあるのだろうが(レビューがまさにそう)、私はこのドキュメンタリーのような作りがとても好きだった。広島パートのインタビューとかすごい。そしてみんな素晴らし>>続きを読む
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アカデミー賞を総ナメにしてたことによる期待値が高すぎたせいか、そっち系の話なのか、と驚きが。
多層的な問題が絡まりあっていて、自分に無自覚な差別心がないか顧みたり、想像より何倍もシビアな内容だった。>>続きを読む
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後半、父が娘の歌を聞こうと喉に手を当てる一連がたまらなく好き。ラストの手話での歌唱ももちろん好き。
それぞれ、完全に理解することはできない境界線に少し胸が痛みながらも、それでも伝える方法はある、という>>続きを読む
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ある種、起承転結はなく、ひたすらに認知症を疑似体験する作品だった。
なのに全く飽きない。
ラストシーンは芝居を堪能しつつも、少し〝ラストシーンだから〟の過度な温度感がそれまでと少し違ってやや浮いて見>>続きを読む
生きる醍醐味を逞しく教えてくれた作品。
障害者であることの現実ももちろん教えてくれるけど、それを飛び越えた人としての葛藤、人生の切り開き方が見ていて気持ちよかった。
決してマイルドな描き方ではないの>>続きを読む
2023.6
怪物だーれだ、と問いかけてくるけど、誰もが怪物になりうるということでなく、心を持つものはみんな怪物なのだと思った。それは誰かにとっても、自分にとっても。社会で生きていくのって、ほんとに>>続きを読む
2023.6
最高の映画だった。
愛することは確かに、確かにエゴなのだけど、そこには確かに幸せも在る。
救いもある。
でもその逆もあって、それを当人以外が測ることはできない。
人間を真っ向から浴び>>続きを読む
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2023.6
久しぶりに嗚咽が漏れそうになるほど泣いた。
どちらにも正義はある。
でもやっぱり、人の最期を他人が決めてはいけない。
所々「?」となるも、社会問題に真っ直ぐ切り込んだ、良い意味で目を>>続きを読む
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久しぶりに映画館で座って観るのが辛いくらい泣いた。
私も、知らず知らずに誰かを傷つけたことがあるんだろう。
これ以上アンさんみたいな人が増えないように、自分も知って、変わっていきたい。
そしてそんな人>>続きを読む