松永恭昭さんの映画レビュー・感想・評価

松永恭昭

松永恭昭

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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

写真のような構図に、横スクロール。いつものウェス・アンダーソン節全開で、意味の分からないストーリーに、意味の分からないメタ構造。
刺さりまくりです。
特に、アメリカ特有の、変な社会を描かせたら最高だと
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蜷川幸雄シアター2「NINAGAWA・マクベス」(2015年製作の映画)

4.0

流石の豪華絢爛さ

歌舞伎と西欧演劇の折衷点ってここなんやろなぁと思わせる

まあ、とにもかくにも美術がすごすぎるの一言 間違いなく伝説

ロミオとジュリエット(2014年製作の映画)

3.2

英語はほとんどわからないけど、大袈裟な感じがヒシヒシと伝わってくる

ナショナル・シアターライブや、蜷川シェイクスピアシリーズをずっと観ていた流れで見たのだけども、これはしょぼい。

普段はミュージカ
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蜷川幸雄シアター「ジュリアス・シーザー」(2015年製作の映画)

3.2

あんまり面白く感じなかった

そもそもシェイクスピアの原作が、英雄譚すぎて、歴史に興味ないと、どうでも良さげ
演技も力技で、グングン進むんだけど、そもそも面白く無いセリフをグングンされても何だかなぁな
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蜷川幸雄シアター「ヴェニスの商人」(2013年製作の映画)

4.0

蜷川シェイクスピアは、ボチボチ見てたけども、喜劇系は初めてみたのだが、とても楽しく見れた。
猿之助の力量が素晴らしかったが、それがある意味残念な気持ちにも

蜷川演出は、フィジカルが強いととても相性が
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ジム&アンディ(2017年製作の映画)

4.1

かなり長い間、見たかったのが、ようやく見れた。
とても好きな映画のバックステージ、ドキュメンタリー

どんどんと虚構と現実がないまぜになっていくさまが、とても興味深い

それほどに素晴らしい撮影現場だ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

ようできてはる

音楽もかっちょええ
試合もごっつい迫力

個人的に、もろに、世代なんですが、それ故に原作とそれが好きな人が苦手なんで、あまりのめりこめはしなかった
そして、バスケもあまり良く知らない
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世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

3.7

世界でいちばんかはわからなかったが、壮大な風景と、その過酷な環境で、慎ましく生きる人々の、ハレやケの日々がとても新鮮でありながら、今の日本にはない、当たり前の姿がとても印象的だった

ナショナル・シアター・ライブ 2023 「オセロー」(2023年製作の映画)

3.8

スタイリッシュでスピーディな演出でありながら、分かりやすくつくられており、流石だなと思いました。

ただ、スピーディすぎて、蜷川幸雄に慣れすぎているので、ちよっと情念の部分はアッサリで、物足りなさも感
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

すごくいい映画だったような、そうでもないような、不思議な感覚

サスペンス的に、もやもやが残るし
家族の話としては腑に落ちない部分もある感じ
でも、それぞれがそれで良い感じもする

んー、とりあえず見
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.8

選挙1.2とはまた違い、政治家として魅力のある人が、政治に苦悩する姿がとてもよく感じられた。
やや、ナレーションがない方が好みだとは感じた。
選挙のシーンで、ボロっと出る本音や周りの声がとても印象的だ
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三文オペラ(1989年製作の映画)

3.5

三文オペラにハマったので視聴

結構映画的な演出や改編もあった。
主役のアダムスパパは、今までで一番ハマっていた。

ただ、ほんのりダサい。
古さは致し方ないのかもしれないけども、無難さからくる、全体
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NO SMOKING(2019年製作の映画)

3.8

飄々とした魅力と、とても重要な日本音楽の歴史への影響。
そして、いまや一人になってしまったYMOのゲンキな姿が見れるとても貴重な映像の数々

とても興味深く観れました

ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

2.8

主観入りまくりの、
軸ぶれまくり、
内容も薄っぺらい

テレビ的な作り方?

無料で見る分には、分かりやすくていいかもだけど、とても劇場で有料で見るレベルじゃなさすぎる

ドキュメンタリーでも、映画で
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ナショナル・シアター・ライヴ 2017 「三文オペラ」(2016年製作の映画)

3.9

何か変だなと思ったら、ブレヒト版ではなくて、改訂されてました。
やや、表現はブレヒト版よりはマイルドになってたかな。
ただ、三文オペラの曲はほぼ変わりなくなので、楽しめました。
キャラクターや、演出も
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.2

なんかずーっとダサい。
カッコつけたり、クールぶろうとしてるんだけど、全体的にも、ここ頑張れやな時もずっと凡庸なカットで、白ける

ストーリーも、そもそもサスペンスに興味がないからなのかもしれないが、
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

素敵なショー、というか、斬新なライブ?

スパイク・リーは、こういうドキュメンタリーっぽいのでも、主張が強い

トーキングヘッズは名前を知ってるぐらいなので、なるほどーって感じ

ロバート・ウィルソン
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.4

ん~、世界史もあんまり好きではないし、
この時代にも、あんまり興味がないので、
どこを楽しめばいいのか分からなかった。

五島のトラさん(2016年製作の映画)

4.2

22年という歳月が、とても濃密な時間として、こちらに色々思わせる。
自分の父親のことを考えたり、子供達の成長を微笑ましかったり

ちよっとナレーションが多かったな。
映像がとても力強かったので、邪魔に
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.6

インド映画は、数えるほどしか見てないのですが、まるでNHKかTBSのホームドラマのようで懐かしくも感じる不思議な感じ。日本版のキャストまで浮かぶw

ちよっと筋書きに強引さは感じたが、独特のストーリー
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.5

んー、目が。チカチカチカチカ。

シャルロット・ゲンズブール、美しい映画かな?

チカチカ。

んー、わかんない。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

長編に続いて視聴。
コチラの方が、寓話的でかつ、シンプルでわかりやすかった。
ただ、短い分、本質的な所までは、長編の方がよかったなと。

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

レイシスト側から描く、人種差別というのは初めて見たので、とても興味深く見れた。
主役の目がどんどんと変化していく演技力には脱帽。
タトゥーというトピックをうまくつかっていて、面白かった。
ただ、恋愛要
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変身(2002年製作の映画)

3.5

主役の身体能力高すぎて、草

ヴァレリーフォルキンの舞台が面白かったので、探して探して見つけて、英語で頑張ってみた(セリフほとんどないのでできた)
監督が、メイエルホリド絡みの人だとはきいてたので、主
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たみおのしあわせ(2007年製作の映画)

3.1

んー、わかんない。

岩松戯曲は好きでよく見たり読んだりするのだけど、
なんかよくわかんない状況がずっと続いてどこを楽しんでいいかも分からず
そんでもって、ラストもわからなさすぎて困惑

謎すぎてしん
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エリザベスタウン(2005年製作の映画)

3.8

なんてない筋書きなんだけど、なんとなく変なことが起きるアメリカ文学の愉快さがあって、とても魅力的な作品でした。

コーエン兄弟みたいに、ヘンナ演出のほうが、より好みだった感はあります。

イケメンと美
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

とても意義のある映画だとは思うし、これが日本アカデミー賞をとるのも分かる

ただ、映画として純粋に、、、。

モヤっとするラストもあまりよく感じなかった。
すべて、なんとなく現実の事件を示唆しているの
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.2

んー、なんか全体的にあっさり。
というか、深みが感じられない。
終り方もなんかイマイチ

調べたら、大作大河SFの一作目の映画化らしい。
いろんな設定を使いきれてないのも仕方がないのかもしれないし、終
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

フランス映画によくある、エログロファンタジーって感じで、世界観と言うか、美術、衣装がすごすぎて圧倒された。
ただ、ストーリーはピノキオ感から逸脱せず、ただただ、奇異な世界だけがすごいので、後半ちよっと
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

かなり嫌な気分にはなった。
そして、かなり話についていけない部分もあり、これは自分の知識不足なのか?

見ていて楽しくないという感じ。

ノーラン作品はいつも音楽、音がやたらいい

雪の轍(2014年製作の映画)

4.2

まるで、ドストエフスキーのような重厚な物語。(その長さも!)
そして、小説なら安眠効果確実なセリフの応酬
ヤバいキャラクター造形。

とても素晴らしい映画でした。
感服!

16 [jyu-roku](2007年製作の映画)

3.2

美少女。

リアルっぽいけど、そんなことある?ってのが、多くて、入り込めず。
リアルっぽい設定なのに、作り込んだ映像が違和感。

美少女、美少女。

まあ、今目線でみてもうてるんかなぁ

最期の星(2017年製作の映画)

3.2

途中まで、みずみずしい女子青春感を、温かい目でみていたのですが、
ラストで、急激な転調に、おっさんはついていけんかった。

あさつゆ(2015年製作の映画)

3.3

美少女大変。

がんばってほしいなと、温かい目で見る。

あとのまつり(2009年製作の映画)

3.0

こおどり

全体的にそれっぽいことをいうてはるなあ。と思ってたら、
終わった。

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