舞台上で繰り広げられる世界ももちろん良いのだが、街中に、建物に一人繰り出すときのカメラワークと空間がヴィムヴェンダースのそれで、いかにピナバウシュを敬愛していたかがひしひしと伝わった
このレビューはネタバレを含みます
"砂浜でお手玉遊びをする子供 それが時だってさ"
"言葉で君をここに呼び戻す"
忘れたくない言葉と情景が詰まっていた
でもEleni Karaindrouの音楽でいつでも呼び戻せる
久しぶりにグッとくる作品に出会えた
しかしこれを以ってしても終わり時は難しい
水風呂に入ってしばらくするとじわじわあつくなる、冷たすぎて熱い水の映画であって、
水風呂から出て熱い風呂に入ると皮膚に膜が張ってぴりぴりするような、熱すぎて冷たい火の映画
悴んだ手で煙草に火をつける>>続きを読む
衣装 コロンビア、シカゴ、ビッグタイム
愛の讃歌は日本語訳がいくつかあるみたいだけど、一番忠実そうなものでよかった