小野さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

小野

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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.5

6つの世代、6つのエピソードが短い時間で切り替わり絡まり合い「繋がり」を持つ。170分は長かったけれど、不思議と話はこんがらなかったんだよね。二度観たらさらに楽しめそう。
特殊メイクのオンパレードで、
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アウトロー(2012年製作の映画)

2.6

セリフなく進んで行くオープニングに「おお、これは!」と期待したけれども、ヤマがなく印象に残らない「トムらしさ薄め」の映画でした。脱・トムがテーマだったのかなーとも思う。でもトムはオブリビオンみたいに「>>続きを読む

009 RE:CYBORG(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんじゃこりゃの消化不良っぷり。小難しい話になるのはわかっていたけれど、00ナンバー全員で立ち向かうシーンがないとは…。真っ赤な服に黄色のマフラーというあの衣装で全員が並ぶ、そこから始まるなにかを期待>>続きを読む

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.5

未来だけど未来っぽいものがあまり出てこなくて、世界観の作りは甘いと思ったけれど、ワタシは面白く観られました。期待してた派手なものではなく、とてもこぢんまりとした世界の話だったのが残念でしたけれど…。>>続きを読む

マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)

3.0

負け戦の一部始終。自尊心と野心のために口先だけで時代の表舞台に出ようとした男と、その圧倒的な口のうまさに巻き込まれて行く人たち。
セリフも動きもないシーンで長く間をとることが多くて、重たさが増す。
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フロム・ヘル(2001年製作の映画)

3.0

切り裂きジャックをモチーフに、アヘン吸って幻覚見ちゃうジョニー・デップ刑事が犯人を追い詰めて行くという話。薄暗くてスモッグがかかっていて汚い、事件当時のロンドンは見応えあり。ミステリーとしても面白かっ>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.6

人気イタリアンレストランで展開される群像劇。シェフ始めスタッフと客合わせて登場人物がかなり多いのですが、意外とすんなり頭に入りました。濃いキャラ付けのおかげだと思います。厨房の迫力あるスピーディーな料>>続きを読む

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

2.5

ラスト10分はパーフェクトでした。言うことなかった。腹抱えて笑った。これぞハングオーバーだ!と思った。だからこそ、だからこそそこまでの展開が残念で…!アランの成長とともにチームに結末を、というのはわか>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

2.5

続編としてサリーとマイクのその後ではなく出会いを選んだのは良かったとおもうけれど、やりたいことがありすぎて急いでしまった感じ。サリーの性格付けもワタシはあまりしっくりこなかった。中盤には「らしい」気持>>続きを読む

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

5.0

さいこうでした!クルマ壊すことに必死で細かいことどうでもいかな、ってなってるとこも含めて最高でしたよ!!
これはぜひ、シリーズ観たことない人はMAX、MEGA MAXだけでもいいので観てもらって、ぜひ
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.5

ストーリーの流れは前作を踏襲しているものの、コメディ部分は薄くなってるかな。下ネタも控えめ。アランがずいぶんと極端な性格になってしまったような気が…。
DVD特典のドキュメンタリーが凝りに凝ってて良か
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.0

最初から最後までくだらなくて最高。遠慮のない下ネタの数々はものすごく人を選ぶと思うけれど、そこを妥協してないところがいい。
DVDにはメインキャスト3人と監督のコメンタリーがワイプ映像つきで入っていま
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空気人形(2009年製作の映画)

3.0

ファンタジーのやわらかい雰囲気は持ちながらも、中身はかなりシュールで重たい。音楽の美しさが際立ってました。
ARATAがぺ・ドゥナに空気を吹き込むシーンのエロいこと。この作品の核の部分だし、とても印象
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

4.0

昭和の古き良きアクション映画!っていう感じで、ストーリーよりアクション重視。テンポのいい会話の中にコミカルな要素もあるし、次から次へとアクションシーンが来るので退屈しません。爆破もたっぷりあるし、火薬>>続きを読む

ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホアキン・フェニックスの瞳の美しさが際立つ。 耐えられない悲しみをもたらす「化け物」から逃れるために、秩序をもつ「無垢」な生活を続けてきた村の真実についての物語。 なんやかんや事件、事故が起こったけれ>>続きを読む

ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

3.5

おじいちゃん祭りだ!!
右を見ても左を見てもおじいちゃんだ!!おじいちゃん好きにはたまらん部分があるものの、真面目さゆえ法王の重圧に押しつぶされてしまう主人公はせつなく哀しい。予告ではコメディみたいだ
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.5

禁酒法のなか、バージニア州で密造酒を売って暮らしている三兄弟の話。 とにかくキャストが良すぎたのでそれだけで観に行ったけれど、本編も面白かった! ギャングのボス ゲイリー・オールドマンがなんとかっこい>>続きを読む

白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.5

リリー・コリンズの極太眉がだんだん愛おしくなる映画です。
童話のセオリーなんて知らねーよ!というギャグ要素満載で、なにより「弱いお姫様」が出てこないこの気持ちよさよ!
顔だけやたらでかい七人の小人はお
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

障害者という言葉が隠すでもなくオブラートにつつむでもなくたくさん出てきて、それにまつわるユーモアもかなりギリギリのところだと思うけれど、嫌みなく嫌悪感もなく見られるのはひとえにオマール・シーの力だと思>>続きを読む

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.0

序盤はいつになく普通だったキリアン・マーフィーが、だんだん良く知ってるキリアン・マーフィーになります。中盤まですごくおもしろく観ていたんだけど、シガニー・ウィーバーが死んでからは一気にしぼんでしまった>>続きを読む

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.5

散りばめられた仕掛けが明らかになるラストは「あー、なるほど!」と思ったけれど、中弛みがハンパない上に160分という長丁場なので、ラストのスッキリ感よりもテンポが悪く退屈な印象のほうが強くなってしまう。>>続きを読む

レアエクスポーツ 〜囚われのサンタクロース〜(2010年製作の映画)

2.6

サンタクロースが悪魔、という設定の、ブラックファンタジー。全裸の痩せぎすおじいちゃんが大量に追っかけてくるよ!
子供が勇敢すぎるとか寒すぎて死ぬとか適当なとこはありますが、ファンタジーと思えば気になら
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ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

3.0

最初から最後まで人が死にまくり、肉片が飛び散り、血が流れる映画でした!死体や人体破壊はけっこうグロくできているので、苦手な人は注意。
話が単純なだけに、もうちょっと山場が欲しかったかな。てっきり二人の
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

法律は正義ではないことがよくわかる。刑事も判事も検察も裁判官も、ただの職業でしかない。職務を全うするかどうかは問われるが、そこに私情を挟むべきではないのだろう。私情とはつまり、賄賂で左右されてしまうこ>>続きを読む

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.0

96時間の続編だ!と思って期待してた身としては、コレジャナイ感はいなめない。前作もそうだけど、前置きが長すぎると思んだなあ。乗り込み始めたらあっという間にリーアム無双になって終わってしまうから、爽快で>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

2.6

マイケル・ダグラスがあわあわしたりプンプンしたりしてるのはいい。最初のホーム・ムービーがすべて布石になっていて凝った展開をみせるけれど、やってることがあまりにも荒唐無稽だからなー。盛り過ぎたんじゃない>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初はとにかく眠かった。説明に時間割くのは仕方ないとして、散策と番人二人のラブパートが長すぎませんか…。キュリレンコいつ出てくるのかと、モーガン・フリーマンどうしたんだと。 クローンで大量生産されたと>>続きを読む

バレット(2012年製作の映画)

4.5

スタローンとサン・カンがバディになるくだりは無理矢理すぎてひどいんだけど、バディ以降の動きに時間割くためと思えば許せる。ていうかそういうね、設定がーとか動機がーとか、細かいことにイライラしてたら楽しめ>>続きを読む

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

4.0

「ドライヴ」と同じ雰囲気をまとったライアン・ゴズリングは文句無しにかっこよかった。感情の起伏もあり、この主人公のほうが心情を読み取りやすかったです。主人公はゴズリングからブラッドリー・クーパーにバトン>>続きを読む

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

3.5

憧れのあの人と繋がりたい!という欲求を、ウイルス感染というかたちで実現している世界。主人公はもともと具合悪いんですが、さらにどんどん具合悪くなっていきます。 メディアのセレブ持ち上げ、ファンのセレブ執>>続きを読む

アクシデント(2009年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

事故死にみせかける完璧な計画殺人。その前提がそもそも最初から危うい。窓ガラス落ちてきたって死なないことあるだろ?と思うし、次の計画なんて凧飛ばして感電死だぞ。ええー⁉って、なるでしょ。疑心暗鬼の末、勘>>続きを読む

サラマンダー(2002年製作の映画)

2.5

核ぶっ放しても死なない「不死身」のドラゴン、だったはずなのに、いち小隊がえらく簡単に殺してしまっている(しかも200匹とか)段階でもう意味不明。つまりそんな設定はどうでもいいというわけで、ハゲマッチョ>>続きを読む

セックス・トラフィック(2004年製作の映画)

2.4

無理矢理引き伸ばしたんじゃないかと思うような、ダラダラと長い前後編180分。とくに、冒頭に撮影されてるビデオ映像が後半いやというほど何度も流されるので、うんざりする。テーマはセンセーショナルだったけれ>>続きを読む

ハングリー・ラビット(2011年製作の映画)

2.0

いつも通り、ニコラス・ケイジは困っているしぶさいく走りで逃げている。いや、いつもよりちょっとしっかりしてるかも。そのしっかりしてる成分がいらないのかなあ、ニコラスを楽しむ作品としては物足りないし、サス>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あのときもし違う道を選んでいたら、別の行動をとっていたら、もっと明るい未来があったかもしれない。
記憶の欠落とタイムリープをうまく繋げていて「おお、なるほど!」とうなりました。最初のシークエンスが長め
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.6

2の評判が良かったので、あまり評価の高くない1をまず観てみました。
楽しかったですよー。血しぶきめちゃくちゃ飛びますし、痛いシーンもありますし、出る人・出る人すごんでいますけれど、コミカルな部分もかな
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