とわさんの映画レビュー・感想・評価

とわ

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

映画としては、
1人の役者にフォーカスして
ルーティーンとその中の機微を映し出す
タイプの映画。

その映像表現の中に潜んだ
感情になる前の小さな気持ちみたいなものも
丁寧に撮影され、あるいは演じられ
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

空前のJAZZブームの中(自分の中で)
松丸さん出てて、魚返さんが音楽監修ということで気になって劇場へ駆け込み

80sに銀座のキャバレーで「BGM」として雇われるJAZZマンたちの葛藤や苦悩を
繊細
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.4

映画の中で表現したいことと
構成・画がいいバランスで
いい映画だった


沢山の愛おしいクスッとシーンも
砂漠の中のウェスセットも
好きでした

車が壊れる原因になったアレはなんだったのだろう

さすらい(1975年製作の映画)

4.1

3時間暇だーって時に眺めたい
そんな感じ

せっかくだからもう少しちゃんと
見ておけばよかったけど
力を抜いてみるのも大事

ゴダールの決別(1993年製作の映画)

3.8

創造=想像を仮定して、
神を実態に合成してみました!

その場合どのような矛盾が発生するでしょう?
その場合、人(主人公)はどうなるでしょう?
を無駄に映像に凝って意味ありげに
(内容は決して薄くない
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ゴダールの探偵(1985年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ゴダールがサスペンスをやるわけなかった

脚本のルールブックという感じ
めちゃくちゃだけど、
これも映画なのだ

小さな兵隊(1960年製作の映画)

4.3

最後まで見て、解説眺めてタイトルの意味がわかった
頭冴えてる時にもっかい見たい

写真を撮るシーン、闘争について語るシーン
とかの部屋での2人のシーンがいい

ウイークエンド(1967年製作の映画)

4.5

あの有名なロングシーン(勝手に名付けるならばトラフィックジャム・モーターショー)だったり、羊のシーンだったり、
ユニークな映像描写がとてもゴダさんだった。 

現代人からすると目を瞑りたくなるような映
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春を背負って(2014年製作の映画)

3.5

ちょっと説明過多で、
展開教えてくれる音響要らないけど、
それ以上に山と人がいい

ちょうど公開された頃に立山登山して
室堂手前の山小屋に泊まったことがあるから尚更いい

雄山は登ったけど
その先の大
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2046(2004年製作の映画)

4.0

色々な要素が詰め込まれていて、
分かりにくいけど、
いいシーンいい台詞も多い映画なのではないでしょうか

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

4.2

ふと映画が見たくなったので、
早稲田松竹へ

言葉は添えられているだけで、
<映画>というより
映像がメインの抽象的恋愛映像

空白の部屋でマットレスの配置に落ち着かず、
部屋の隅で寂しがり、
文を書
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

5.0

愛と芸術の敗北、、、胸糞悪し

でも、2人の出会いの頃の雨のシーン、
セーヌ川沿いで身投げを引き止めるシーン
芸術のわからないアメリカのビジネス脳おじさんとの商談シーン
などなど、
彼ら"らしい"素敵
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花様年華(2000年製作の映画)

4.5

序盤の雰囲気は、
アットホームだし笑顔も見られるけど、
裏拍で空虚が漂っている感じ。
伏線の立て方も嫌いじゃない。

路地裏で雨が降り出してからは
エロい関係=心の親密さ
が加速していき
他所の目と”
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.3

友達から強く薦められて
フジでJapanese Breakfastをみて
早く見なければということで、
リストア版上映前に見てしまいました。

そして初ソロキャン×映画の1本にしました。

サラーっと
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天使の涙(1995年製作の映画)

5.0

本当に変態な作品
やりたいこと、伝えたいことを
詰め込みましたなのに
綺麗に構成されてて感動。

毎日同じ時間に走り去る終電、
サイレンの音、
近すぎる飛行機、
二丁拳銃、
いつものバー・初見の居酒屋
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.3

つまらない大人にならないために、
無邪気さを忘れないためには、
小さい頃の新鮮だった記憶、
例えば初めてNYに行ったこと、初めて録音機材に触れたこと、初めて親元を離れて生活したこと、
を大事にしていた
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

映画館の人生と少年の人生を1本のフィルムにした作品。
色んな形の、色んな方向への、色んな角度の愛が詰め込まれててギュッとなりました

愛されてきた映画館で観られて良かったです。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ポスターで気になり初ウェスアンダーソンしました

記事シーンの白黒映像が堪らなくいい!(好み)っていう
だけじゃなく現在シーンの色彩豊かな絵本のような世界感も最高。


なかなか情報量の多い映画(褒)
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.9

とても良いテンポ感(ゆったり)温度感の銀行強盗ムービー

最後の方で現金輸送車目で追っちゃうの愛しきアウトローでした

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.2

初めて洋画を見た映画館(暫定)で鑑賞
2階席から眺めるアイオは壮観でした
やっぱり最終的に強さがインフレするB級さと遠回りしてもシンプルなテーマがなんだかんだ好きです

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

5.0

ハンターとトラヴィスの距離が近づいてきて、2人が車道挟んで反対の歩道を歩いて帰るシーン好すぎてじたばたした
時々挿入される天候の描写が良いです
最初のガソリンスタンドからの夕焼けとか特に

狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

見てる人を犯人側・市民側にさせといて
バッドエンドになるのはわかってたけど、わかってたけど悲しいね

アル・パチーノの表現力が光るシーン多くて見てよかったです〜

男性・女性(1966年製作の映画)

4.2

タバコの投げ咥え1回失敗したけど、地面に落とさなかったからセーフ〜

ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

3.9


スミスに関してはまだまだ履修中みたいな具合だけど、これからもっと知りたいバンドだから見てみようと、、、

自分の好きなバンドはあんまり解散してないけど、もし解散したらどういう感情になりどう立ち直れば
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初のショートムービーも含めてかなり好き
ネバヤンあべちゃんが歌う挿入歌にも要注目!!

個人的にはミスチルとドコモの25thコラボショートムービーの花 -mement mori-を題材にした部分が想
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未知への飛行(1964年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

冷戦中「もし機械がミスって水爆をモスクワに落とす作戦が実行されてしまったら」
っていう話の中にあるイデオロギーの違う国の指導者の会話劇がとても素晴らしくて緊迫感が伝わってきました。

人間と機械のあり
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.7

抽象度が高く謎が多いストーリーとは
対照的に細かい映像描写・音像が素晴らしかった

超鳥嫌いと超鳥好きは見ない方がいいかも

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.9

退屈と刺激が交互に流れていく感じ
割と脚色なしで描かれた東京でも欧米人視点で観るとコント仕立てになってなんか面白くなる

寿司屋の"腐ったつま先"のところで笑いました。
 

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

5.0

終わり方ヤバすぎる大賞


この映画から学んだ3ヶ条
・ポルノ王の所で賭けない
・壁の薄いとこに住まない
・直前で油断してアホな飲み方しない