とんぺいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

岳 -ガク-(2010年製作の映画)

3.8

山に捨ててはいけないものは、ゴミといのち。

山の頂上から見る景色は、見たことがないくらい美しいんだろうなと思う一方、やはり山は怖いなと思ってしまう。自然の脅威には人間は無力で、あっという間に飲み込ま
>>続きを読む

ザ・コア(2003年製作の映画)

3.5

宇宙とか深海に挑戦する映画は何作か見たことありましたが、さすがに地球の核まで行く映画は初めてでした。

ドロドロに溶けて死ぬのだけは絶対に嫌だ。
核の液体が動きを止めて地球にもたらされる影響で、いろい
>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

4.0

2019年の大ヒット作。正直公開した当初もそこまで興味はなく、大ヒット
しているコミックもなかなか読もうと思ったこともありませんでした。

何万という兵や建物など映像は圧巻でしたし、何よりアクションシ
>>続きを読む

孤高のメス(2010年製作の映画)

3.8

慣例だから諦めるのか?

冒頭の手術シーン、血管を傷つけ、血液が大量に飛び散る中慌てふためく医者に今日もまたこんな手術しかできないと諦め半分な看護師。自分が生死を彷徨ってすがる思いで手術を受けている立
>>続きを読む

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

5.0

小学生の頃、家族で買い物をして帰って来た時にテレビをつけるとまさにトレードセンタービルの映像が流れてきました。全員で立ち尽くして見ていたのを今でも覚えています。
通信指令室の無線音声も公開されているの
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

まさかポケモンを実写で観る日が来るとは、、、
オープニング、ポケモンたちが町のあちこちで過ごしている風景を見た時のワクワクはやはり子供の頃とにかくポケモンをプレイしていた我々にとっては夢の光景かもしれ
>>続きを読む

ベイビーブラザー(2010年製作の映画)

3.3

父親が違う兄弟3人が次男の父の元で一緒に暮らすため、施設から勝手に連れてきた三男の赤ちゃんと共に旅するロードムービー。

ロードムービーという響きのイメージにあるような明るい青春というものはほとんどな
>>続きを読む

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)

3.1

超能力系作品。
今作の超能力は、一人一つの力なのでチームとしていろいろな力を合わせて闘うチーム戦は魅力的。また、結構いろんなパターンの能力があるのでバラエティも豊か。
やっぱり人を操る能力はどんな作品
>>続きを読む

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.6

他のレビューでホラーではなくサスペンスというコメントが結構あったが、確かに納得。

薄々気づきつつはあるが、この事実が発覚したときの衝撃と悲しさ。そしてその後の新事実。
展開も早く、惹き込まれて見るこ
>>続きを読む

ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

3.5

巨大ハリケーンが街を襲う日、6億ドル強奪を企てる組織の存在を発見し、それを阻止する。

強制避難をして街に誰もいない&ハリケーンによりどうせ建物とかも壊れてしまう。ので、街中で銃撃戦したり、家とか建物
>>続きを読む

フレフレ少女(2008年製作の映画)

2.7

まぁまぁまぁ、これは典型的邦画作品ですね。
キャラクターもなんかよくあるちょいグレと真面目系が一つのチームにって感じ。
新垣結衣の応援の声は迫力がなくて、これで良いのかという感じ。

ただ、人が人を応
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

以前話題になっていたのでずっと観たいと思っていた作品。
通信司令室系の作品ほんと好きなんですよね。
ザ・コールや、日本のドラマのボイス110も事件部分はほんと好きで見てました。

電話でしか救えない、
>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.6

オープニングからタイトルがでて本格的に始まるまで、まるでスターウォーズを最初に観た時と同じくらいのワクワクを感じました。
人々が普通に生活する都市が移動をし、他の都市を飲み込んでいく。
映像の美しさに
>>続きを読む

奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

3.8

学級崩壊が起こりつつあるクラスで、アウシュビッツについてのコンクールにクラス全員で取り組むことにする。

違う宗教同士が同じクラスにいるというのは、日本でももちろんあることだが、なかなか意識したことは
>>続きを読む

天国から来た男たち(2001年製作の映画)

3.0

外国の刑務所特集とか時々テレビでやっていることがありますが、それを観ると本当にこれは刑務所なのかと疑う場所ってありますよね。
めちゃくちゃ快適そうなところがある一方ここはギャングの溜まり場かってくらい
>>続きを読む

ピザ!(2014年製作の映画)

4.3

スラムに住む兄弟。学校には行けず、石炭を集めてお金に変えて生活費の足しにしていた。

スラム街の子供が遊び場にしていた空き地にピザ屋が建つ。ピザを食べたくていっぱい石炭を集めるが。
綺麗な服を着てもス
>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.9

久々鑑賞。

まぁ、ストーリーに関しては出演者にイケメンそろえればいいでしょ感溢れるB級邦画という感じ。

血がビー玉なのは斬新。子供でもストレスなくみられる工夫はされている。

ラストも意味深でつま
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

人里離れた山奥でサバイバルかのように訓練を受けながら育つ子供たち。かと思えば夜には本を読み膨大な知識を身に着けていた。まさに知力、体力を兼ね備えたスーパーキッズたち。

母親の葬儀に参加すべく都会へと
>>続きを読む

奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.4

離島で、島・警察ぐるみで行われていた労働者への暴力。
その事実を知り、事件を明るみにしようとする記者。

前、中盤までは淡々とというかあまり惹きつけられず見るのやめようかなと思ったが、後半からの怒涛の
>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

これは本当に重くて重くて、途中で休憩しなきゃ観てられないような作品でした。

これが実際に起こった事件だとは思えないほどの悲しさ。子供をなんだと思ってるんだ。
あの教師が赴任してこなければ、この事実は
>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

3.7

最初に見たときの記憶で、つまらない感じだったなという印象を勝手に持っていたけど、見返してみたらメッチャ面白かった。

伊藤英明の怪演が本当に見事だった。
こんな演技見せられたら感情揺さぶられてしまうわ
>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

3.4

大学院の卒論として他人を尾行することにした主人公。
自分があるということ、自分の存在とはなんなのか。
彼女の尾行する男と尾行することによって生きがいや使命を感じそれに没頭する彼女を通して垣間見る。
>>続きを読む

ダークハウス(2015年製作の映画)

3.0

降霊会をするために集まった若者たち。そこで起こる惨劇。
惨劇の最中と、それが起こった後刑事たちが何が起きたか誰が犯人なのかの捜査をしているパートの2つが交互に繰り返される。

家で発見されたテープなど
>>続きを読む

少林寺三十六房(1977年製作の映画)

3.7

普段はなかなかこういう作品観ないんですが、たまには。なので全然詳しくないですが。

とにかくアクションシーンのオンパレードってのをイメージしてましたが、ストーリーがしっかりしてて映画として素直に楽しめ
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

とにかくテンポが良かった。
それに加えて色彩や建物の造形などが美しく、POPで見ているだけで楽しくなる。そこにテンポの良さが加わって次から次へとおもちゃ箱を開けているような感覚になる。

こんなPOP
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.6

兄弟は1番のライバルかもしれない。
お互い嫉妬したり嫌味言ったり貶したり、傷つけることばっか言ったり。兄弟がいる人は一度は経験したことある感情。

同じ環境で育っても、結構性格とか変わっていっちゃうん
>>続きを読む

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.7

後半まんまと泣いてしまいました。

里親の家族という日本がやれば結構重い雰囲気になりそうなテーマを、明るく、ユーモラスに(もはやそんな冗談まで言うの的なくらい)仕上げてきた。
里親の苦悩や苛立ちも、長
>>続きを読む

ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.6

誰かがそばにいても孤独を感じることがある。
現実の世界だからこそ、近くにいるからこそ話せないことがある。

ネットの世界でしか話せないこと、本当の自分を出せない人はたくさんいるし、そういう人のほうが多
>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.5

これは面白い!
森に迷い込みたどり着いた小屋で出会った3人。
最初から少しの違和感がまとわりつく。

徐々に増えていく真実と謎がとてもいいタイミングとバランスでやってくる。
ストーリーに脱帽です。
>>続きを読む

感染列島(2008年製作の映画)

2.8

今の世界や日本の状況と似ているのでやはり観たくなる作品。

死亡率がものすごく高く、感染が広まれば本当に滅亡するんじゃないかくらいの危機感があります。
そんな中で働く医療従事者たちの苦悩や疲労、命がけ
>>続きを読む

ヨンガシ 変種増殖(2012年製作の映画)

3.4

人間の体内に寄生虫が住みつき、韓国中で大量死が発生していく。

寄生虫はマジで無理なので観るか悩みましたが、そこまでメチャクチャグロテスクな訳ではなかったので大丈夫でした。
自分の体内に寄生虫がいると
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.3

メッチャ面白かった!
発展途上国だと思われていた国が実はメッチャクチャ発展していて、最強の金属や技術をもっている。

アフリカの広大な自然と発展したビルや建物との対比がワクワクさせられた。
まだまだ観
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

やっと観ることができました。
最近はくだらないななんて思いながら見てましたが、後半にもなるとすっかりこの世界観に馴染んできてしまいます。

岩手出身の自分からすれば、埼玉が田舎として虐げられているなら
>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

2.8

虚無っていうワードがものすごく心に残る。
少年が手に入れた本を読む現実パートと、その本の物語とが描かれる。

CGがない時代にこれだけの物が作れることに感服。

名作として結構名前聞いたことあるんです
>>続きを読む

身代金(1996年製作の映画)

3.2

子供が誘拐され、身代金を要求された金持ちの父親。息子を取り返すための誘拐犯との闘い。

父親が強気すぎ。
途中までどうかなと思ったけど、テンポもいいし後半からどんどん展開も進んで、ラストはどうなるかハ
>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.6

ジョージ!

巨大になった生物3体との闘い。
アクションも迫力があり結構楽しめた。銃も爆弾も歯が立たなくて、これ倒すのはもう無理なんじゃないかと思わせるほどの強さ。実際にあの場所にいて生き残れる人はい
>>続きを読む