とんぺいさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々(2018年製作の映画)

3.7

LGBTは色々なところで取り上げられ、世間の関心も大きくなっていると思うが、インターセックスはなかなか取り上げられることは少ない。
初めて知ったのはドラマ「IS〜男でも女でもない性」で剛力彩芽が演じて
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.7

これはクレイジー。クレイジーで切ない。

愛し方がねじれて人としておかしくなってるけど、彼らはあの国を守らなければ生きていけなかったのかもしれない。
観ててマジで引くシーンもあったけど、どんどん切なく
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.7

昔テレビで流れていた予告を見ててちょっと怖い系かななんて何故か勝手に思ってた。

これは本当に難しい問題。
脳死をもって死とするか、心臓が止まったことを死とするか。
脳死状態になりその人の意思もなけれ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

3枚の広告看板から始まるヒューマンドラマ。クライム系の映画かと思っていたが、人間の様々な感情によるまさしくヒューマンドラマだった。事件的な結末としては中途半端だが見終わっあとは心が穏やかになる。

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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.5

ポスターの迫力すごいな笑

昔の作品だからってのもあるけど、やはりまだ技術が追いついていない感じ。喧嘩のシーンやジャンプして飛び蹴りしたりするシーンで結構冷めてしまう。でも、時代を考えるとだいぶ挑戦し
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.5

典型的なファンタジー作品。
家族の特に両親との絆や愛情を描いているが、親とのエピソードみたいなのが薄いためあまりそこには感情を移せなかった。

秘密の王国の映像はキレイでファンタジー感あってよかった。
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

いやーメチャ面白かった!

とにかくストーリーがしっかりしていて、何が起きているのか何がこれから起こるのか、不気味な雰囲気を醸し出す人間に何か絶対裏がある人間たち。

早く逃げ出さなきゃいけない。でも
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.7

とにかく緊張感がすごい。
あの父親がいつ暴れだすか、何かやらかすんじゃないか。そんな緊張感がずっと付き纏います。その中でなんとか母親を守ろうとするジュリアンの姿がいたたまれない。

ラストは一気にピー
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君も出世ができる(1964年製作の映画)

3.8

これは面白い。
まずオープニングの朝起きるシーンで全てを持っていかれます。その道具どっから出てきたんだと心の中でツッコミを入れつつ、面白い作品に出会ったぞとワクワクします。

正直こんな昔から日本にも
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.3

小声でしか言えませんが、正直今作をしっかり見たのは初めてです。
子供の頃から何度も見る機会はありましたが、何故かここまで見ずに来てしまいました。

こりゃ何十年も愛され続ける名作として残るはずだ。
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一級機密(2016年製作の映画)

3.6

韓国で実際にあった軍の内部告発の話。

自分や家族の将来のために長いものに巻かれるか、自分の正義を貫くか。
自分だったら文句言いながらも長いものに巻かれてしまうんだろうな、、そしていつしかそのやり方に
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.7

自分が14歳だった頃、こんなハチャメチャな友人に出会っていたら人生変わってたんだろうな。

クラスで変人扱いされ輪に入れてもらえない主人公。でもあの旅をしている時の彼はものすごく輝いていた。
やっぱり
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億男(2018年製作の映画)

3.2

借金のせいで家族との関係も崩れ、質素な生活を送っていた男が宝くじを当てたところから物語は始まる。
大学時代の落語研究会で出会った友人との日々や旅行を回想しながら、お金というもの、人によるものへの価値観
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

人はできないことの方が多い。それは障害者も健常者も同じ。
だからこそ助け合い、慰め合う。

筋ジストロフィーで24時間誰かがそばについていないといけないが、病院でもなく家族でもなく、ボランティアを募り
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二度めの夏、二度と会えない君(2017年製作の映画)

3.2

彼女との大切な夏の思い出を後悔にかえた一言を伝えない為に、もう一度あの夏をやり直す。

村上虹郎の切ない雰囲気がすごくよかった。
バンド演奏も歌もうまくて、ストレスなく見れた。

展開はだいぶ読めてし
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インスタント沼(2009年製作の映画)

3.3

テンションが上がらない時は、水道の蛇口をひねればいい。

タイトル納得。

とにかく勢いとテンポと独特のノリ。
日本的ファンタジー作品。
この独特のノリが全てを引っ張って最後まで見きらせてくれる。
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.2

思わず文学作品を声を出して読みたくなってしまう。

おばあちゃんの若い頃パートの雰囲気が素晴らしかった。
最近は本を読むことはめっきり減ってしまった。学生時代は毎日のように読んでいたのに。忙しい今だか
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.7

これが実際にあった話。
スマホによって全ての人間が監視されているって話を都市伝説で聞いたことがある。それがまさしく本物だった。

あらゆる個人情報やネットを通したプライベートが筒抜けになっている。
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太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

3.5

北朝鮮でドキュメンタリーを撮ろうと交渉の末辿りついた撮影班に用意されたのは、職業も偽りの台本があるすべて計算された家族の様子。

それすらも逆手にとってこの映像には、演出の様子やカットの掛け声、そして
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.3

ペットを飼ったことがある人なら、たぶん自分のペットのことを思い出しながら見ること間違いなし。

こうやって、自分たちのことも思ってくれてたのかななんて考えるとちょっと幸せな気持ちになれます。

イーサ
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ブレイブ ストーリー(2006年製作の映画)

3.0

懐かしい。子供の頃すごく流行った印象。
ブレイブストーリーといえば主題歌である「Aqua Timezの決意の朝に」って感じで、この歌を聴くとこの映画を思い出す。

辛いとき辛いといえたらいいのにな。僕
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14の夜(2016年製作の映画)

3.5

不良系でも文化系でも運動系でもない、無所属な自分たち。その他大勢の中でもやや下の方。

そんな自分の存在意義やこれからの不安を抱えつつ、家に帰ればダメな親父が些細なことでわめき散らしている。
思わず家
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.6

最初は早口のイタリア語に圧倒される。
中盤位からはもう慣れてくるけど。

世界的権威とか第一人者とかのすごい教授たちがまさかの麻薬の密売人になる。圧倒的知識を活かして犯罪に手を染めるんだけど、なんかダ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

絶大なるハリポタ=最高の図式があるから、このシリーズも観る前からワクワクしてみてしまう。

今作はお披露目感が強い1作目と比べると魔法動物オンパレード的ではないが、程よく魔法動物の力も借りてしっかりと
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.3

スマホを落としたことにより、個人情報が盗まれ人生がどんどん狂っていく。そこに連続殺人事件も絡んで、、、というようなストーリー。


やはりスマホに我々がどれだけ依存し、信用しきっているかがよくわかる。
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塀の中の中学校(2010年製作の映画)

3.7

このドラマで初めて、刑務所の中に公立の中学校があることを知りました。

年齢層は幅広く、生活態度が良好な義務教育未就学者が入学できるらしい。

育った環境も犯した犯罪も年齢もバラバラだが、それぞれがそ
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.5

何回も見てるはずが、レビューしてなかったんですね。

幽霊を裁判の証人に。

とにかく出てくる人出てくる人全てが豪華すぎる。少しの時間しかでない人も大きなインパクトを残して次々シーンが変わっていきます
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共犯(2013年製作の映画)

3.8

学園ミステリーというと淡泊に聞こえてしまうか。孤独を抱えた若者がその孤独から解放されたくて見つけた結末。

まずOPから目を引かれる。このOPは終わった後もう一度戻って見てしまった。序盤は少女の自殺の
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

これメチャ話題になった記憶があります。
ホラーかなと思ってたら、クリーチャー系のスリラーでした。

音を立てたら即クリーチャーが襲いに来る。静かに静かに細心の注意を払いながら生活する生き残りの家族。
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.7

どんでん返し系復讐サスペンス。

ただあいつを見つけて殺すとかではなく、詐欺師の話なので騙し方とかその過程が面白い。

「詐欺師を騙す詐欺師」ってセリフは自分たち世代なら一瞬クロサギの山Pが出てくるは
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透明人間(2018年製作の映画)

3.6

透明人間の描写や空に舞う場面などとても丁寧に描かれていて思わず観てしまった。

みんな一回くらいは、自分は存在してないんじゃないかとか、自分が存在する意味は何なのかとか考えたことがあるんじゃないのかと
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サクラダリセット 後篇(2017年製作の映画)

3.5

前篇を見てだいぶ経ってからの鑑賞だったので、ところどころあやふやではあったがずっと続きが気になっていたので思わず見てしまいました。

能力の駆使の仕方が結構複雑だったり、登場する高校生たちも大人びてい
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.7

最初は下ネタさえ言ってれば青春映画だろ的な作品だと思ったが、若者のじれったい様な甘酸っぱいような青春恋愛映画になっていく。

高校、大学、社会人と長いスパンを見させてくれる。その間の2人の微妙な関係も
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.7

君たちが地球人の歴史のハイライトになる。

結局3まで観てしまった。今回はタイムトラベルもの。エイリアン+タイムトラベルとか夢ありすぎる。
若き日のKが本当に似ていて、このまま歳をとっらたあのKになる
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.6

続けて2も鑑賞。
記憶がなくなったKをMIBに連れ戻す。

郵便局員はたいてい異星人ってのがお気に入り。
やっぱりJの隣にはKが一番ですね。

ストーリー若干見失ったけどそれでもとにかく見続けてしまう
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.7

久々の鑑賞。子供のころに観た映画の記憶力ってすごいですよね。
シーンごとに懐かしさの感情が多発してました。

セット感がすごいのとかもありましたが、これくらいが自分が子供のころに観てた洋画ってイメージ
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