からげんきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.4

魔法使い✕ケイパーモノ

まぁまぁ楽しめた。

前作が伏線やらなんやらでダラダラした映画だったのもあって今作は明朗快活で分かりやすい構図なのが好感を持てた。

逆に言えば前作の陰鬱な展開は無視していき
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.7

トム・クルーズの無駄遣い感

散々言われてるだろうけどユニバース化を急ぎすぎて映画として破綻してる部分がある。

それに目を瞑ればソフィア・ブテラのビジュアルはかなりかっこいいのでまぁまぁ楽しめたかな
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.3

まぁまぁだ…

飛行機という密室の中なので常にスリリングな雰囲気なので最後まで飽きさせずに引っ張っていってくれる。

かなりB級テイストが強い映画だけどクロエグレースモレッツの身体張った演技のおかげで
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.8

大好物すぎる
『ソラリス』が大好きなので見ねばと思っていたけど、見たら見たでやっぱり自分の大好物だった。

「ゾーン」という未知の場所に、願いを叶えてくれる「部屋」があるらしく、そこを目指して文系男と
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

ヒーロー映画が跋扈する時代だからこそひときわ光る作品だと思います。


パティンソンのバットマンがかっこいい
目の周り黒いのが良い
なんか不健康そうなところも闇抱えてそうなところも好き。

正統派ヒー
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

ミュージカルシーンだけで100億点あげたい。


ウエストサイド物語未視聴だけどスピルバーグ監督作品なので見た。

初めの導入部分からもう圧倒的すぎてさすがスピルバーグとしか言えん。

もう最初の廃墟
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.2

こういうのでいいんだよ


昨今のトランスフォーマーは規模がデカすぎて何が起こってるのかわからんレベルなのに対して

この作品がトランスフォーマーが元々は子供の玩具だったことを思い出させてくれる。
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トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

2.5

片平なぎささんのキャラは好きだったけどトリックがトリックの種が雑なところが気になった

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

雑誌が元ネタなので文学的な匂いをところどころで感じさせる詩的な映画でした。

オムニバス形式でストーリーの連続性はないのですがそれぞれのチャプターに叙情的な余韻を残すところが素晴らしい。

美術館のよ
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映画 真・三國無双(2021年製作の映画)

3.5

バカ映画としてはかなり好きな部類

アクションシーンの頭の悪さが最高です。

脳死して見ればかなり楽しめます。

残念なのは虎牢関からの尻すぼみ展開

ここまで頭悪かったのに終わり方気にする理性残って
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トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.0

トリックにありがちな黒門島ネタに走って無駄にシリアスになることなく軽快な雰囲気なのは良かった。

劇場版だけあって一気に霊能力者がたくさん登場するのだが、そやつらとの勝負がトランプばっかでしょぼいのが
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.2

キングスマン特有のクドすぎるカメラワークとか派手なアクションとか悪趣味さがかなーーーーり薄味になっていて

キングスマンとして見るとこれじゃない感が凄い

まぁキングスマン誕生秘話がやりたいってのは分
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ソドムの市(1975年製作の映画)

2.5

最強悪趣味映画の筆頭としてしばしば名前があがるので「これは見なかん!」と思っていたがレンタル店や配信など全くしてくれないので仕方なくブルーレイを購入。


まぁみなさん言ってる通り罰当たりな糞映画でし
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

クロスオーバー祭り!!!!


最近のMCUはパッとしない印象が強かっただけに、こういうのを待ってた!という気持ちになった。

知ってるキャラ同士が絡むだけでいいんだよ
それだけで一定の面白さが確保さ
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.7

壁を超える映画だと思いました。
国境も心の壁も超えながら、迷子を送り届ける。


この手の映画にありがちな説教臭さが全くなかったのが良かった。
極力台詞で説明せずに「行動」や「表情」で伝えようとしてい
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.1

劇場で見るべきなのになんやかんやあって今になって視聴

夢のクロスオーバーなんだけど
なんか昭和版のキングコング対ゴジラ思い出しちゃった。

けっこう似てる

ゴジラの口にモノを突っ込むのとか
雷でコ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

1.8

マトリックスの良いところって何だっけ?

自分は革新的なスローモーションを多様したアクションシーンと、面白い舞台設定のSFと、哲学的で難解な会話だと思ってる。

でもそれって
「当時は」革新的だったけ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

ビ ジ ュ ア ル 系 ホ ラ ー 映 画

ベイビー・ドライバーの監督だけあってミュージカルなホラー映画である。

最近はこういうホラー映画っぽくないホラー映画が増えてきていいね!

単なるお化け屋
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.4

難しいことを考えずに、おつまみ感覚で見れるのがこのシリーズの良いところ。

基本ヴェノムが喋るだけで画面内の偏差値が下がるので何も考えずに楽に見れる。

映画の尺自体も長すぎず昨今のユニバース化に配慮
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エターナルズ(2021年製作の映画)

1.7

一番勢いがあるシリーズものだったろうに、またしても期待値が高かったのでしょうか、ここまでやっちまってるMCUは久々。

まず大勢のほぼ初見の人たちが登場するが、ガーディアンズのような親しみやすさがない
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.3

予告の段階で変態映画を期待してたけどこんなハートフルな気持ちにさせられるとは…

なんでもかんでも飲み込んじゃうのでなかなかにゾッとするようなシーンが多いけどそれ以上にストーリーがしっかりしてるのでホ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

ビジュアル系映画の到達点

知る人ぞ知るduneを映画化したのはこれが初めてではない

映像化が非常に難しい作品だけに
かなり健闘してる方だと思います


ヴィルヌーヴ監督にこの手のSF撮らせたらもう
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

各方面に配慮した、「今」のボンド映画。


カジノロワイヤルとスカイフォールが傑作すぎた故に比べてしまうし当然制作陣も意識してると思いますが、今作ではその延長線を引き継ぎつつもボンドの物語に今までにな
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.6

過熱した欲望は遂に危険な領域へと突入する…


阿鼻叫喚

原初的欲求の解放

サークル飲みの最悪バージョン


グルグル回るカメラワークとノーカットの多用によって見てる側もトリップしているような感覚
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.7

面白いw

基本的にばかすか人殺してヨッシャ!する映画なのですがところどころシュールというか謎の笑いを誘うところが絶妙な塩梅であります。

殺人鬼ジャックの心情、人生観を語りながら章構成になっていて出
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.3

合成やCGが当たり前となった今ではまるで人海戦術でゴリ押ししたような驚異の映像。

それでいてクオリティが高い

魔女が飛ぶシーンとか正直今の映画に慣れてる人がみたら笑いそうではあるが
当時の技術から
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.2

今この瞬間を楽しんで生きよう


マッツ・ミケルセンファンは絶対に見るべき映画

抑圧された日々を過ごすマッツが酒の力を借りてはっちゃけるという話なんですが

デンマーク スウェーデン オランダ合作映
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

いいゾ〜

ホドロフスキーの作品は監督の思想が何にも縛られずに解放されたかのような作家性があるから好き。

そんな監督の夢と希望が詰まった幻の作品のドキュメンタリー。

映画化は叶わなかったけどこのド
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

やっぱジェームズ・ガンは違うわ。

映画にとって監督がいかに大切かを再認識させられた作品です。

くそ叩かれた前作の続編なので多少の不安はあったのですが冒頭から安心感が全く違った。

アクションシーン
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.8

現代版美女と野獣…とは言い切れない。
良くも悪くも。


映像の美しさ、楽曲と中村さんの歌の良さは映画館でこそ映えるものがあったと思います。

特にオープニングの掴みは良かった。
あの華やかさはアニメ
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とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー(2021年製作の映画)

3.0

もともとの作品のクオリティが半端ないので、大画面になってもその良さは変わらず。

やはり映画館でみると今まで気づかなかった細部まで目を向けることが出来た

拘りが強すぎて笑う

車という無機物を有機物
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.0

まぁまぁだ…

まぁ安定のMCU。

正直めちゃくちゃ面白かったってほどではないですがつまんなくはなかったです。

MCU特有のエンドロールで誰も席立たない現象が久々に見れたのは良かった。


ナター
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

自分は狂人映画大好きなんですがこの映画はその類の中では最高の部類です。

狂人=斧振り回して暴れまわるってのは短絡的でつまらない。

ガチなやつ、見せてやんよ。

「What?」

「What?」
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悪魔の植物人間(1973年製作の映画)

3.2

植物人間のデザインは迫力があって中々良い

ただ、映画で活躍するのはマッドサイエンティストのノルターとその助手のリンチという畸形のおじさんなので悶々とする。

見世物小屋のシーンが異様に長かったりとど
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

まぁまぁだ・・・
ホラーとコメディの二重奏。

入れ替わりものだから大体話の内容は分かっちゃうんだけど、それを補って余りあるホラー演出の数々と面白いコメディ演出。

また、学園ホラーとしてのお約束も忘
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

殺人鬼視点映画。

常人には到底理解できない殺人鬼の心理を、主人公の独白によって説明してる。理解できなければそれで終わりなんでしょうが、主人公の気持ちになって考えながら見ると面白いと思います。
刑務所
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