このレビューはネタバレを含みます
前半はたしかに冗長だが、中盤以降はそれを補って余りある「俺たちのタランティーノ」的な展開。マイケル・マドセンが嬉々として人を殺すシーンは、レザボアを思い出さざるをえなかった。
生まれ変わったら松岡茉優になりたいし、あんなに汚く美しく独り言が言いたい。
セックス、暴力、セックス、暴力のザッピングシーン。ヒミズ以降の古谷実マンガのすべてを映像化したような、完璧なシーンだったと思います。
保(新井浩文)に感情移入してしまった。ポイ捨てしたタバコを拾いに戻ってくるシーン、なぜか泣きそうになった。
星野順子(田中麗奈)の清(三浦友和)への最後の一言。たしかに清もクズだが、お前もそれ言っち>>続きを読む
「頭の良い人の話し方」で会話が進む。気持ちいい。冒頭の会話シーンだけでもずーっと聴いていたいくらいだ。
ラストの切なさは、いつまでも忘れることはないだろう。非モテの気持ちをここまで代弁するシーンが>>続きを読む
映像の美しさはもちろんいいとして・・・私は作品全体のテンポがたまらなく好きだ。
会話も演出も、とにかく流麗で洗練されている。
せっかちな私にはスッ、と入ってくる。
観なくてはいけない映画だったが、もう二度と観たくない。
一回は必ず観てほしい。
ジェフ・ブリッジスの自然体のツッコミが素晴らしい。
ジョン・グッドマンとのコンビは、現代のレノン&マッカートニーかってくらい最高だ。
下ネタ、暴力、ブラックジョークが飛び交う様はサイコーに気持ちいい>>続きを読む
マイベスト映画。
何度観ても飽きない。何度観ても新たな発見がある。何度観ても爆笑してしまう。