ニトーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

知らなかったんですけど、これディズニー映画なのですね。アベンジャーズのネタの部分はそれかーと納得。でもディズニーが権利持ってるコンテンツのギャグを使ったところで、という気はしなくもない。シンプソンズに>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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全体的にエモい、この映画。

エモい。この言葉を使ったが最後、あらゆるディティールは精彩を欠き本来内在していたであろう意味をはぎ取り「なんとなく」の「感じ」という、この言葉を投げかける相手への「共感」
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主は言われた。「KOM」を楽しめた者だけがこの映画を楽しみなさい、と・・・。ていうか「KOM」にネガティブ評価してた人って「ゴジラVSコング」観てどう思ったんでしょうね。

今回はIMAX3Dで観たの
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ギャルソンヌ 2つの性を持つ女(2017年製作の映画)

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インターセックス・・・DSDの人間の性自認、というよりもアイデンティティにかかわるもの。描きたいことはわかるのだけれど、短編として描くにはあまりにも尺が足りなすぎる。あるいは劇映画ではなくモキュメンタ>>続きを読む

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz -特別篇-(1998年製作の映画)

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そもそもガンダムWは一部界隈のネタとしてしか知らないので話の流れはCV大塚明夫のナレでなんとなくつかむ程度という体たらく。じゃあなんで観たのか、と言われると「なんとなく」以外にないのですが。

まあ腐
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モータル・コンバット(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

名前はよく聞くけど原作ゲームについてはまったく知らない。フェイタリティは知ってますけど、逆に言えばそれ以外は知らない。

真田広之目当てで行ったのですが、純粋なアクションは別に目を見張るものはない感じ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

私は基本的にジャンル問わず応募できて都合がつく日程の場合は応募するのですが、当選してから「これ何の映画だっけ?」となることがままある。

なので、割と予備知識が必要そうなものにバッティングしてしまい困
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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たしか数年前に公開された未完成版も話題になった時に観ていた記憶はあるのだけれど、そこからさらに撮影を重ねて長編として完成させた労作。

観ての通り、クリーチャーはまんま「エイリアン」です。ゼノモーフの
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 まず一つこの映画について言えることはペム・ザムちゃんが、間違いなくこの映画の顔であるということ。公式のFBのアイコンもこの子でしたし、主人公であるウゲンの「THE・凡庸」な空気感(悪口ではなく)に比>>続きを読む

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

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これ、なぜかわからないのですが勝手にロブ・ライナーが監督してたと思ってたのですが、ジェイソン・ライトマンじゃないですか!個人的にはリンクレイターやアレクサンダー・ペインと並置して眺めたい監督の一人で、>>続きを読む

野球少女(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて鑑賞。
試写会の日にちが2月14日ということでプレスシートのほかに野球のボールをイメージしたクッキーもいただきました。ありがとうフィルマークス!独り身にはありがたい!これもらったチョコレート
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

通しで観るのは初めてだったのですが、さすがキューブリックというべきでしょうか。

ディスコミュニケーション(とそれがもたらす惨禍、あるいは滑稽さ)というのはキューブリック映画に通して見られるものではあ
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半世界(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

坂本順治監督ゆえ(失礼)と知り合いのゴローちゃんファンが「微妙」という評価だったので警戒していたのですが、思った以上に良かったでござそうろう。まあ、キノフィルムズが好きそうな映画だなぁ、とは思いました>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 この手の映画にしてはランニングタイムが二時間半と結構長めで、前日にまともに寝ていなかったこともあって中盤で少しダラついたような気もしました。アバンのSASUKEは普通にもっと短くできたと思うのだけれ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

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イーストウッドはやっぱりイーストウッドなのだった。

もはや映画のテクニック的なことを指摘することが(まあ指摘できるほど知識ないですが)馬鹿らしくなってくるようにきっちかっちりと収めるべきものを収めて
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西部魂(1941年製作の映画)

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 フリッツ・ラングの監督映画。

西部劇としてカテゴライズされるであろうこの映画。開幕から西部の荒野なのだけれど、何かが違う。大地と空のコントラストが妙にはっきりとしていて、その境目が線としてはっきり
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

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いやー面白かったです。原作のグラフィックノベルは冒頭だけチラッと読んだ覚えがあるのですが、それだけだとここまで笑えるような内容だとはわからなかった。

私は自他ともに認める勉強できない劣等生なので当然
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福島は語る(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

監督の土井敏邦さんは記者でありながら2005年から13本の映像を撮ってきた人で、キャリアもかなりある人にもかかわらず私は全く知らなかった。

これ、決定版(と上映会では銘打たれていた)も170分と大尺
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家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会で。

なんかの童話なのだろうな、とは思っていたのですがかなり有名な児童文学らしいですね。全然知りませんでした、はい。こちらも全く知らなかったのですが、出崎勉監督版のテレビアニメもあっ
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作未読だし地上波での放送のためCM枠でだいぶカットされているだろうから何とも言えないのですが、それを抜きにしても少なくともこの映画はクローンの倫理の問題そのものを突き詰める気はあまりなさそうな気がす>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

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困ったことに傑作ではありながらいかんせん騙された気がしないでもない。

カインとアベルの話をモチーフに父と息子の愛をめぐる話で、観てる最中は最高に盛り上がりジェームズ・ディーンが父親に拒絶されたシーン
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TOKYO TELEPATH 2020(2020年製作の映画)

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ペンタクル、ペンタクル、フラクタル、ペンタクル、ペンタクル、スペクトル、以下∞略・・・

この映画にフュージョンして文章書こうと思ったのですがダメでした。失敗しました。フュージョン失敗です。解除まで3
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーな映画かと思ったら全然そんなことなかった・・・。

ナラティブ映画だった。しかしリーアム・ニーソンのラストの粋な使い方(本編では未登場)はグッとくる。継承の話でもあったという。「あれはイマ
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世間的にも前作は好評だったらしくわかりやすくグレードアップしていました。

・製作費倍増
・メインキャラクターが2人から4人にグレードアップ
・ケージの中のみ(厳密にはちょっと違いますが)という限定空
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陽暉楼(1983年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

五社英雄の映画を観るのは何気に初めてなのですが、これ傑作でしたね。
原作がどうなのかは未読につきよくわかりませんが、そもそも浅野温子のキャラクターがいなかったということもあり、かなり原作とは違うみたい
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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      ,.r''´      ; ヽ、
    ,ri'  、r-‐ー―'ー-、'ヽ、
   r;:   r'´        ヽ ヽ
  (,;_ 、  l          ::::i
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翔んだカップル(1980年製作の映画)

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こういっちゃなんですが、大林宣彦よりも相米信二の方が薬師丸ひろ子を魅力的に描けていよるのでは。制服一辺倒な「時かけ」よりも都度都度衣装替えさせる相米を見ればそれはわかることである。
思うに、大林はロリ
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

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相変わらずだっさいサブタイトルな邦画センスでございますが、内容はとても素晴らしい。今年観た中でトップクラス。

テニス版「聖の青春」と言うべきでしょうか。つまるところ、その世界の頂にいる二人にしかわか
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

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文字に起こすことのほどはなかったんですが、桜が調理のシーンで腕まくってたので前章で気になってたところはOKです。しかしそのあとで遠坂と料理するシーンで遠坂は袖まくってないのなんなんですか。まくれ、袖を>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

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こういう、どう見ても一見さんお断りの映画というのは初見の人がどれくらいいるのだろうか。いや別に私は一見さんじゃないし、むしろそこいらのにわかや新参にくらべればFateというコンテンツに親しんできた人間>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会で「パブリック 図書館の奇跡」を観る。

低スペックのPCで2時間もない映画を3時間以上かけてカクカクの動画で観てしまったというこちらの瑕疵を考慮したとしても、これって全然いい話で終わ
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グラン・プリ(1966年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これ傑作でした。「フォードVSフェラーリ」のときにも名前が挙がってたので気にはなってたんですけど、まあ3時間かけるだけはある。

オープニングも最高だし終幕も最高。黒いバックに白いフォントで役者の名前
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孤独な場所で(1950年製作の映画)

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もうほとんどフリークスの映画にしか観えない。
ある瞬間からボガードの顔が怪物にしか見えなくなってしまって、彼を怪物として観たときにこれはもうほとんどバートン的フリークスの悲哀の映画にしか見えなくなって
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彼奴(きやつ)は顔役だ!(1939年製作の映画)

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これ、戦後の帰還兵が職にありつけず禁酒法を利用してギャングを組織し一儲けして落ちぶれていくという、まあスコセッシ映画(実際、スコセッシは参考にしているとか。ジェームズ・ギャグニーとかまんまディカプリオ>>続きを読む

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

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いつものピーター・バーグなんだけど、アバンというかオープニングのおさらい映像がかっこよくておしゃれ。つまり開幕10割。

近年のは実話ベースではあるんだけれど、これはベースとなる事件はありつつも完全に
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

癒し系の最高峰、その名もホドロフスキー。「太陽系を癒す」とまで言ってのけたホドロフスキー翁でありますから、そんじょそこらの癒し系などでは足元にも及びますまい。

この映画、構成がすごく単純で、相談者の
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