杉浦直樹の笑い声さんのドラマレビュー・感想・評価 - 2ページ目

杉浦直樹の笑い声

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不毛地帯(2009年製作のドラマ)

5.0

フジテレビ開局50周年記念ドラマ第3弾

これぞ私が求めていたシリアスで骨太なドラマ。
理不尽極まりないシベリア抑留から九死に一生を得た壹岐正。
全ては日本のために尽力し続けた生き様が凄まじい。
演出
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岸辺のアルバム(1977年製作のドラマ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ファミリードラマに一石を投じた金字塔。
家族個々の秘密というテーマ、それは30余年を経た全く別のドラマ「ありふれた奇跡」でも展開されている。

「獅子奮迅だよ…」というセリフが何故かささり今でも時折思
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笑顔の法則(2003年製作のドラマ)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

軽いタッチのハートフルなドラマ。
野際陽子の女将役が神がかっていて、こんな旅館泊まりたいと思わせる。このあたり、「高原へいらっしゃい」の田宮二郎扮する支配人を彷彿させて面白い。
旅館柚原も、上記八ヶ岳
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ありふれた奇跡(2009年製作のドラマ)

4.0

フジテレビ開局50周年記念ドラマ第二弾。

独特のセリフの言い回しはもはや、山田先生の様式美。
やりとりの一語一語が完璧に計算されており、そこにアドリブの入る余地は全く無い。
ストーリーが動こうとする
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アンフェア(2006年製作のドラマ)

3.0

一話完結ではない連続ドラマ。
もっとも使用されたうちのひとつであろう劇伴「DEEP STRUCTURE」のサスペンス感が良い。OP時、毎回違うキャストの前口上も効果的。

近年の刑事物には珍しく拳銃の
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風のガーデン(2008年製作のドラマ)

5.0

フジテレビ開局50周年記念ドラマ第一弾

重い内容ならびに非常に重厚に作られている印象。
こういう作品は個人的に大好物。
脚本、スタッフ、そして中井貴一はもちろん俳優さん全員、皆すごくいい仕事。
ED
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ケイゾク(1999年製作のドラマ)

1.0

DVDで鑑賞。いきなりポップなテロップとともに当該作品の自虐ネタ的ショートコント。。
ピアノの劇伴のメロディや渡部篤郎の台詞回し等から大都会パートⅡへのオマージュが感じられる。
冒頭のショートコントを
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ムー(1977年製作のドラマ)

5.0

寺内貫太郎一家にコメディ要素などバラエティさを加味した作品。
徳さんや五郎のキャラも、寺内石材店のまんまで安心感がある。
樹木希林はいろんな意味で最強だと思う。段々と破天荒な世界になっていくが、流石は
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Dr.コトー診療所(2003年製作のドラマ)

4.0

地域医療の在り方を問う、重要なテーマだが、重くならずコミカルな要素も交え進んでゆく。
基本的にわかりやすい構成なので老若男女楽しめる。
一見、線の細い頼りない感じのコトー先生だが、緊急時には、どんなに
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池中玄太80キロ パートⅠ(1980年製作のドラマ)

3.7

ナンコウさんとアッコのキャラは、のちに制作された私鉄沿線97分署でスライド展開されている。
玄太の不器用で真っ直ぐなところがいい。
ファミリードラマの名作。

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ストロベリーナイト(2012年製作のドラマ)

5.0

感想は、パイロット版に集約
蛇足:たらればになるが、松嶋菜々子だったら全く違うカラーになっているだろう。ハイヒールカツカツいわすのは合わないだろうし。。。「なめてんじゃないわよ!!!」のドスの効いたセ
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ストロベリーナイト パイロット版(2010年製作のドラマ)

5.0

ストーリー展開、演出効果ともに素晴らしい!現代の過敏ともいえる放送倫理のなか、かなりエグイ殺傷、暴力描写を実現できたこと。
役者陣のベストなパフォーマンス、シリアスなドラマの世界観にぴったりはまってい
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SWEET SEASON(1998年製作のドラマ)

1.0

第1話のスピード感あふれるカメラワークと高揚感、何かの期待を感じさせるが、特に何も起きない。この後も、思わせぶりな展開が何度も出てくるが、結局肩透かしの連続で演出の甘さを感じる。ネコはかわいかった。>>続きを読む

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昼顔 ~平日午後3時の恋人たち~(2014年製作のドラマ)

1.8

一般的に評価の高いドラマだが、感情移入できなかった。しかし2度ほど大きなヤマ場が見ごたえあって全話観た。
吉瀬美智子扮する滝川 利佳子が相当のクズな印象。高飛車で高級外車を乗り回し、出会い系で遊びまく
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青い鳥(1997年製作のドラマ)

3.2

全体的にどこかしら暗め、強烈な薄幸感が漂う。それは、理森の家族、かほりの人生などのストーリー背景、理森のキャラ等から由来するトーンと感じた。だが悪くはない。だからこその青い鳥。
東京が全く出てこず、地
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セカンドバージン(2010年製作のドラマ)

4.0

不倫ドラマの名作。せつない。
株とコモディティのペア投資を真面目に考えてしまう位、きめの細かい設定も良い。行の元上司で、那須田という苗字もしゃれてて面白い。
深田恭子と朝加真由美が、女子力高いスイーツ
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大追跡(1978年製作のドラマ)

4.0

スター性オーラが漂う沖雅也がかっこいい。というか、みんなタイプの違うカッコよさがある。
長谷直美もかっこよい!
ドラマ本質ではないが、当時の横浜の街並みを、貴重な資料映像としてみる楽しさもある。
私事
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俺たちの旅(1975年製作のドラマ)

4.3

カースケと洋子が本音で喧嘩するセリフが核心を付いていてはっとする。
3人とも迷いながら一生懸命生きてる感じが良い。
BGMのローズピアノが70年代してて(当たり前なんだけど)ノスタルジーに浸る。

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俺たちの祭(1977年製作のドラマ)

5.0

前作の「朝」とうって変わって真逆の暗さがここにある。劇団員の嫉妬や欲望、陰湿な実力者など、ホントに重くて暗い。だがそれがいい。
渋谷のラケルってこのころからあったんだ!と目から鱗。
小島三児のよくわか
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優しい時間(2005年製作のドラマ)

3.7

セリフの間、静寂、に引き込まれる。
お店のドアの、カランコロンと鳴り響くベルが印象的。
高橋史子のファッションが結構オシャレ。

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寺内貫太郎一家(1974年製作のドラマ)

5.0

加藤治子が本当の母に見えてくる。食事のシーンが多く、メニューの解説テロップも面白い。コメディーからしんみりする話までカバーする人情ドラマ。ドラマ制作時、加藤治子が、小林亜星が貫太郎役と決まった時、全力>>続きを読む

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もうひとつの春(1975年製作のドラマ)

4.0

白川由美の母親役がいい。桃井かおりの不良っぷりや頼りない主人公の小倉一郎、そして父。哀愁漂う小林桂樹、等々。
山田太一初期の名作。

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金曜日の妻たちへⅢ・恋におちて(1985年製作のドラマ)

4.2

ほとんどの女優陣が前々作前作と真逆の役柄。OPテーマがドラマによくマッチしており大ヒットしたのも納得。わりとシリアスなシーンもあり見ごたえ充分。鎌田敏夫作品は、俺たちの旅もそうだけど、本作もセリフのや>>続きを読む

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金曜日の妻たちへⅡ 男たちよ、元気かい?(1984年製作のドラマ)

4.0

夏の暑さが伝わってくる作品。OPテーマも良い、'85年て感じがする。篠ひろ子の歌が意外にうまかった。他2作に比べ若干コミカルな要素を加えた感じだが、これはこれで良い。

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金曜日の妻たちへ(1983年製作のドラマ)

4.0

役者さんたちがすごくいい仕事している。東彦夫妻のけんかもアドリブなのか演技なのかわからないほど素晴らしい。道ならぬ恋のストーリー展開もツボを押さえていて秀逸。

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俺たちの勲章(1975年製作のドラマ)

4.0

フィルムの色褪せ感がいい味出してる。毎回バッドエンドも◎

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私鉄沿線97分署(1984年製作のドラマ)

4.5

初期の暗めな感じから段々と明るめになっていく気がする。OPテーマ曲もそんな感じ。エンディングの事件解決した榊検視官の表情カットが良い。
DVDで少しづつ見直している。坂口良子のさばさば感もいい感じ。

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夢千代日記(1981年製作のドラマ)

5.0

独特の世界に引きずりこまれ、どっぷりはまる。いつもどんより曇ってるような非常にウェットな感じがまた良い。なんだか、日本人でよかった、と感じる作品。

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前略おふくろ様(1975年製作のドラマ)

4.0

セリフの、間、と静寂。非常に丁寧に作られている。役者さんたちもいい仕事。

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高原へいらっしゃい(1976年製作のドラマ)

5.0

ベーコンエッグをがたがたと作っている、ってセリフが今でも時々ふと思い浮かぶ。
OPテーマが小室系で、これがドラマのほどよい弛緩効果を作っておりとても良い。
一話毎に感じる、見終わったあとの清涼感が素晴
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それぞれの秋(1973年製作のドラマ)

5.0

引きずり込まれるストーリー展開。
小林桂樹が素晴らしい。

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男たちの旅路(1977年製作のドラマ)

5.0

吉岡司令補に説教されたい。。。
なんというか、鶴田浩二のストイックなオーラが物凄い!!!
こんな人は、もう今の世の中いないので、たまに気を引き締めるために何度も観ている。

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早春スケッチブック(1983年製作のドラマ)

5.0

個人的な事だけど、山田太一作品での家庭は、どことなく少年時代の私の家庭と同じ匂いがする。舞台が希望が丘で、その少年時代に住んでた隣駅でびっくりした。
ピアッツァが懐かしい。
すべてにおいて最高峰のドラ
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大都会 闘いの日々(1976年製作のドラマ)

5.0

人間模様を深く掘り下げ、根底にある感情の本質までも描くドラマ。

深町課長→一色課長代理→加賀見係長→黒岩たちと指揮命令系統がしつかり描かれている。

ほぼ毎回バッドエンドのストーリーが作品に重厚感を
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