orimarksさんの映画レビュー・感想・評価

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blank13(2017年製作の映画)

3.6

前情報まったくなしに鑑賞。
豪華なメンバーも全員"有名俳優·女優"ではなく、一人一人がただ演技好き·映画好きな演者であり作品の作り手なんだなと感じられたことが、なんだか嬉しかった。

ただただ家族を苦
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

5.0

この夏一番のお気に入り🌊☀️
好きが止まらず、映画館に3回観に行きました。

美しいイタリアの港町の夏、少年達の冒険と友情と成長、自分とは異なる存在に対する恐怖と偏見と克服... と、整理しようと思う
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海街diary(2015年製作の映画)

4.7

久しぶりに観直したらすごくよかった...。
四姉妹のやりとりに、なぜか時折涙がじんわりじんわり。

心を閉じたすずに干渉するでも押しつけがましい優しさをあてがうでもなく、ただ「家族」としてそばにいてく
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.7

人類が「風」をこれ以上に表現する方法ってあるんだろうか...。
動く絵から、画面から、体いっぱい「風」を感じることができるなんて、それだけで涙が出そうでした。
何十年も描かれ継がれてきた、ジブリの「風
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.2

予備知識まったく入れず観て正解。
愛、って普遍的だけど永遠に誰も定義できない。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

ずっと気にはなっていたけれど、一人で観る勇気がなくて観れていなかった「ミッドサマー」。
会社の同僚と夜中のテンションを借りてようやく鑑賞。

トラウマ映画とは聞いていましたが、なるほど....。観終わ
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.3

『耳をすませば』のスピンオフ作品。

猫たちに誘われる別世界。
これは猫好きにはたまらないのでは!と思いながら観た犬派。
作画がちょっと安っぽく感じてしまったシーンもあり、お話もやや急ぎ足で進んだ印象
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タチャ イカサマ師(2006年製作の映画)

3.4

会社の同僚韓国人に激オシされて観てみました。
お昼食べ終わる度に男二人で楽しそうにワルツを口ずさんでいるので、何ですかそれ?と訊いたらタッチャを観ろ!と(笑)

普段ならあまり手を出さないジャンルです
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

アメリカに移住した韓国人家族の、ドキュメンタリーライクな喪失と再生の物語。

家族に頑張る父ちゃんを見せたい父親と、
頼むから現実を見てほしい母親、
そんな二人を見てちょっと早く大人になる姉。
そして
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

サクラさんの演技が観たくて。
姿勢や歩き方、口調、目つき·体つき、一つ一つの表情や動作まで、憑依としか思えないほどの熱演に釘付けでした。
あんなに「他人になれる」ってどういうこと.... ボリボリと背
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.4

"人生に目的や目標がなくたっていい。
自分のわくわくや感動にもっと素直に。
世界はもっとやさしくて美しい。"

そんなメッセージを説教くささ一切なしに、
肩を抱いて、顔を上げて目を開けてみてと言うよう
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.9

お話はだいたい最初から分かる通り。けれどもどうしても自分の体験や思いと重なってしまって。
コロナ禍の中 昨年亡くなった祖母、国境を越えなければ会えない祖母や両親を思うと、後半は涙が止まらず、ほぼ嗚咽。
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

4.0

自分の頭の中に広がる想像の世界も周りと比べた瞬間、口に出した瞬間、手のひらに乗ったそこらの小石みたいに思えてしまう感じ。

評価されるのが怖くなって、急に自信がなくなって、自分でなんとかするしかないと
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.7

どうしても映画館でもう一回観たくて、2回観てきました。
2回とも大号泣... マスクがびしょびしょになるまで泣きました(´;ω;`)

物語·映像·音楽·演技、すべてが素晴らしかったです。
特に中盤か
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

3.5

物語を引っ張るのは、韓国随一の大企業入社8年目の同期、女性末端社員3人組。
抜群に仕事ができるのに、現実は男性社員のデスク掃除やお茶汲み担当おせっかいなジャヨン。ストレートな物言いが潔いミステリーマニ
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わたしたちの家(2018年製作の映画)

4.6

観たいリストに入れっぱなしだった作品をようやく!監督の前作『わたしたち』がとっても好きだったので期待を膨らませていましたが、もう大満足でした。

物語の中心である少女たちの目線で、彼女たちの世界を捉え
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

2.6

アメリカ映画だからこそ許される(?)、ザクザク進む勢いとポジティブさ満点のミュージカル。

普段ほとんど観ないジャンルの作品ですが、メリル・ストリープの演技を観たくて鑑賞。華やかなブロードウェイの古株
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

これは絶対映画館で観るべき映画だ...!! と予告編を見ながら思った時から約2年。ようやく韓国でも公開された、昨年秋にスクリーンで観てきました。

期待していた通り映像は本当に美しく、すべてのシーンか
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.5

今月リメイク版が公開されたほど、韓国でもファンが多い作品で前から気になっていました。

「結婚も恋愛も諦めている」
「健常者とは住む世界が違うから」
聴覚障がいを持つ従弟がたまにポロッとこぼす言葉が思
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと気になっていた作品。ようやく観られました。
これはドキュメンタリーか記録映画かと思わされる視点。ありのままのまっすぐな子どもたちの演技(なのかも分からないくらい自然な振る舞い)に震えました。
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.3

韓国女子達に激オシされて観てみたけれど... なるほど..(笑)
確かに究極の純愛ファンタジーでした。

記憶に残るのはやっぱり、遊園地やボートのシーン。この作品ならではのロマンチックで美しい演出でし
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

字幕鑑賞。思わず手を叩いてしまいそうなくらい歌唱シーンはウキウキでした。みんなうまい..!!

お話は最初から予想できる通りの没落と逆転劇。ズートピアのようなメタファー要素があるのかと思ってましたが、
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.1

かわいいアン・ハサウェイのシンデレラサクセスストーリー。メリル・ストリープとのファッションショーで最後まで押し切る力技。

ミランダの視線一つ、言葉一つでピシッと緊張が走るあの感じは、さすがでした。
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.7

苦しすぎるおとぎ話。
思っていたよりずっときつかったです...。

「姫の犯した罪と罰」とは何だろうと考えると、「罪」は愚かな欲まみれの俗世への憧れ·執着、「罰」は己と世界の愚かさを思い知ってもなお生
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最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

3.0

普段全然ラブコメ観ないけれど、コン・ヒョジンが見たくなってお家でながら観鑑賞。

別れた男にしつこく言い寄られる女と、別れた女に未練たらたらな男が、働いてお酒飲んでしながら惹かれ合っていく話。
恋愛あ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.2

この社会で"女性"として生きていくことの息苦しさ。

両親を見ているようで、母と二人の祖母の関係を見ているようでもあり、自分自身の体験として思い当たる節もあって、腹が立ち悔しい気持ちが再生されました。
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わんわん物語(2019年製作の映画)

4.2

どうしても観たくて契約しちゃいました。
結果、大満足!

お上品で世間知らずなレディが終始とっても可愛い。トランプの軟派度は低くなっていたけれど(笑)、2匹の出会いやデートがアニメより丁寧に描かれてい
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.7

メリル・ストリープの演技が観たくて鑑賞。
やはり、さすがの一言です..。ご本人そっくりの仕草や話し方はもちろん、特に目の演技が素晴らしかった。
「鉄の女」にならざるを得なかったマーガレットの決意や誇り
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

2.0

個人的には好きじゃなかったです。。

どうしてもセオドアの変態感が..(^^;)
人類皆変態。"恋愛は社会的に受容された狂気"という前提に立てば、考えうるリアルな姿。
だけど、初めから一方的な好意しか
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ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

5.0

観る度に元気をもらう、大好きな作品です。

明るく楽観的で誰とも仲良くなっちゃうジュリアも、真面目でまっすぐでちょっと気分屋なジュリーも、二人ともとってもチャーミング。
大の字になって泣きじゃくるジュ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

夏の蒸し暑さだけでなく、汗の臭いやベタつきまで感じられる生肌感。
家中モノだらけなのに満たされない貧困。

気持ちのいいものではないけれど、ものすごく"人間くさい"作品だった。

とにかく一人一人の役
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

『一生に一度は、映画館でジブリを』

やっぱり映画は映画館で、ですね(T_T)
雫の滴る音、こだまのカタカタ、怒れる森の地響き、切っ先が風を切る音.. 凛とした静けさの中、様々な音に耳をそばたてる体験
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

2.7

映像は確かにすばらしいけれど、アニメーション版で大好きだったコミカルさやごきげん感が全然なくて、あまり楽しめなかった。。

茶目っ気たっぷりのキング・ルーイとお猿達、八の字まゆげに洋ナシ体型のバルーが
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.6

『一生に一度は、映画館でジブリを。』

当時はただ怖かったような覚えしかないけれど、大人になってから映画館で観られる日がくるなんて!

王蟲の怒り、毒された自然、清い水と風と大地、死を恐れるがために傷
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

『一生に一度は、映画館でジブリを。』
なんて粋な企画なんでしょう...!! (T_T)

だいすきなジブリ作品がまたシアターで観られるなんて感無量。
こだわりいっぱいの背景美術と世界観にどっぷり浸かり
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