一昨日みた濱口竜介監督の3話構成のオムニバス映画「偶然と想像」はエリック・ロメールからの影響が公言されているけれど、それより「ドライブ・マイ・カー」以上に生々しくて本音の、濱口監督流のムラカミ文学解釈>>続きを読む
1969年に出されて当時大ヒットした原作小説は昔読んだけど、映画よりも軽くて、ほがらかなところもあった。村上春樹氏より前に「ぼく」の一人称で書かれた小説で、一見やわなんだけどしっかり者の高3の「ぼく」>>続きを読む
後半に行くほど映像表現が深くなっていくので、あれ?と思ったら、4年半かけてつくられた監督の伝説のデビュー作とか。
荒野からの脱出を夢みて飛行機を手作りする男のファンタジー。物語はごくごくシンプルで、>>続きを読む
「マクベス」公開に向けてコーエン兄弟の過去作を少しずつ。うち3作品を続けてみたなかでの個人的好みは、この映画版「ファーゴ」。兄弟で脚本、監督ジョエル。
ミネソタ州の雪景色をバックに起こった、大義なき>>続きを読む
スクリーンでみれて幸運だった。30年以上前の作品。
ワルシャワ郊外の集合住宅が舞台。元はポーランドのテレビ放映用ミニ・シリーズとして制作されたもの。10話のエピソードはそれぞれ旧約聖書の十戒の掟に因>>続きを読む