愚かさの極み。流れるように人が殺されていくのが怖かった。正義だと信じた悪。この起きたことの地続きの今に、明るい未来なんてない
芯から信仰している、というよりそこに頼ってどうにか生きている、という具合がよかった。環境で人は変わる
最後のみんなで歌おうぜ!でもうなんでもよくなった。シリーズ続いてほしい
穂志もえかの、怒りとか悲しみとか苦しみだけでない、感情の細かなグラデーションが圧倒的。最後の方の展開は違う方がよかった。
2001年、彼らと同じ年齢でこの映画を観たらどんな受け止め方になるのだろうと思う。
髙石あかりが圧倒的に上手くなっていてすごい。殺し合いが当たり前にあるこの人たちの世界で、私も強くなって一緒に戦いたい
よくある設定だからこそ、あまり観ない内容で楽しかった。見方を変えたら(変えなくても)ホンモノのサイコパスでやばい。全然ポップじゃない。
舞台が沖縄なのが良い。
どうにもならないこと、そもそもの、そもそもの問題。大きな渦の中にいて起こること。市子の存在感が生々しい
生々しさとざらっとした質感に夢中になり終わるのがあっという間だった。セリフが多くないのに、人物の関係がありありと伝わる。不倫の方が上手くいくって、あるよなぁと思う。もっともっと観たかった。
嫌な瞬間の知ってる顔、知ってる反応に苦しくなる。この苦しさを見事に描けてしまう加藤監督の凄さ
「考えさせられる作品だった」という言葉が適切に思う。人が人と生きるって容易いし難しいのだろう。本当に半々で表裏一体。すぐに裏返るし信じるとか理解するとかは夢の話なのかもしれない
ただ生きていた人の生活が、日常が奪われ、どうすることもできない現実に胸が張り裂けそうになる
何もなくても、何かあっても、あたたかいご飯を食べたいし、怒りたい気持ちを抑えたりする必要はない
富裕層じゃなくても面白く観れた。人間関係のあるあるが詰まったような映画。ずっとめっちゃ死にそうな岡部たかしに笑ってしまった