Luciandeadさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Luciandead

Luciandead

映画(131)
ドラマ(5)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

-

上映中寝ているところを突然デカイ音で起こされる事数回。自作の新作であることを良い事にやりたい放題、いい加減なスラッシャー映画に成り下がっていた。過去のヒット作をリメイク(リブート?)するとなると妙に小>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

-

もの凄くリアルな現実というものがやりたかったのかな。やたら場面がちょこまか変わって慌ただしく、時間を無駄にする映画の優雅さが無いような気がした。

グリズリー(1976年製作の映画)

4.0

グリズリー襲撃場面の明らかなB級感(無造作に放り投げられる腕や足)、それなのに映画全体は西部劇をも汲む在りし日の正当な米国映画。そのチグハグさが今の目で観ると面白い。当時の観客はなんの違和感もなく観て>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

-

トランプ政権を暗に示しているのは映画の製作段階で既に見据えていたのか。流石に早過ぎるなとか思ったが単に自分が政治の事を知らな過ぎなだけか。今迄散々死ぬ事がないものだと教えられていたので衰えていく姿をど>>続きを読む

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

-

冒頭、研究所から脱走するスピーシーズ(ナターシャ・ヘンストリッジ)が長い廊下をカメラに向かって疾走してくるショットにあの『溶解人間』を一瞬彷彿とさせられて期待値が上がる。このような映画にでも当時は派手>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

-

この国の気持ち悪い国民性を見事に描いていてよく研究してるなぁ、偉いなぁと思った。自国の文化こそが一番で違った文化を学ぼうとする気もない。そんなクソダサい国には何も育たないわな。前半寝てしまっていたので>>続きを読む

さすらいの涯(1950年製作の映画)

-

最後の競馬レースで猛スピードでゴールした騎手の恍惚とした表情を写した一瞬のアップが『バニシング・ポイント』みたいな清々しさで妙に興奮した。なんだろう。普段生活していて決して見ることのない希望に満ち溢れ>>続きを読む

棒の哀しみ(1994年製作の映画)

5.0

人が皆抱える哀しみとはこういうものなのだろうね。決して不幸ではないのだけど、幸せとはなにかが分からなくなってしまった状態。他人の喜怒哀楽をみて実感する情熱や目的の無さ。繰り返しの毎日が人を哀しみとしか>>続きを読む

高原の情熱(1944年製作の映画)

5.0

自分は『ゲームの規則』みたいなフランスの洒落た喜劇があまり好きではないのだけど、本作は先の読めない展開といい、群像劇が終盤に向かってどんどん加速していくアクション映画的構成といい、とても気に入った。文>>続きを読む

韓国に嫁いだ女(2015年製作の映画)

4.5

ジョン・フォード、西部劇へのリスペクトを今の時代にこんなに嫌味っぽさを微塵もないまま作れてしまうんだなと心底感動した。この監督の作品はレンタルでチマチマと観てきたがこれが一番だ・・・と思ってしまう自分>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

-

チケットを購入する際に「ドントプリーズ」と言ってしまったけど気付いてもらえなかった。フレンチホラー風味のキョンシー映画・・・みたいな。なんか感性が死んでしまったのか途中で飽きて乗れなかった。バンバン銃>>続きを読む

ギャングスター(1947年製作の映画)

-

不勉強で全く知らない作品だったけど映画を観た!という感じがした。映像表現に凝りに凝っていて、偶然性を否定しきっているのが正しく映画している。タイトルに反してドンパチなんて一個もないけどカッチョエェ。

最後のギャング(1937年製作の映画)

-

ギャングのボスとして牛耳っていた男(エドワード・G・ロビンソン)が脱税でアルカトラズ刑務所に投獄され、夫がギャングである事を知った妻は記事を載せた新聞社に訴えに行ったはずなのにその記者と再婚。ようやく>>続きを読む

ラスト・ラン/殺しの一匹狼(1971年製作の映画)

4.5

OPテーマが70年代東映ぽい。急カーブが続く山道のカーチェイスシーンでドリフトをしているようにみえる。車の事はサッパリ分からないが、ドリフト走行というのは日本が発祥と聞いた事があるだけど、どうなんだろ>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

-

前作と併せてジェームズ・ワンの最高傑作なんでは(『インシディアス』はあんまり...)。開幕早々から続くヤケクソな恐怖シーンの連続はルチオ・フルチっぽくもある。プレスリーの歌マネをする霊能者(名前失念)>>続きを読む

最後の酋長(1953年製作の映画)

-

西部劇かと思ったらモンド映画だった。ジャングルを川下りしていく途中、野生動物の生態観察の映像を半ば強引に挟む本作と『人喰族』の突然にRed River Valleyを歌い始める場面の混じり合う事の無い>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

-

異星人から受信した電波を映し出すTVモニターを覗き込む男、どこかで見覚えがあると思ったら『ヴィデオドローム』マックス・レンだった。そしてノイズだらけの映像を解析していくとそれはヒトラーの演説フィルムだ>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

-

DVDで初見。ドリュー・ゴダード『キャビン』はこれの露骨なパクリだったんだな。自分も騙されてた気分...。日本は狭い島国だと言われているが、球体である実際の地球と世界地図で見る面積とでは大きさが違うら>>続きを読む

ボールズ・ボールズ(1980年製作の映画)

-

群像劇コメディでちょっとアルトマン(『突撃O.Cとスティッグス』)っぽい。でも風刺があるわけでもないようなので余計な事を考えずに楽しめた。

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

-

ビルから出て通勤している描写は見せるべきではなかったと思う。これではただの高層マンションでしかなく、彼らがなぜそこから出て行こうとしないのか不可解になってしまう。公には影響を公言してはいないがクローネ>>続きを読む

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

-

なぜか突然見直したくなって超久々に観たらやっぱり最高だった。バスター・キートンからの影響をモロに反映させたスラップスティックな動作、仕草(パイ投げもある!)も良いのだが、やっぱり触れるべきはアクション>>続きを読む

吸血の群れ(1972年製作の映画)

-

Blu-ray版で。これは初見だけど駄目だったな。見せ場となるシーンでなぜか決定的な瞬間が毎回ズラされる。ビニールハウスの無意味に場面移動されるところもイライラだけど、1番変に思ったのが森の中を逃げ惑>>続きを読む

坊やの人形(1983年製作の映画)

-

3話目のリンゴをかじる一家の男の子が『カンフーキッド』三兄弟の長男だった。そしてその親父も『カンフーキッド』に出ていたような...

ムーンライティング(1982年製作の映画)

5.0

これが1番好きかもしれない。度重なる騒音に耐えかねた隣人が苦情にやってくる様はある意味『ザ・シャウト』以上に音楽家の実情を表しているような。建築物の直線の美しさとスーパーマーケットのモダンな作り(監視>>続きを読む

あなたの微笑みはどこに隠れたの?(2001年製作の映画)

-

初めて観るまえは物凄く期待していたのに観終えたあと非常にガッカリした記憶があって、自分が幼稚だったからか?と思い再確認してみたらやっぱり残念な感想に。2人が演技をしているのがどうしても気になるのだ。編>>続きを読む

少女娼婦 けものみち(1980年製作の映画)

4.5

見直してみたらソニマージュをやっていた。カモメといいソニマージュというのは理論化される以前から同時多発的に起きていたのか。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

-

バンド青春映画は数あれどデュラン・デュランとかニューロマ80年代MTV的なポップ・ミュージックは初かもしれない。
パンク以降産業化したと言ってもバンドに憧れる若者はいたという事か。
バンド結成して最初
>>続きを読む

THE COCKPIT(2014年製作の映画)

-

これは誰よりもAKAIの人に観てもらいたいと思った。
多くの人がMPCに求めているのはこれなんであってPCと連携とかタッチディスプレイなんかじゃない。
そういうのは他所のメーカーに任せてAKAIは昔の
>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

4.0

実際に地球を貫通させたらどうなるのか気になって仕方がなかった。貫通してしまうと上下の概念は無くなってしまうだろうし。
この映画の異星人はそれを破壊しようとし、人類はそれを必死に守ろうとするのだが、映画
>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

-

twitterで評判が良かったので観てみたらつまらなかった。こういう"世界は自分を中心に回ってる"みたいな妄想に付き合わされる映画にはウンザリ。こんな妄想に耽ってばかりいるから現実を権力者達に好き放題>>続きを読む

サンダーボルト(1974年製作の映画)

-

物語の最後ようやく見つけた金が隠されている校舎の見張りをしていたジェフ・ブリッジスから突然フッと表情が消える。後に訪れる結末からその理由が判明するのだが、僕にはそれだけが理由ではないように思う。それは>>続きを読む

砂塵(1939年製作の映画)

-

西部劇というのは米国人のなかに眠る野生の表出みたいな事なんだろうか?。
法と秩序を必要とした民衆がジェームズ・スチュアートを呼び、正義、つまりは正しくあるべき結末に向かったわけであるけど、しかし映画と
>>続きを読む

鬼談百景(2015年製作の映画)

-

霊にドシンとぶつかってしまい「あっ!すいません」とペコリと頭を下げる場面は心霊表現がまた一歩更新された瞬間を見たと感じた。
これまで霊は見える人には見えるとかいう言説のせいで脳がそう見せているとか、不
>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

-

予告編すらも観てない状態だったのであまりのスケールダウンに驚き。
でも地下シェルターを舞台にした密室劇はあざとい気がしてあまり魅力的とは思えず。
しかも若い男女と中年男性3人の共同生活のモンタージュ。
>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.5

白石晃士の作品の中で結果1番(メジャーなホラー作品として)完成度の高いものになっている気がする。日本の心霊ホラーはどうしても怖さを求められる。それが粗製乱造の元でこのジャンルの足を引っ張っているように>>続きを読む