add9thさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

友人の生まれ故郷の祭典に参加したらヤバイ村やった、って話。

スプラッターのような暴力的な恐怖ではなく、理解できない風習の気持ち悪さに全振りしてる感じ。
時間の大部分は明るく美しい映像なのがまた独特。
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

実力はあるのに売れない漫画家が、目撃した殺人事件を元ネタに描いたら大ヒット。
犯人も漫画を模倣しだす。
無茶な設定かもしれんけど、映画のアイデアとして面白かった。

フカセさん俳優デビューってことで話
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.5

事件に巻き込まれてチンピラに育てられるAI搭載ロボ。
AIも人間も育つ環境って大事。
そしてAIにも反抗期はあった🤣

終盤のドンパチはいただけない。
兵器の製造メーカー社長に兵器の実戦投入を許可する
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.0

アバター初見。TOHOのMX4Dで鑑賞。
MX4Dに最適な作品で、アトラクションとして楽しめた。
リマスターとはいえ元は10年以上前の作品。
それでも作りモンの世界とは思えないぐらい凄い!
ただ、これ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

レディーガガ主演。
自身は大物にも関わらず、一気にスターダムを駆け上がっていく素人っぽさや、戸惑いをうまく演じてた。
自分は彼女のファンというわけではなく、奇抜なイメージしかなかったけど、特に前半は笑
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

幼い頃に家族と生き別れたインドの青年。実話をもとにしたお話。

発展してない地域ほど、そりゃちょっとしたことで行方不明になるよなー。
劇中でも孤児がいっぱい出てくるが、このうち何人が幸せになれるのか・
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

時効を向かえた殺人犯がメディアに顔出しで名乗り出る。
そこから結末に向けて真実が明らかになるミステリー展開。
再鑑賞でネタがわかっていても楽しめた。
初見はネタバレなしでの鑑賞がおすすめ。

細かい部
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.0

妻を亡くした主人公の様子がおかしく、奇行が目立ち始める。
スリラーみたいな怖い感じではなくて、気になったものを分解しだしたり、子供っぽい。
周囲の心配する様子から察するに、どうも元から変な人というわけ
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006年製作の映画)

4.5

劇場版というよりTVアニメシリーズの3作目の位置づけ。
なので、TVアニメ版を観てないと伝わらんかも。
鑑賞までの敷居は高いが、めちゃくちゃ面白い。
全員めちゃくちゃカッコいい。

時の流れとともに組
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.5

青春まっただ中で死んだ主人公が、輪廻転生をかけて地獄でロックバトル。
学芸会みたいなノリで観てて恥ずかしい部分もあるけど、青春を貫き通してる点は好き。

地獄シーンの俳優陣とミュージシャンが全員いい味
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

何度か観てるけど面白い。95年の作品と思えない。
空想の近未来の話やけど、細かい部分まで妥協なく作り込まれてて、すんなり受け入れられる。

機械に魂は宿るのか。もし宿るなら、機械化していく人間と違いは
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.5

アカデミー賞とか、数々の賞を受賞した作品。
でも自分には良さがわからんタイプの映画やった。
感受性豊かでないとアカンのかも。

ゲイで家庭環境も良くない主人公の、少年の頃、学生の頃、大人になってからの
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.0

切ない感じのファンタジー。
世にも奇妙な物語の感動系みたいな。
明日死ぬことがわかって、この世から何か1つ無かったことにするたびに1日寿命を延ばしてもらえる。
主人公に選択権はなくて、思い出深いものば
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

何度か観てるけど面白い。
圧倒的予算感と世界観。
どういう環境、生活、死生観、っていうのが説明臭くなく伝わる。
1作目のボス役の俳優さんが、じいさんになって今作のボスやってるのも熱い。

あと、太鼓と
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

ロバート・デ・ニーロのもとにアン・ハサウェイがインターンに来るのかと思ったら逆なんやなー。
若手女社長のもとに高齢者のインターン制度で老紳士がやってくる。

この老紳士、仕事もできるし、相手が望んでる
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

原作小説は未読。
生粋のサイコキラー教師。
なにげに俳優陣が豪華。

前半の人物描写は面白い。
よく言われてるサイコパスの特徴がうまく盛り込まれてた。

終盤は派手で凄惨なわりに観てて何も感じないとい
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

原作マンガは未読やけど楽しめた。
邦画でこんな気合い入ったゾンビ映画初めて観た。
序盤のパニックもスピード感があってグッド👍

面白かったけどこんな終わり方なんやなー。
ヒロインのことまだ全然わからん
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

リメイク元は未鑑賞。いずれ観たい。

「私は生まれてずっと通訳の役目を・・」
主人公のこの言葉に尽きる映画。
もちろん一緒にいるときは自然と支え合うのが家族。
でも自分のやりたいことができたとき、家族
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.5

久々に気持ちのいいどんでん返しと伏線回収を観た。
途中伏線っぽいものは感じたが、これはわからん!
斜め上すぎて肩透かしということも無い。

エンドクレジットのあとに少しだけ映像がある。
それも含めてな
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

寄生生物ヴェノムの人間臭さとお節介が増して、前作よりさらにコメディに。
熱い展開や話の深みは無いけど、難しいこと考えずに気楽に観れる。
エンタメ特化。

今回の敵は自身の分裂体みたいなやつ。
こんな簡
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.5

これは映画館の大画面、大音量で観てたら歌の力で泣いてしまうな。

いろんなメッセージ性がありそうやけど、自分はその他大勢のオーディエンスが重要なテーマと感じた。
匿名性を利用して肯定したり否定したり、
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

精神的な不快感を煮詰めたような作品。

妻子持ちの外科医が16歳の少年と頻繁に会う。
そういう性癖ではなさそうやし、どうも少年が主導権を握ってる。
何かおかしいなー、っていう展開。

この少年が、普通
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.5

因縁の相手がプロボクサーになってたので、そいつ倒すためにボクシングを始める半グレと、虐げられてきた自分を変えたくてボクシングを始める男の話。

まず俳優陣は全員お見事!
トレーナー役含めて全員経験者か
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来る(2018年製作の映画)

3.0

再鑑賞。凄腕の霊能力者が出てくるホラー物。
原作は未読やけど、漫画やアニメに向いてそう。
グロい描写は多いので注意。

ごく普通の人たちの醜いところもよく表現されてる。
で、俳優陣がそういうホンマに居
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.5

名作を初鑑賞。
70年代の作品やけど、古さは気にならない。
本題に入るまでが結構長いけど、後半は面白かった。怖くはない。
娘役の女の子、前半は可愛らしいのに憑りつかれてからの変わりようがとにかく凄い!
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.0

自暴自棄になってたらタイムスリップしてしまって、若い頃の両親と過ごすことになる、っていうよくある設定。
タイムスリップしてわかる親の愛情。ベタやけど泣いちゃう。
理想の自分と現実の自分に折り合いをつけ
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.0

宇宙人がレトロゲームを再現した兵器で侵略しに来るっていう、まあSFコメディなんで真に受けずに楽しむ作品。
80年代初頭のアーケード版ゲームを材料にしてて、特にナムコさんへのリスペクトが強め。
ファミコ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

最初わかりにくかったけど、どうも7月26日って同じ日を年単位で過去にさかのぼって回想してるみたい。

特別ドラマチックでもなく、誰もが身に覚えのあるような、身近な恋愛話。
思い出すと恥ずかしいぐらいの
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

退廃的なSF。ストップモーションアニメ。
ほぼ1人とわずかな協力メンバーだけで作ってるらしく、近年のストップモーションアニメと比較すると、完成度は見劣りしちゃう。
ただ、世界観とキャラのクセが凄い!監
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

父子家庭の父が中学生の娘を残して失踪。どうも指名手配中の連続殺人犯に関わったらしい。って話。

序盤は行方を捜す娘視点。このまま進むのかと思ったら中盤早々に真相パートに。
思った以上に状況が複雑で、展
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

日本でいうところの110番のオペレータの話。サスペンス。
場面が変わらず、通話だけで話が展開する。音楽もエンドクレジットだけ。
相当予算削減できてるんちゃう?😅
それでも通話だけで話に引き込まれるし、
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

再鑑賞。
音に反応するモンスター型のエイリアンのせいで人類壊滅。生き残ってる家族の話。

この設定ゆえに登場人物も少ないし、セリフも少ない。わかりやすくていい!
無音や、環境音のみの静寂と、モンスター
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

バットマンシリーズのジョーカーとは別物と感じる。
バットマン知らなくても、これ単体で鑑賞できる。

ジョーカーというより、いわゆる"無敵の人"を生み出す社会構造のお話。
悪意を持って生きてるわけじゃな
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300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.5

再鑑賞。
今作は、1作目とほぼ同じ頃に起きた海戦。大枠は史実。
ギリシャの連合艦隊 vs ペルシャ艦隊

ラスボスは女司令官アルテミシア。
だいぶキャラ盛ってるやろうけど実在したみたい。

1作目の人
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.0

再鑑賞。
原作がアメコミとのことで空想的な創作もあるけど、大枠は史実。
スパルタ王と側近300人 vs ペルシャの大軍。

専門的なことはわからんが映像や見せ方にこだわりを感じる。
色合いやら質感が美
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