ouch128さんの映画レビュー・感想・評価

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最強のふたり(2011年製作の映画)

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2020.05.02

落ち着いたので久々にゆっくり映画を観た。
映画としてはいたってシンプルな構成で、とてもわかりやすくて面白かった。シンプルな作品だからこそ、役者の演技が結構キモになると思うんだけ
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

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2019.12.28

結構長くて心配していたけれど、ダレずに最後まで鑑賞できた。
「持てない責任は負わない、持たない」が信条の自分としては、浅野忠信と田中麗奈が持ち寄ってきたちぐはぐな家族の問題は因
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ひかりのまち(1999年製作の映画)

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2019.12.27

所謂お洒落系映画でしょうか。カット割りとか結構凝ってた気がする。クローズする個々人に対しての群衆、みたいな所とか。

ある家族の一人一人が持ち合わせている、重大ではないけれども
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

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2019.09.01

岸井ゆきのとポスターのイメージビジュアルの穏やかさとは裏腹に、結構ズブズブに刺さってくる映画だった。

だいたいの家族が抱えていたり、直面している厄介な問題のすべからくが、この
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ロケットマン(2019年製作の映画)

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2019.08.25

エルトン・ジョンについては全く知識が無くて、思い入れも期待もなく、非常にフラットな視点で観れた。構成はわかりやすく、生い立ちからスターの階段を上り詰めるまで、絶頂期、仲間との衝
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それから(2017年製作の映画)

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2019.08.17

初めてのホン・サンス監督作品。徹底的にミニマルなつくりで、変わっているところは編集の妙のみ、結構よかったな。あんまりカット割凝られてないし、ズームやパンの間の悪さが際立つけど、
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ラストデイズ(2005年製作の映画)

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2019.08.17

あんまりニルヴァーナは通っていなくて、せいぜいsmells like〜くらいの曲しかしらない程度の人間だが、学生時代このポスターが部室に飾ってあって、当時から記憶に残っていた映
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29歳問題(2017年製作の映画)

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2019.08.11

自分も30歳に近づくにつれて、その世代に対して色々と感じるところがあり、何か指針を見つけたいと思って、タイトルに惹かれて鑑賞した。観てみると確かに、30歳は人生においてのターニ
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

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2019.07.20

どの人物もかなり変わっていて、まともな人があまり出てこない(笑)
ただ一点、形はどうあれ親が子供を思う気持ちっていうのは、やっぱり格別なものがあるのだと思う。家族って関係性は一
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

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2019.07.15

多様性とかLGBTとかマイノリティとか、色んな言葉が氾濫するこのご時世だからこそ「子どもいればなんか楽になれそうじゃね?」って軽やかに人生を考えて行ける人こそが、一番強いのかも
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耳をすませば(1995年製作の映画)

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2019.06.15

久々にじっくり鑑賞。かなり前の作品なんだけど、全然褪せてなくて良かった。そして何回観てもいちいち演出や台詞が恥ずかしいと思うと同時に、ロマンティックを突き詰めるとこうなるんだな
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

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2019.06.09

永瀬正敏のジッポの手捌きとか、2人の絶妙な関係性に痺れて、結局ファーフロムヨコハマに持ってかれる。あの扱いめちゃ練習したんだろうな。

あとはフロントの2人がまじでいい味出して
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パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

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2019.06.02

彼らの行動を理解できなかったり、少しだけ心配してしまうのは、紛れもなく自分が歳を取ったからなんだろうなぁ。かと言って10代後半にこの映画を観ても「つまんねぇ」としか思えないのだ
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サッドティー(2013年製作の映画)

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2019.05.19

間髪入れずに今泉監督作品を観たが、いまの自分にはコレが一番合っていた作品かもしれない。

「好きってどういうこと?」というテーマの作品だが、20代も後半に差し掛かったオヤジがコ
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

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2019.05.19

知らないふたり、愛がなんだ、と結構良かったので勢いで今泉監督の作品を鑑賞。知らない〜に続きこれは主題歌微妙だったな。キャストも若干豪華になっているし、何か大人の事情的なものも感
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

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2019.05.11

こういう何もおこらないミニマルな作品が好きだと改めて感じた作品。主人公だけはあまり感情の起伏が無い人物で、本当に淡々とじっくり進む。朝倉あきって全然知らなかったけど、声とか凄く
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dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

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2019.05.10

なんでこの作品を観ようと思ったのか全くわからないけど、そこそこ楽しめた。よくあるラブストーリー的なジャケとはちょっと対照的な展開に騙された。

終盤の方、悪役(?)のバーナビー
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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2019.05.06

唐田えりかと東出昌弘(麦)の持つ脆さや不安定さ、不気味さが全体を覆っており、ハラハラというかビリビリといった心持ちで鑑賞した。終わってみるとなんとも不思議な感覚が残る映画で、良
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

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2019.05.05

完全版にて鑑賞。凄く良かった。中盤から終盤にかけてのハッピーエンドまでの完璧な流れに持っていかれる映画。

他の方のレビューで「居場所」というものがテーマなのだと意見があって、
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

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2019.05.01

最後にエイミーが男を殺す場面の描写がトラウマ級で、そこに全てを持って行かれてしまった…
話の展開自体は非常にわかりやすいのだけど、登場人物にいまいち人間味を感じることができなく
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BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

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2019.05.01

いわゆる社会の裏側で生きる人たちの日常を描いた映画。主人公に余命というリミットを持たせたおかげで間延びせず、綺麗に物語は終息する。

主人公が霊能力者という設定ゆえに、薄暗い日
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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2019.04.30

劇場内のどこを見渡してもカップルか女性2人組で非常に肩身が狭い中、陣取るのは最前ど真ん中、色々と体が痒くなる気持ちで観た。成田凌はこういうフランクで少し甲斐性の無い男をやらせた
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

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2019.04.27

3時間という長さのために億劫になっていたけど、いざ観てしまえば一瞬だった。

ヒステリックに陥って、危険な行為に走る恋人ベティに対して、序盤はついていけないゾルグも、最終的には
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ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

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2019.03.30

この映画の感想を言葉にするのが難しい。全体的に心地良い色味の映像に対して、鑑賞後に残る不気味な気持ち悪さの正体はなんなのだろうか。

羊は死を選べない(人間と違い自らの生き死に
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

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2019.03.23

たまにはこういう映画も観る。完全にご都合主義でこコテコテのハッピーエンドめでたし系映画。とてもアメリカ映画っぽい。類は友を呼ぶとはよく言ったもので、傷ついた人には傷ついた人が必
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

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2019.03.21

netflixでしか観れないと思っていたが、近所で公開していたので久しぶりに映画館で鑑賞。イオンシネマ名取で観たのは「あん」以来かな。

物語としてはなんてことはなくて(クレオ
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ターミナル(2004年製作の映画)

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2019.03.16

コメディとして普通に面白かった。人間味溢れる主人公とその仲間たち、謎めいたヒロイン、憎き敵役の局長。分かりやすいキャラクター陣が哀れな1人の男の人生に彩りを添える。

最近「孤
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

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2019.02.11

アイデンティティ発見系の映画では良くできていて、どうにでも解釈できる描写が極めて映画的な印象。これは誰かと観て、感想を述べ合うには最適な作品だと思う。

ちなみに自分の解釈では
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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2019.02.03

なんだか凄く後味の悪い映画を観たような。あんなに色味も音楽もポップで、出てくる登場人物みんな影のない映画なのに。

これは男尊女卑への痛烈な批判と取って良いのだろうか。逃げ場の
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