この設定の面白さとサスペンス力にポイントアップ。設定にこだわらず、話の展開と映像に力を入れており、予想よりも面白かった。
残念なのが、ちょっと、話がまとめきらず、散らかったまま終わった感じもある。パー>>続きを読む
シュローダーヘッズ・渡辺シュンスケファンとして、役者のシュンちゃんを参観日に行く気持ちで、音楽のみに期待しての鑑賞。それが意外にこんなに心に打たれるとは。女子版「スタンドバイミー」的というか。
優等>>続きを読む
打ちのめされる映画。
アメリカの社会システムの根底を見た感じも。権力は必ず腐敗する、横暴となり、暴力化する。どんな聖者がそれを司っていても。
だから、その監視と対抗措置であるシステムを備えている。それ>>続きを読む
90年代は、ロビンウィリアムスが、社会性あるテーマの映画を、アメリカ映画らしくユーモアたっぷりに演じてたなぁ。ユーモアと社会的テーマを両立させるのは、本当に難題だったと今にして思う。特にこの作品は、患>>続きを読む
こういったビジネス紛争は、日本でもドラマでよくあったが(例:大型スーパーの出店への賛否とか)、意外にハリウッドでは珍しく興味深かった。特にシェールガスというのをアメリカ人が救世主が如く考えていること、>>続きを読む
なんだかんだで、モテる男って、女に必死になれるかだよなぁ。日本の少女漫画やあだち充の漫画やらには、女にすかした奴や熱くなれない奴がモテるけど、大人の男でモテる奴は、行動力があるか、心を先に開いて見せら>>続きを読む
135キロの何の変哲も無いど真ん中のストレートを気迫で、バットを空振りさせちゃうような映画。
典型的な展開の古いラブストーリーでも、胸に打つものがあったのが、正直自分でも理解できていない。たぶん、好き>>続きを読む
世界を敵に回すような事を言うが、もしかしたら、この監督、このようなテーマやリアルな社会といった箍にはめた方が、焦点が定まり、彼の映像を作り上げる才能がスパークするんじゃないか?(お得意のファンタジーだ>>続きを読む
ザ・橫溝正史ワールド・オン・スウェーデンって感じで、日本的なサスペンスを堪能。(聖書の部分は、こっちでは祟り・因習やな)
橫溝ワールドに不可欠な「名家一族」「身体的特徴あるキャラ」「おどろおどろしい性>>続きを読む
子供を育てているお母ちゃんには、魔法のような力が備わっている、誰もが「タリー」を降臨させていて…ジョジョの「スタンド」のように。男はそれに感謝しようぜっていう女性讃歌!
誰にでも分かる形でなく、一癖あ>>続きを読む
米国版「海賊と呼ばれた男」
好きな人は好きなタイプの映画と思われるが、まさに私がその好きな人。
私的に関わりあるオイルビジネスというイチかバチか感(扱う金がでかすぎるので破綻と大成功が隣り合わせ)の>>続きを読む
同調圧力を嫌ってるが、抵抗せず飲み込まれる。自尊心が低くて、自意識は過剰。
こういう典型的な日本人を成長しない恥ずかしい人、それをガキというのだと思う。
愛情を外に放り出せないが為、愛情が持つ「毒」>>続きを読む
人類が知っておくべき逸話。暗号が解けてからの一ひねりがポイント。ラストシーンの美しい言葉もこれを聞くだけで観て良かったと思わせる力があった。
ただ、暗号を解く時間を現在として、未来の逮捕劇は、全て現在>>続きを読む
「あれ?ボンドもう代わってるやん?」と軽くショックを受けたことが記憶に。(当時はそういった情報も一般的ではなかった。今の洪水のような情報量からは信じられないが)
とはいえ、ニューボンド、ピアーズブロ>>続きを読む
間違いなく劇場で観たはずだが、記憶に薄いんだよなぁ。痛みを感じない男が出たはずだが。(後年、実在する人もいた事を知る)
ピアーズブロスナン・ボンドが最後ってのは、当時は知らなかったなぁ。「ボンドまた>>続きを読む
初の劇場007。マジモードの007に面食らったが、こんなんもいいよねとは、思った。同タイプのダニエルクレイグ版のリアリティあるボンドは、前評判から全く触手が動かなかったが。
その後、あんなに長く劇場>>続きを読む
80年代のアメリカ映画っぽく、軽やかに展開し、分かり易いストーリー、ユーモアと社会風刺が利いていて、儚いラブも詰め込んで、テーマをジワッと考えさせる。重々しさが無く、歴史には残らないのは承知だが、こう>>続きを読む
ストーリー、ラストシーンの凄みによって、キャラ・無慈悲すぎる射殺シーンを中心としたリアルな映像と世界観・あまつさえテーマをも喰ってしまいかねないほど驚愕、呆然とさせられ、細かい部分の感想が思いつかない>>続きを読む
まぁ、ここまでよくやらはった。ストーリーもアクションを最大限に活かす範囲でよく練られている。リアル感あるアクション映画は、希少品種となりつつあるし、映画館で観ておくべき。
リアル「フォレストガンプ」?米国版「渡る世間は鬼ばかり」?
これだけリアルにこだわったのだから、現在のアメリカのよくある家族をスケッチしてくれたのだろう。映画的というより、それが興味深く、外国人であ>>続きを読む
物語とは、「疑似体験させ」「内在している性質や忘れたい過去などの感情的な記憶を呼び出させ」「自分はこう考えるという参加させ」という3つの能動的な姿勢から、創造力を高められるアウトプット訓練装置みたいな>>続きを読む
英語のみで観た際には、何を同じシーンが繰り返されて、チンプンカンプンだったが、20数年ぶりの字幕つき鑑賞でなんとよく出来た映画なのかと。見直して本当に良かった。
戦争の悲劇を描くだけに留まらず、それ>>続きを読む
「転落」って言葉は、男に90%の恐怖と何故だか10%の誘惑を与えてくる。
それは「自分が輝ける世界でなら、壊れたっていいんだ!」そんな気持ちにさせてくれるからだろう。好きを突き詰める勇気と愚かさ。そん>>続きを読む
少年の頃、一度は憧れてしまう、年上の女性との官能の日々を軽い目的にDVDを借りたら、まさか、あのようなストーリーの急展開になるとは!
人の懊悩の複雑さ、時代の落とし穴の恐怖、そんなのを存分に味わった。>>続きを読む
憧れのアメリカは寄せ集め国家がゆえに、自分と違うことを尊び、受け入れる社会だと思っていた。
そんな夢の国家の暗部のひとつが、創設の最大犠牲者であるネイティブアメリカン。
彼らを排除しといて相互理解もあ>>続きを読む
これを題材にしようとする発想に感心。人を洗脳するための仕掛けがいくつもみられる、恐ろしく練り込まれた映画。よく調べたんだろうなぁ。人間というものへの関心が高いからこそ出来るのだろう。
その関心が、映>>続きを読む
ストーリーは破綻はしないまでもツッコミどころ満載、テーマよりも二時間をいかに楽しませるかに注力した、良い意味で古き良き80年代タイプの愛すべきアメリカンバカ映画。それは、俳優の力量により成功している。>>続きを読む
「共感なんて甘っちょろい事で人気を得ようとするな!」とある漫画家にある名物編集者は言ったらしいが、まさにこの物語は、そういった覚悟で作ってあるかのようで、主人公ふたりには、共感は出来ないが、分からなく>>続きを読む
スターウォーズっていうよりインディージョーンズのストーリー展開、世界観のよう。インディー好きとしては、悪く無い。
ケヴィンコスナーってちょい悪の時が最も輝くような。設定は面白いけど、全てがゲイリーオールドマンのおっちょこちょいで話が進むってのが、勿体ない。
あるAV監督曰く「恋とは自分の欲望、ナルシズムを満たすもの。愛とは、相手をあるがままを受け入れる度量」
それをまさしく現したかのような恋しかしてない醜い男女の在り方。年少のナタリーポートマンだけが愛が>>続きを読む
間違いなく映画館で観たんだけど、いつ、どんなストーリーか面白かったのかも記憶に残ってなかった。
見直して思ったのは、テーマが散らかってたというか、訴えたいことがいまいち掴めなかったから、そうなったの>>続きを読む
間違った解釈かもだが、フィクション的で、間やトーンまで作り込まれたネタのコント(藤山寛美の松竹新喜劇みたいな)と、舞台だけ設定されたノンフィクション的な、その場限りのハプニングとアドリブ性とライブ感の>>続きを読む
アメリカに共同親権がない頃の話かな?離婚の犠牲者は誰?それを救う形に法の改正をすべきじゃないかって、そういった世相に対するジャーナリスッティックな視点・見解を下敷きに、制作された映画は好きだなぁ。
俺がストックホルムシンドロームになったわ。彼を捕まえないでって。
ちゃんと男の罪も描いているし、女と男のいやらしさ、性の魔力も描いているのに、それでも「出会わなきゃいけない二人だったんだ」ってピュア>>続きを読む
ベアーズという名前のリトルリーグチームに入っていたことからもいつか観なきゃと思っていた。
ラストの選手交代シーン。あのような昨今の体育会系、監督専制君主的なスポーツ指導へ問いかけが、40年前からあった>>続きを読む