サイクロプスさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

サイクロプス

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悪の法則(2013年製作の映画)

2.5

公開時に映画館で見たのに、よくわかんなかった
当時はビール飲み過ぎたかなとうっちゃってしまい、そのうち忘れてた
最近封切られた「スティーブ・ジョブズ」がマイケルファスベンダー主演と聞いて、この奇怪な映
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.5

元祖タイムループもの
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」つながりで、借りてみた
何度も何度も同じ日を繰り返す

タイムループなり、タイムトラベルなりでいつも疑問に思っていたのは、そんなことできるんだ
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

4.0

クラシック音楽に興味がある方(アマデウス、オーケストラ!、カルテット!あたりをどれか観た方、のだめカンタービレでもOKです)、
才能あるモテ男に興味のある方、にお奨め
希代のバイオリニスト、パガニーニ
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ニューヨーク、アイラブユー(2008年製作の映画)

2.0

好き嫌いが分かれそうな映画だが、僕は乗れず

オムニバス形式だから仕方ないけど、説明なく話が始まり、なんとなく人間関係がわかってきて身を乗り出したところで、脈略なく次の話が始まる
映画の予告編を次から
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キャロル(2015年製作の映画)

4.5

ポスターに一目惚れしたのは、初めてかもしれない
上段に右を向いた、目鼻立ちの整った美しい女
淋しさ帯びた目元
下段に左を向いた、眉の上で前髪を切りそろえた若い女
まだ幼さが残る瞳
映画館の廊下にに飾ら
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.5

元祖こまっしゃくれガールが、詐欺師のおっさんと珍道中

寡婦に聖書を売り付けたり、店でお釣りをちょろまかしたりしながら、二人で小銭を稼ぐ道すがら、だんだん本当の親子のように親密になっていく話
何だか可
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

宇宙ものは映画館に限る
「ゼログラビティ」ほどの切迫感はないけど、「インターステラー」ほど込み入ってないし、火星に取り残された男の話を大いに楽しませてもらった


諦めるな考え抜け、一人の犠牲も認めな
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.5

長いよねー、上演時間166分も、撮影期間12年も

6才の少年が家族と共に育ち、18才になって巣離れする迄をリアルタイムで記録した映画
日本で言えば「北の国から」の純と蛍ってとこだけど、途中経過を流し
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

4.0

困るんだよ、こんな邦題付けられると(♯`∧´)
ラブコメだろうがなんだろうが、四十過ぎても全然一人で映画館で見てますよ
とはいえチケット売場で「それでも恋する大人一枚」って俺に言わせんのかい!
ま、最
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

一度しか見ないのは、もったいない
二度見ても、全部が分かるわけでもない
一度も見ないのは、一番もったいない
こんなに面白い映画を
これぞ、見てる人の気持ちを宙吊りにさせるサスペンスの王道


時系列を
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

4.0

ほんと愉快痛快だった
映画「泥棒貴族」を下敷きに、コーエン兄弟の脚本
いやすっかり騙された
途中の小ネタも結構笑わせてくれたし、上質なエンターテイメント

そして役者がそろってる

コリンファース a
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.0

ちょっと油断して観てた

生真面目ダメ男(スティーブカレル)の調教とか、ヤリチン男(ライアンゴズリング)の純愛とか、一見ありがちなプロットの組み合わせ
邦題(ラブアゲイン)からして結局元サヤなんでしょ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.5

こいつは、40過ぎてからみてもダメだな

『若者の日常を切り取った』とか言われるだけあって、おっさんにはまったく合わない
いや若い頃にみたとしてもダメかも
飲む打つ買うは全部オッケーだけど、ドラッグは
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8 1/2(1963年製作の映画)

-

巨匠フェデリコ・フェリーニ監督に捧げる歌を作ってきました‼︎

「はっかより、ふつーに、ないんが、すーっき」
「8 1/2より普通にNINEが好き」
去年ブレイクしたお笑い芸人、永野に真似て言ってみま
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.5

大地震ものは正直まだ腰が引けるけど、filmarksのレビューでヒロインがいいと聞いてチャレンジ


いやはや大迫力です
これでもかってほどに、爆音とともに高層ビルがガンガン崩壊
どうせなら、劇場で観
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.0

スパイものというより、爽快アクション・ムービーかな

キックアスと同じ原作者・監督ということで、アクション・シーンはキレキレ爽快
コリンファースも、その弟子も英国紳士っぽくスマートかつ、めっちゃ強い
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紳士協定(1947年製作の映画)

3.0

タイトルから薬師丸ひろ子の昔の曲を思い出したけど、もちろん関係ない

社会派のエリア・カザン監督(「波止場」とか「欲望という名の電車」)で、なんともシリアスな話
原題Gentleman's Agree
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.4

今度のビフォアは甘くない

あなたはいいわね、ふらっと散歩して気が向いたら執筆にいそしんで
その間に誰が食事の用意をしてると思ってるの!
おお、何処かで聞いた台詞
耳が痛い、というか心まで痛む

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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.5

前作ビフォアサンライズから9年たち、二人ともいい感じに年を重ねている
ジュリーデルピーなんて元々チョイおばさん顔(失礼)だから、30才過ぎたくらいでちょうど美人になってきた


9年越しに再開した二人
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憧れのウェディング・ベル(2012年製作の映画)

3.5

停滞期を挟みながら男女がくっついたり離れたりっていうラブコメとしてはリリー・コリンズの「あと1センチの恋」の方が、恋愛要素が多くて楽しめる(女子高生風にいえば、素直にキュンキュンできるってこと)
こち
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.5

旅先で出会った男女が、一晩中語り明かす話
かなり前に友人から勧められていたが、すっかり忘れていた

見ていて「ノルウェイの森」(村上春樹)を思い出した
街の中をひたすら歩いているから?
あるいは、イー
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NINE(2009年製作の映画)

4.5

これでもかとばかりの豪華女優陣に囲まれて、夢見ごごちのミュージカル映画

悩める映画監督グイド(ダニエル・デイ=ルイス)を個性あふれる美女達が取り囲む
貞淑系妻をマリオン・コティヤール、セクシー系愛人
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

-

ナウシカのレビューを書くとは、思ってもみなかった

ナウシカを初めジブリ(というか宮崎駿作品)は、あまりに身近過ぎて語るのに難しい、もっというと小っ恥ずかしい
台詞が自然と口に出るくらい、何度も繰り返
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

4.5

こんなことなら、もっと早く見ればよかった


かなり前から「先輩、こういうの好きそう」って勧められていた
見送ってきたのは、二つ理由がある

まず一つ目に、グウィネス・パルトローが苦手
お高くとまった
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情婦(1957年製作の映画)

4.5

こんな邦題じゃなければ、もっと多くの日本人が観てるはず‼︎


色恋ものを思わせる場違いな邦題に惑わされず、ぜひ試してほしい名作
白黒でとっつきにくいけど、見応えのある法廷サスペンス
アガサクリスティ
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フランス組曲(2015年製作の映画)

3.0

ブルーノ中尉には共感できない

第二次大戦の初期、フランスの田舎町にドイツ軍が進駐してきた
ドイツ軍中尉ブルーノは他の野蛮な将兵と違って、宿泊先のフランス人家族にも丁寧に接する
そこには出征中の夫の帰
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

5.0

この映画の余韻を引きずって、また三谷幸喜を観てしまうのだ
その度に失望を繰り返すというのに…


たしか冬の寒い日に、映画館で観たのだ
心の底から笑い、仕事で抱えたモヤモヤも吹っ飛んで、何とも幸せな気
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

2.5

北川景子がウィッシュ野郎と結婚と聞いて、この映画を思い出した

この映画の感想は「CKH」
超くだらない‼︎の一言
たぶん、いい意味で笑
ビールとじゃがりこにジャストフィット
何も考えず、流れにみをま
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アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

2.5

この映画のヒロインは官能的でないと物語が成り立たない、といったら言い過ぎだろうか


キーラナイトレイはお気に入りの女優の一人だが、この役にはハマり切れていない
厳しい人ならミスキャストと表現するかも
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つぐない(2007年製作の映画)

3.5

このスタッフは、キーラナイトレイの撮り方を知り尽くしている
「プライドと偏見」に引き続いてのジョーライト監督×キーラナイトレイの組み合わせ

実はプライド〜とこれの間に、キーラ主演のアンナカレーニナを
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雨の朝巴里に死す(1954年製作の映画)

3.0

1954年の映画
なんと、原作は『バビロン再訪』byスコット・フィッツジェラルド
(とはググるまで知らなかった笑)

エリザベス・テイラーは後半のショートカットになってから(落ち着きが出てから)
の方
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僕の初恋をキミに捧ぐ(2009年製作の映画)

3.0

べた甘のラブストーリー

青木琴美の原作からは結構いじったみたいだけど、心臓病って韓流風な設定が肝
話の展開はともかく、平井堅の主題歌が流れてくると、不覚にもぐっときた(この滲むものは汗ですよ、汗)
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

4.0

「ムーラン・ルージュ」でも使われてる、かの有名な"Diamonds are a girl's best
friend"をマリリンモンローが歌う
この歌が象徴するように、金持ち大好き女の話
だが、けして
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

2.5

紅白の綾瀬はるかは見てらんないけど、映画はグッド

なんだかんだ、ハッピーフライトとかおっぱいバレーのあたりから、綾瀬はるかの映画はだいたい映画館で観てる
ありていに言って、お気に入りだから
でもさす
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.5

これは警察官じゃなくて、もはや兵士でしょ。来たるべきロボット同士の戦争の予言の書のように思えた。


現代の戦争は、国家間の争いよりも対テロ戦の要素が大きくなっているという。核の戦略的有効性は低下。
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

繊細で壊れそうな青春時代が詰まっている

大人になれば、周囲との違和感をよくあることと整理したり、こともなげに苦手な人と一緒に仕事ができたりする
それは何かを諦めたり割りきったりした後のことであって、
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